「フランス語から日本語への借用」の版間の差分

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2004年10月16日 (土) 07:30時点における版

日本語におけるフランス語由来の外来語は、芸術服飾料理製菓哲学の分野に多い。近年、英語由来の外来語に押され消えていく語(例:仏語「アベック」→英語「カップル」)がある一方、雑誌などでは、多くの日本語話者にとって意味の分かる英語ではなく、なじみの薄いフランス語を使用して新鮮なイメージを持たせようとする傾向(例:「とらばーゆ」「ヴァンサンカン」)が見られ、これらが外来語として定着することもある。


事例

芸術

  • オブジェ (objet)
の意。
  • デッサン (dessin)

服飾

料理・食品

製菓

  • クレープ (crêpe)
  • シュークリーム (choux à la crème)
フランス語のシュー(choux)と英語のクリーム(creme)を合成した日本語独自の造語。

哲学

  • レゾンデートル (raison d'être)

その他

  • アベック (avec)
原義は英語の with に相当。
  • アンケート (enquête)
  • サボタージュ (sabotage)
日本語ではサボるという動詞としても使用される。


関連項目