ダンジョンの中のひと
ダンジョンの中のひと | |
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ジャンル | ファンタジー |
漫画 | |
作者 | 双見酔 |
出版社 | 双葉社 |
掲載サイト | webアクション |
レーベル | アクションコミックス |
発表期間 | 2020年6月19日[1] - |
巻数 | 既刊4巻(2023年8月現在) |
アニメ | |
原作 | 双見酔 |
監督 | 山井紗也香 |
シリーズ構成 | 竹内利光 |
キャラクターデザイン | 中山裕美 |
アニメーション制作 | OLM |
製作 | 製作委員会の中のひと |
放送局 | 未発表 |
放送期間 | 2024年7月 - |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『ダンジョンの中のひと』(ダンジョンのなかのひと、英語: Dungeon People)は、双見酔による日本の漫画作品。『webアクション』(双葉社)にて、2020年6月19日より連載中[1]。
本作は、冒険者クレイが、ダンジョンの管理人であるベルと出会い、共同でダンジョンを管理する様子を描いたファンタジー漫画である[2]。
登場人物[編集]
声の項はテレビアニメ版 / 単行本発売記念PVの声優。1人のみの場合はアニメ版の声優を示す。
主要人物[編集]
- クレイ
- 声 - 千本木彩花[3] / 内田愛美[4]
- 本作の主人公[5]。アントムルグのシーフギルドに登録している探索者でシーフ。物語冒頭では8階踏破であったが、現在は10階まで踏破(ただ、冒険者ギルドには未登録のため非公式記録)。アントムルグのダンジョンと探索中に、ダンジョンの管理人であるベルに勧誘されてダンジョン内で仕事をしている(ベルに負けてテイムされダンジョンの管理を手伝うようになったとダンジョン内では噂になっている)。ダンジョン内のモンスターからの二つ名は『友達が居ないさん』。
- ベイルヘイラ・ラングダス
- 声 - 鈴代紗弓[3] / 花守ゆみり[4]
- アントムルグのダンジョンの管理者。通称は「ベル」。
- ダンジョンを作った先代より引き継ぎ、クレイが来るまで一人で管理をしていた。10階のフロアガーディアンでありラスボス。作中での強さは底知れない。
- ダンジョン内の違反者を取り締まる時は「処刑人」という形で黒いゴスロリ調の衣装で探索者の前に現れる。
- ランガド
- アントムルグのダンジョンで鍛冶師として働くドワーフ。低層階の担当と宝箱やアイテムの管理、製作をしている。ダンジョン製武器・防具の製作者で、腕前は国宝レベルやそれ以上の武器や防具を製作するほど。ベルの付き添いでクレイが国王と面会した際に偽名としてランガドの名前を使ったため、国王はランガドの事をクレイだと思っている。
アントムルグのダンジョン[編集]
モンスター従業員[編集]
- ピンキー
- 5階を担当するケット・シー。おしゃべりで忘れっぽくうるさい。クレイがダンジョンで働き始めた初日にモンスターたちとの顔合わせの時、ピンキーが「風切りの娘」と言った事により行方不明になった父のその後を知るきっかけとなった。
- クライッツェ
- 7階を担当する死霊。眷属のスケルトンを連れて徘徊している。
- シブレク
- 7階担当。クレイのダンジョンの従業員としての役職に不満を持っており、闘技場で模擬戦をするも敗北。
- シールドムルグ
- 9階を担当するハイゴブリン三兄弟の長男で、クレイからはヒョロゴブリンと命名された。三兄弟でフロアを徘徊している。クレイの9階初探索時に瞬殺され、三兄弟でダンジョン従業員用の闘技場で再戦するも敗北。
- バンデグ
- 9階を担当するハイゴブリン三兄弟の次男で、クレイからはマッチョゴブリンと命名された。三兄弟でフロアを徘徊している。
- ボンドグ
- 9階を担当するハイゴブリン三兄弟の三男で、クレイからはマッチョゴブリンと命名された。三兄弟でフロアを徘徊している。
- ギゲン
- 9階担当。シブレクに誘われ後衛としてクレイとの模擬戦に参加するも敗北。
- サンマルハチ
- 9階担当。シブレクに誘われ後衛としてクレイとの模擬戦に参加するも敗北。
- ベッコモ
- 9階を担当するミノタウロス。ベッコモが投げた斧がダンジョンの壁を壊した事で、クレイがダンジョンで働くきっかけとなった。
- レイルモンド
- 10階を担当するドラゴン。ハイゴブリン三兄弟と闘技場で模擬戦後、クレイに挑むも引き分け。
- テルル
- 10階を担当するサイクロプス。魔界では研究者をやっているようで、他のモンスターからは「先生」と呼ばれている。
- バラヤムン
- ダンジョンで働くコウモリで、分離体をダンジョン中に配置している。
- ザンガドンド
- 岩ガメ。甲羅の清掃を見返りとして、ランガドが作る武器・武具の製作に使うマナクト鉱石を定期的に提供している。
アントムルグの探索者[編集]
探索者パーティー『氷狼の牙』[編集]
- フェン
- 『氷狼の牙』のリーダーである剣士で、仲間たちを連れてアントムルグに来た。
- ラッタ
- 『氷狼の牙』に所属するシーフ。
- ハーマイン
- 『氷狼の牙』に所属する魔法使い。
- ガイアム
- 『氷狼の牙』に所属する大剣使い。
- アンテ
- 『氷狼の牙』に所属する僧侶。
仲間殺し[編集]
- ヒルクマスト
- 長髪の剣士。シーフギルド未登録者でこのパーティーのリーダー格。ベルに殺された後、ダンジョン内のアンデットとなる。
- ブッグス
- ツンツンの格闘家。シーフギルド未登録者で仲間殺しを目的でパーティーを組んでいる。クレイに殺された後、ダンジョン内のアンデットとなる。
- アトト
- 坊主の魔法使い。シーフギルド未登録者で仲間殺しを目的でパーティーを組んでいる。ベルに殺された。
パーティー・ライオット[編集]
- ライオット
- 剣士。パーティーリーダー。
- シーフ
- 弓使い
- 僧侶
他の探索者[編集]
- ミリエレント
- 女性の僧侶。メイスを武器に使う。メンバー募集をしていたパーティーに加入するも、仲間殺しパーティーで犠牲になるところだった。
その他[編集]
- レンヒリンジ
- アントムルグのシーフギルドのギルドマスター。本家シーフギルドの元暗殺者。
- フーリン
- ギルドマスター補佐。
- ブランス
- クレイの養父。クレイの師匠でもあり、シーフとの技術を教えた。物語の3年前にアントムルグのダンジョンに探索へ行って以来行方不明。ダンジョン内のモンスターからの二つ名は『風切り』。
- 冒険者ギルドのギルドマスター
- アントムルグ支部のギルドマスター。本家シーフギルドの元暗殺者で、ナンバー2。レンヒリンジとは裏で繋がっているようで、情報共有や鍛錬をする仲。
- レンカラ
- アントムルグにある隠れ家的な道具屋の女店主。ベルの異質さを見抜いたり、変装したクレイを見抜くなど洞察力に優れている。クレイを気にかけている。
- ルグランド・ハイム・ジャスレイド
- アントムルグのある国の若き国王。最近王位を継いだ事により、アントムルグのダンジョンの契約更新のためにベルとクレイに会う。
- ヘイム
- 国王の執事で騎士団員より強い。
- レステンス
- 王国騎士団随一の槍使い。アントムルグのダンジョンの契約更新時の挑戦権に参加した。
- アルグレド
- 王国騎士団の剣士。冒険者上がり。
書誌情報[編集]
- 双見酔 『ダンジョンの中のひと』 双葉社〈アクションコミックス〉、既刊4巻(2023年8月17日現在)
- 2021年2月18日発売[6]、ISBN 978-4-575-85547-0
- 2021年12月16日発売[7]、ISBN 978-4-575-85669-9
- 2022年11月16日発売[8]、ISBN 978-4-575-85778-8
- 2023年8月17日発売[9]、ISBN 978-4-575-85876-1
テレビアニメ[編集]
この節には放送または配信開始前の番組に関する記述があります。 |
2024年7月より放送予定[3]。
スタッフ[編集]
- 原作 - 双見酔[3]
- 監督 - 山井紗也香[3]
- シリーズ構成 - 竹内利光[3]
- キャラクターデザイン - 中山裕美[3]
- アニメーション制作 - OLM[3]
- 製作 - 製作委員会の中のひと[3]
脚注[編集]
注釈[編集]
出典[編集]
- ^ a b “ダンジョンの中のひと 1”. webアクション. 双葉社. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “双見酔「ダンジョンの中のひと」アニメ化!ダンジョン管理のお仕事を描くファンタジー”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年8月17日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “アニメ「ダンジョンの中のひと」放送は7月 クレイ役に千本木彩花、ベル役に鈴代紗弓”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月1日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ a b “花守ゆみりと内田愛美からコメント到着『ダンジョンの中のひと』第1巻発売記念PVが公開”. SPICE (2021年2月18日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ “「まほいい」の双見酔が描く迷宮の裏側、新連載「ダンジョンの中のひと」”. コミックナタリー. ナターシャ (2020年6月20日). 2024年3月3日閲覧。
- ^ “ダンジョンの中のひと 1”. 双葉社. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “ダンジョンの中のひと 2”. 双葉社. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “ダンジョンの中のひと 3”. 双葉社. 2024年3月3日閲覧。
- ^ “ダンジョンの中のひと 4”. 双葉社. 2024年3月3日閲覧。
外部リンク[編集]
- TVアニメ『ダンジョンの中のひと』公式サイト
- TVアニメ『ダンジョンの中のひと』公式 (@dungeon_people) - X(旧Twitter)