スターと飛び出せ歌合戦

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スターと飛び出せ歌合戦
ジャンル 歌謡番組
出演者 トニー谷
製作
制作 読売テレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
月曜ゴールデンタイム時代
放送期間1968年4月1日 - 1969年12月29日
放送時間月曜 19:30 - 20:00
放送分30分
火曜ゴールデンタイム時代
放送期間1970年1月6日 - 1970年6月30日
放送時間火曜 19:30 - 20:00
放送分30分
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スターと飛び出せ歌合戦』(スターととびだせうたがっせん)は、1968年4月1日から1970年6月30日まで日本テレビ系列で放送されていた読売テレビ製作の歌謡番組である。

概要[編集]

前番組『アベック歌合戦』をリニューアルした視聴者参加型の歌謡番組で、同様に日本各地の公会堂で公開放送を行っていた。また、引き続きトニー谷が司会を務めていた。

前番組との相違点としては、芸能人とそのファンがペアを組んで参加していたという点が挙げられる。また、ステージへの入場も、ステージ中央に設置された滑り台から入場する方式に変更されたが、歌に入る前のトニーとの「あなたのお名前なんてぇの」という問答は引き続き行われていた。

『アベック歌合戦』よりもカラー化は早く、放送開始から4か月あまり後の1968年8月12日放送分をもってカラー化。以後は『アベック歌合戦』のように不定期にカラー放送するのではなく、最終回までカラー放送を続けた。

当初はエヴェレストヂャー(ナショナル魔法瓶工業)とノーシン(荒川長太郎合名会社=現・アラクス)の提供で放送されていたが、1969年10月以降はエヴェレストヂャーの単独提供で放送されていた。

放送時間[編集]

いずれも日本標準時

  • 月曜 19:30 - 20:00 (1968年4月1日 - 1969年12月29日)
  • 火曜 19:30 - 20:00 (1970年1月6日 - 1970年6月30日)

ネット局[編集]

特筆の無い限り全て同時ネット。

最終回[編集]

最終回の収録は、大阪府の堺市民会館で行われた。美川憲一青空千夜・一夜古都清乃らがゲスト出演し、司会のトニーは『アベック歌合戦』の初回で着ていた燕尾服を着て登場した。そして番組の収録後には、読売テレビから約8年間の労いとしてヨーロッパ旅行を贈られた。

この時にトニーは「もう、テレビではソロバンは使わない」と宣言し、レギュラー審査員の一人の川上のぼるにソロバンとソロバンの芸を譲ったが、その後もトニーはテレビに出るたびにソロバン芸をしていたので意味を成さなかった。

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 『北日本新聞』1969年2月10日付朝刊、テレビ欄。

関連項目[編集]

日本テレビ系列 月曜19:30枠
【1969年10月からエヴェレストヂャー単独提供枠】
前番組 番組名 次番組
アベック歌合戦
(1966年4月 - 1968年3月)
スターと飛び出せ歌合戦
(1968年4月1日 - 1969年12月29日)
サンテ全日本歌謡選手権
(1970年1月5日 - 1972年12月)
日本テレビ系列 火曜19:30枠
【本番組からエヴェレストヂャー単独提供枠】
スターびっくり箱
(1969年8月12日 - 1969年12月30日)
スターと飛び出せ歌合戦
(1970年1月6日 - 1970年6月30日)
やまかんヒット大賞
(1970年7月7日 - 1970年11月10日)