トマス・バトラー (第6代準男爵)
第6代準男爵サー・トマス・バトラー（英語: Sir Thomas Butler, 6th Baronet、1735年 – 1772年10月7日[1]）は、アイルランド王国の政治家。1761年から1768年までと1771年から1772年までの2度にわたってアイルランド庶民院議員を務めた[1]。
生涯[編集]
第5代準男爵サー・リチャード・バトラーと妻ヘンリエッタ（Henrietta、旧姓パーシー（Percy）、1794年1月14日没、ヘンリー・パーシーの娘）の息子として[2]、1735年に生まれた[1]。
1761年から1768年までカーロウ・カウンティ選挙区の、1771年から1772年までポータリントン選挙区の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]。
1771年11月25日に父が死去すると[3]、準男爵位を継承したが、自身も1年後の1772年10月7日に死去、11歳の息子リチャードが準男爵位を継承した[2]。
家族[編集]
1759年6月19日、ドロシア・ベイリー（Dorothea Bayly、1743年ごろ – 1824年、聖職者エドワード・ベイリーの娘）と結婚[2]、4男4女をもうけた[4]。
- リチャード（1761年7月14日 – 1817年1月16日） - 第7代準男爵
出典[編集]
- ^ a b c d "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800: Thomas Butler". Ulster Historical Foundation (英語). 2021年1月15日閲覧。
- ^ a b c Cokayne, George Edward, ed. (1902). The Complete Baronetage (1625–1649) (英語). Vol. 2. Exeter: William Pollard & Co. pp. 258–259.
- ^ "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800: Richard Butler". Ulster Historical Foundation (英語). 2021年1月15日閲覧。
- ^ Burke, Sir Bernard (1885). A Genealogical and Heraldic Dictionary of the Peerage and Baronetage (英語) (47th ed.). London: Harrison and Sons. p. 208.
| アイルランド議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 サー・リチャード・バトラー準男爵 ロバート・バートン |
庶民院議員（カーロウ・カウンティ選挙区選出） 1761年 – 1768年 同職：ベンジャミン・バートン 1761年 – 1767年 ジョン・ハイド 1767年 – 1768年 |
次代 ビーチャム・バッグナル ウィリアム・ヘンリー・バートン |
| 先代 ウィリアム・ヘンリー・ドーソン ロジャー・パーマー |
庶民院議員（ポータリントン選挙区選出） 1771年 – 1772年 同職：ロジャー・パーマー |
次代 ジョセフ・ドーソン ロジャー・パーマー |
| アイルランドの準男爵 | ||
| 先代 リチャード・バトラー |
（クログレナンの）準男爵 1771年 – 1772年 |
次代 リチャード・バトラー |