セガ・システム1

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System 1/System 2は、セガ(後のセガ フェイブ)が1983年に開発したアーケードゲーム基板

概要[編集]

8ビットCPUを使用したセガ最初期のシステム基盤。コアランド(後のバンプレスト)製作のゲームが数多くリリースされた。後にセガ・マークIIIを開発する際にスペックを決める上でのベースとなっている[1]

仕様[編集]

システム1と2の差異はVRAM容量と基盤の枚数(システム2はROMボードが別になる)で、その他は共通。

  • メインCPU: Zilog Z80 @ 4MHz
  • サウンドCPU: Zilog Z80 @ 4MHz
  • RAM: メイン4KB + サウンド2KB
  • 音源チップ: SN76496 @ 4MHz + SN76496 @ 2MHz
  • 解像度: 256×224ドット
  • 発色数: 2048/4096色
  • スプライト: 8×8~256×224ドット。画面内に最大128個、ライン毎に32個まで表示可。ハードウェアによる衝突判定機能あり。
  • スクロール画面: 1面
  • 固定画面: 1面

主なタイトル[編集]

システム1専用タイトル
システム1用とシステム2用が混在するタイトル
システム2専用タイトル
  • ヘビーメタル
  • シューティングマスター
  • 119(製作:コアランド)
  • 戦略GAME ボピープ(製作:コアランド)
  • ブレイン(製作:コアランド)
  • ウォーボール
  • 時の戦士
  • ワンダーボーイ モンスターランド(製作:ウエストン
  • 脱子ちゃん雀荘(製作:ホワイトボード)
  • UFO戦士ようこちゃん(製作:ビック東海)

脚注[編集]