ザ・バンチ

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ザ・バンチ
The Bunch
ジャンル フォーク・ロック、ブリティッシュ・フォーク・ロック
活動期間 1971年後半 - 1972年前半
レーベル アイランド (英国)
A&M (米国)
共同作業者 フェアポート・コンヴェンションフォザリンゲイスティーライ・スパンアヴェレイジ・ホワイト・バンド
旧メンバー サンディ・デニー
リンダ・ピータース
トレヴァー・ルーカス
リチャード・トンプソン
イアン・ホワイトマン
トニー・コックス
パット・ドナルドソン
アシュリー・ハッチングス
ジェリー・コンウェイ
デイヴ・マタックス
ロジャー・ボール
モリー・ダンカン
マイケル・ベリー
マイク・ローゼン[1]

ザ・バンチThe Bunch)は、1971年に彼らの1枚だけのアルバム『ロック・オン』を録音するために結成されたブリティッシュ・フォーク・ロック・バンド。[1]

編成[編集]

ザ・バンチはトレヴァー・ルーカスがこの前に在籍していたフォザリンゲイが解散した翌年の1971年にルーカスによって結成された。ルーカスはパット・ドナルドソン、ジェリー・コンウェイ、自身のガールフレンドのサンディ・デニーという3人の元フォザリンゲイのメンバーを引き入れた。デニーは自身の初ソロ・アルバム『海と私のねじれたキャンドル』をリリースしたばかりだった。デニーおよびトニー・コックスと共演していたイアン・ホワイトマンはピアノ担当として引き込まれた。ギターのリチャード・トンプソンが合流し、彼のガールフレンドであり、デニーの友人でもあるリンダ・ピータースがボーカルで参加した。ルーカスはダンディー・ホーンズ(ロジャー・ボール、モリー・ダンカン、マイク・ローゼン)を雇い、さらに元フェアポート・コンヴェンションのメンバーであるアシュリー・ハッチングスデイヴ・マタックスが合流した。[1]

アルバム[編集]

ザ・バンチはチャック・ベリーハンク・ウィリアムスおよびクリケッツといったアーティストの1950年代のロックンロールカントリーの楽曲を録音した。デニー、ピータースおよびトンプソンがアルバムのほとんどのリード・ボーカルとバッキング・ボーカルを担当し、パット・ドナルドソンもバッキング・ボーカルを担当した。1曲でアシュリー・ハッチングスが、2曲でトレヴァー・ルーカスがリード・ボーカルを担当している。演奏はトンプソン(ギター)、ルーカス(ギター)、ドナルドソン(ベース)、コックス(ピアノ)、ホワイトマン(ピアノ)、マタックス(ドラムス、コンガ)、コンウェイ(ドラムス)およびダンディ・ホーンズ(管楽器)によって提供された。アルバムのレコーディングは1971年終盤に始まり、1972年初頭に完了して1972年4月にリリースされた。[1]

解散[編集]

アルバムのリリース後にダンディー・ホーンズはグループを去り、アヴェレイジ・ホワイト・バンドを結成した。デニーも自身のソロ活動の継続のために脱退し、1972年のアルバム『サンディ』をレコーディングした。トンプソンは自身の初ソロ・アルバム『ヘンリー・ザ・ヒューマン・フライ』を録音し、ピーターズと結婚した。翌年、トンプソンはデュオ、リチャード&リンダ・トンプソンを結成した。マタックスはフェアポート・コンヴェンションに再加入し、翌年にはルーカスも合流した。

メンバー[編集]

ダンディー・ホーンズ
  • ロジャー・ボール - アルト・サックス、バリトン・サックス、サックス、ピアノ
  • モリー・ダンカン - サックス
  • マイク・ローゼン - トランペット

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

シングル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g Strong, Martin C. (2000). The Great Rock Discography (5th ed.). Edinburgh: Mojo Books. p. 333. ISBN 1-84195-017-3