サンサンオアシスキュイーンVer.

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サンサンオアシスキュイーンVer.』は、2010年パイオニアが開発・販売した完全告知型の5号機。『スペシャルオアシス』の後継機であり、沖スロサンサンハナハナ-30』の兄弟機となっている。⌀25メダルを使用する沖スロタイプ。保通協における型式名は「オアシスE」。

概要[編集]

告知は、パイオニア沖スロ(タイプ)の伝統でリールパネル上部左右にある「ハイビスカス」ランプが点灯・点滅すればボーナス確定となる。点灯・点滅には多彩なバリエーションがあり、通常時と異なる光り方でビッグボーナスが確定し、兄弟機である『サンサンハナハナ-30』の同様、多彩な点滅するパターンがある。ビッグは2枚掛け、レギュラーは1枚掛けとなり、ビッグは345枚を越える払い出し(純増最大312枚)、レギュラーは119枚を越える払い出し(一度だけ14枚役のスイカを揃えれば純増最大125枚)で終了する。

なお、5号機ハナハナシリーズ同様、スペシャルオアシスまではビッグボーナス及びレギュラーボーナスはそれぞれ1種類だったが、本機から4号機オアシスで採用されていた緑7が復活し、ビッグ・レギュラーが1種類ずつ増え、それぞれのBGMが採用されている。ただし、フラグは共通のため、ビッグ・レギュラーともどちらの図柄でも揃えることが可能。本機の最大の特徴として、これまで他メーカーや、ホールでの後付けで採用されていた、沖スロとしてはライバルとなるオリンピアのパトライトシリーズの告知音「キュイン」を採用した。

また、ハナハナシリーズとの大きな違いの一つとして、告知タイミングがあり、成立ゲームレバーオン時が40 %、第3停止時が30 %、次ゲームレバーオン時が30 %となっており、リーチ目を見られる機会が多いことと、小役とボーナスの重複当選を採用している。

告知演出[編集]

本機でのボーナス確定告知は、歴代機同様、基本的にリールパネル上左右にある「ハイビスカス」ランプ点滅・点灯によって行われる。通常点滅以外はビッグボーナス確定となる。また、ハイビスカスランプ点滅・点灯時には必ずキュイキュイキュインという告知音が発生する。

ボーナス確率[編集]

設定 BIG確率 REG確率 合成確率 機械割
1 1/297 1/496 1/186 97 %
2 1/287 1/464 1/177 99 %
3 1/276 1/434 1/168 101 %
4 1/265 1/399 1/159 104 %
5 1/253 1/370 1/150 107 %
6 1/240 1/344 1/141 110 %

※各数値はメーカー発表値。

外部リンク[編集]