ファイル‐ノート:Mozilla Thunderbird Win Ja.png

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スクリーンショットそのもののライセンスについては議論の余地がありそうですが、このThunderbirdのロゴならびに画像のライセンスについて、[1]によるとMozilla.orgの採用するトリプルライセンスによる発行のようで、そのトリプルライセンスにGFDLは含まれていないようです。--Gleam 2005年1月3日 (月) 11:52 (UTC)[返信]

すみません、よく調べずに投稿してしまいました。商標権が絡んできそうな気がしたのですがMozilla Firefoxと同じで許容されるかと思ったのですがその考えが甘かったようですこれ以降気をつけます。--Akira710 2005年1月3日 (月) 12:41 (UTC)[返信]
Firefoxのほうにも画像があるとは知りませんで、私のほうこそ不徹底な処理でした。申し訳ありません。日本語版においては日本の著作権法とGFDLの兼ね合いから、商標権を主張しうる画像については掲載しない方向でコンセンサスが図られています(成文化が滞っているのですが…)。そちらについても削除依頼の処理を致しますが、異論の余地があるかもしれませんので削除依頼の推移を見て頂ければと思います。--Gleam 2005年1月4日 (火) 14:37 (UTC)[返信]

削除依頼の方に出ていたので見てみました。

Gleamさんの挙げたFAQページによればロゴの著作物としての改変などは認められていないようです。(商標が果たす役割は同業他社との差別化や自社ブランドの確立などですから、自由な改変を許さないという方針になっているのは不思議ではないと思いますが。)ウィキペディア日本語版では今のところGFDLかパブリックドメインの画像を受け付けていて、クリエイティブコモンズの一部のもの(改変や商業利用ができるもの)を同じく導入しようか、と言う議論がありますが、改変ができないとなると、ちょっと今の日本語版のポリシーにはそぐわないような印象を持ちました。

配布、提示については、商標ポリシーには抵触しないと考えることもできそうです(Kzhrさんの挙げられたリンクから)。そうすると、ロゴについては、一定の範囲内で利用している分には問題がないけれども、改変や利用の分野によって問題が起きることもある、ということになると思いました。

それからもうひとつは、画面の構成(レイアウト)は、通常著作物になっているような気がします。ただ、この画像を見てみて、そこに何か感情や思想の表現があるか、というと、多少のデザイン的な側面を除くとどうもよくわかりませんでした。

また、もしもソフトウェアがいわゆる「応用美術の著作物」と呼ばれるようなものであれば、その外観については意匠としてのみ保護されたり、意匠権と著作権と両方が認められたり、ということがあるようで、一般に著作権が認められにくいような印象があるのですが、そこもよくわかりません。

その疑問をとりあえずおいておいて、スクリーンショットについてどういうライセンスが考えられるか、というのをない知恵を絞って考えてみました。

ソースコードを見ないと憶測になってしまうことは避けられないのですが、恐らくはいろいろな断片的な画像を組み合わせて表示する(例えば個々のアイコンはそれぞれ別々のファイルとして存在している)、という形になっていて、その断片の中には著作物と呼べるものもあるかも知れず、また組み合わせ方に創作性があれば編集著作物と呼べるものがになっているかも知れないととりあえず考えました。

この著作物としてのスクリーンショットは、上記のトリプルライセンスの対象になっているのか、それとも他のライセンスがあるのか、あるいは特に規定がないのか、と考えてみたのですがよくわかりませんでした。ただ、エンドユーザ向けのライセンスには改変が許可されていませんからウィキペディアの方針とはズレると思いました。ディベロッパー向けのライセンスやGPLの場合にはソースコードを一緒に配布しないといけないようなのですが、そういう条件が画像一枚にも適用されるのだとしたら、日本語版でそれを実施するのは難しいだろうと感じました。

ただ、唯一、アイコンなどもソースコードの一部であると考えるとしたら、ソースコードの一部を取り出して、それらを任意のやりかたで組み合わせて提供する分には実際ソースコードの配布になっているので構わない、という感じもしました。これは典型的な意味でのソースコードというよりは画像データなわけで、こういう解釈が成り立つものなのかはかなり自信がないのですが。。

ただ、Mozillaのサイトでは、商標となっているロゴについては、それはソースコードの一部ではない、という解釈が述べられていて、それはFSFのGPLについての解釈とも矛盾しないものだと説明されています。ということは、アイコンなどの画像が同じようにソースコードの一部でない、ということがありうるかどうかというのも気になるところです。

関連の議論として、次のようなものがあります。

http://commons.wikimedia.org/wiki/Commons:Deletion_requests#Image:Firefox1.png

以上を総合すると、

  • おそらく商標となっているロゴの利用許諾はウィキペディアの方針と合わないので削除した方がよい、
  • 但し、ウィキペディア上で提供している分には、違法とまでは言えないかも知れない、(但し現在のようにGFDLで提供するのは問題がありそう)
  • 他の点についてはわからないことが多い。

というあたりで、残念ですが削除が適切かなという印象を持ちました。

Tomos 2005年1月17日 (月) 15:44 (UTC)[返信]

Tomosさん、commonsでの大変参考になる調査活動、大変ありがとうございます(そこまで考えが至りませんでした)。例えスクリーンショットがGPLでライセンスされると解釈されても、GPLとGFDLの整合性という別のやっかいな問題が残るわけですが、やはり削除が適切かという風に私も思いますので、再度削除依頼に議論を戻したいと思います。--Gleam 2005年1月18日 (火) 03:16 (UTC)[返信]