カミツキレイニー

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カミツキレイニー
kamitsuki rainy
ペンネーム カミツキレイニー
誕生 ????6月10日
日本の旗 日本沖縄県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2011年 -
ジャンル ライトノベル
ファンタジー
代表作こうして彼は屋上を燃やすことにした
『憂鬱なヴィランズ』
主な受賞歴 小学館ライトノベル大賞(2011年)
デビュー作こうして彼は屋上を燃やすことにした
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カミツキレイニー(kamitsuki rainy)は、日本小説家である。沖縄県出身[1][2]

経歴[編集]

アマチュア時代の2009年、「スーツケースの君の声」が第143回Cobalt短編小説新人賞に入選(「入選」が第一席)[1]、同作が『コバルト』2010年1月号に掲載。また「ファーザータイム」が2009年の第13回フェリシモ文学賞で佳作となり、『第13回フェリシモ文学賞作品集 冷と温』(フェリシモ出版、2010年6月発行)に収録された。2011年、『こうして彼は屋上を燃やすことにした』で小学館ライトノベル大賞で大賞を受賞し[3]、同作で作家デビューした[4][5]。同作は2012年のラノベ好き書店員大賞で9位にランクインした[6][7]

20歳まで里見城市で育つ[1]。学生時代にヒーローショーのアルバイトをしたことから舞台演出に熱中し、物語製作のために上京、東京の映画専門学校に通った[2]。卒業後は映像会社に就職したが一ヶ月で辞職[2]。その後は自主制作映画を撮影するため漫画喫茶でアルバイトをしながらシナリオを著していたが、金欠で映画の撮影が困難となったため、次第に小説執筆に活動が移っていった[2]

作品[編集]

単著[編集]

小学館 ガガガ文庫より刊行
早川書房 ハヤカワ文庫JAより刊行
KADOKAWA 角川スニーカー文庫より刊行
  • 『かりゆしブルー・ブルー』(イラスト:白狼、2017年6月
  • 『それでも異能兵器はラブコメがしたい』(イラスト:切符2018年4月、既刊1巻)

アンソロジー収録[編集]

  • ALTDEUS:Beyond Chronos Decoding the Erudite(2021年2月 ハヤカワ文庫JA)「JULIE in the Dark」

ゲーム[編集]

  • ALTDEUS: Beyond Chronos(2020年) - シナリオ[8]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『黒豚姫の神隠し』著者プロフィール。
  2. ^ a b c d 独占インタビュー「ラノベの素」 カミツキレイニー先生『魔女と猟犬』”. ラノベニュースオンライン. 2024年1月26日閲覧。
  3. ^ 小学館::ガガガ文庫:小学館ライトノベル大賞”. gagagabunko.jp. 2021年7月12日閲覧。
  4. ^ 『初版グリム童話』より怖い『憂鬱なヴィランズ』のエグすぎる中身”. ダ・ヴィンチニュース. 2021年7月12日閲覧。
  5. ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “カミツキレイニー|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2021年7月12日閲覧。
  6. ^ 「ラノベ好き書店員大賞」結果発表”. ラノベニュースオンライン. 2024年1月26日閲覧。
  7. ^ 第6回小学館ライトノベル大賞 優秀賞作家がデビュー”. ダ・ヴィンチニュース. 2021年7月12日閲覧。
  8. ^ スタッフ|スタッフ&キャスト”. ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウス: ビヨンドクロノス). 2020年7月24日閲覧。

外部リンク[編集]