オクシュンテース
オクシュンテース（古希: Οξύντης, Oxyntēs）は、ギリシア神話の人物である。長音を省略してオクシュンテスとも表記される。アテーナイの王デーモポーンの息子で[1]、テーセウスの孫にあたる。アペイダース[2]、テューモイテースの父[1][3]。息子たちはそれぞれアテーナイの王位を継いだ。ただし庶子であったテューモイテースは兄アペイダースを殺し、王権を簒奪した[2][4]。
脚注[編集]
- ^ a b “ツェツェース『キリアデス』1巻181行-182行”. Theoi Project. 2022年3月10日閲覧。
- ^ a b “デーモーン断片1（アテナイオス、3巻17による引用）”. Barbaroi!. 2022年3月10日閲覧。
- ^ パウサニアース、2巻18・9。
- ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』p.82a。