ノート:バカヤロー解散

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すいません、質疑応答の出典はどちらでしょうか。0null0 01:09 2004年2月28日 (UTC)

from Opponent

正式な典拠を求めるとすれば衆議院予算委員会議録にするべきでしょうけれど、発言中にでてくる肝心の単語は取り消されたため、抹消されています。質疑応答ではなく、西村榮一議員(委員会理事)の発言番号267の発言中に、吉田総理の不規則発言(つまり野次)が問題になったわけですね。

典拠よりも、むしろ発言の要旨であったことを記事中に明記すべきかと思いましたけれども……。「答弁いたしたいのであります」→「御答弁いたしたのであります」(発言番号266/333)も意味が違っていますし。

国会会議録検索システムの詳細検索で、会議指定→【国会回次: 15回から15回まで(期間指定)、衆議院(院名)、予算委員会(会議名)、31号から31号まで(号数)】→検索→検索結果一覧表示→予算委員会で出てきます。

「第十五回国会衆議院予算委員会議録第三十一号 昭和二十八年二月二十八日」

[発言番号263/333]○西村(榮)委員 時間もございませんから、その程度にして、調査の結果わが国の法規、日本の利益になるような御回答を煩わしたいということをここに希望して次の質問に移ります。  過日総理大臣が国際情勢は今楽観すべき状態にあるという施政演説をなさつたのであります。私はこの政治感覚をほんとうに日本の施政の上に適用されるかどうかということを考えますと、これは明確にしておかなければならぬと思うのでありますが、総理大臣が過日の施政演説で述べられました国際情勢は楽観すべきであるという根拠は一体どこにお求めになりましたか。

[発言番号264/333]○吉田国務大臣 私は国際情勢は楽観すべしと述べたのではなくして、戦争の危険が遠ざかりつつあるということをイギリスの総理大臣、あるいはアイゼンハウアー大統領自身も言われたと思いますが、英米の首脳者が言われておるから、私もそう信じたのであります。これは最も戦争か平和かという衝に当つておる当局者の言うことであつて、相当な根拠があつて言つておることであろうと考えましたがゆえに、戦争の危険は遠のきつつある。こう私は信ずる。こう申し上げたのであります。

[発言番号265/333]○西村(榮)委員 私は日本国総理大臣に国際情勢の見通しを承つておる。イギリス総理大臣の翻訳を承つておるのではない。あなたの国際情勢を楽観すべきであるという根拠は、イギリス総理大臣チャーチルの演説においてとられたというのであります。アイゼンハウアー元帥は就任以来楽観説を言つておりません。同時にアイゼンハウアー元帥が大統領に就任いたしまして以来、公式声明は国際情勢の緊迫を力説しておるのであります。同時にアイゼンハウアー元帥が当選して就任いたしまして以来、チャーチルの言動はかわつて参りました。チャーチルはアイゼンハウアーが大統領に就任いたしまして以来、国際関係は楽観すべきであるということはどこにも言つておりません。同時に私はここに問題になるのは、なるぼどヨーロツパの情勢は楽観すべく、一応の危機は緩和したかもしれません。しかしながらその危機の険悪な焦点は朝鮮に移つて来て、世界の危機は朝鮮にその焦点がしぼられて来ておる。そこで私は大臣にお尋ねしたいのであります。イギリスの総理大臣の楽観論あるいは外国の総理大臣の楽観論ではなしに、ヨーロッパは緩和したが、朝鮮の問題を中心にいたしまして、風雲は極東に移りつつあるということをすなおに考えて、これに対して日本国家としては一体どうするのであるかということを、一九五三年の初頭に際して、日本の総理大臣に日本国民は問わんとしておるのであります。私は現国際情勢というものをすなおにごらんになつて、しかもわが隣国朝鮮に国際危機の焦点が移つておる、その中に立つて一体われわれはどうするのだということを、日本の総理大臣に国民が問おうとしておるのでありますから、私はこれに対して、やはり日本の総理大臣としての国際情勢の見通しとその対策をお述べになることが当然ではないか、こう思うのであります。

[発言番号266/333]○吉田国務大臣 ただいまの私の答弁は、日本の総理大臣として御答弁いたしたのであります。私は確信するのであります。

[発言番号267/333]○西村(榮)委員 総理大臣は興奮しない方がよろしい。別に興奮する必要はないじやないか。(吉田国務大臣――なことを言うな」と呼ぶ)何が――だ。(吉田国務大臣「――じやないか」と呼ぶ)質問しているのに何が――だ。君の言うことが――だ。国際情勢の見通しについて、イギリス、チャーチルの言説を引用しないで、翻訳した言葉を述べずに、日本の総理大臣として答弁しなさいということが何が――だ。答弁できないのか、君は……。(吉田国務大臣「―――――」と呼ぶ)何が―――――だ。―――――とは何事だ。これを取消さない限りは、私はお聞きしない。議員をつかまえて、国民の代表をつかまえて、―――――とは何事だ。取消しなさい。私はきようは静かに言説を聞いている。何を私の言うことに興奮する必要がある。

[発言番号268/333]○吉田国務大臣 ……私の言葉は不穏当でありましたから、はつきり取消します。

[発言番号269/333]○西村(榮)委員 年七十過ぎて、一国の総理大臣たるものが取消された上からは、私は追究しません。しかしながら意見が対立したからというて、議員を―――――とか、――だとか議員の発言に対して――だとか―――――とかと言うことは、東條内閣以上のフアツシヨ的思想があるからだ。静かに答弁しなさい。  私が今ここにお伺いしておることは、その険悪なる国際情勢に際会して、現内閣は中立放棄の宣言を、岡崎外務大臣が施政演説の中に述べられたのであります。私はイデオロギーとして、今日は共産主義か自由民主主義かの中にあつて中立はあり得ないということは了承します。しかしながら、政治的に中立を放棄するということにつきましては、日本国民としては重大な問題になつて来ている。そこで私は総理大臣にお伺いしなければならぬことは、一体何がゆえに唐突として内閣の施政演説の中に政治的中立放棄の宣言をしなければならなかつたか、この理由を承りたい。

【以下省略】
- Opponent 04:20 2004年3月5日 (UTC)

詳細な情報、ありがとうございました。0null0 06:17 2004年3月5日 (UTC)

引用の是非は置いても、少々冗長すぎるのではないでしょうか??? 例えば、西村(榮)委員が・・・について重ねて質問したのに対し、「バカヤロウ」と返したことが問題となり・・・といった記述で十分だと思います。後は「衆議院予算委員会議録」のリンクを示し、会議録中で「―――――」の箇所が「バカヤロウ」である旨を記述してはいかがでしょうか? --忠太 2005年4月30日 (土) 04:54 (UTC)[返信]

お詫び
書きかけのまま投稿してしまいました。すみません。一旦取り消しました。--219.33.32.74 2013年3月2日 (土) 20:06 (UTC)[返信]


「バカヤローの日」について[編集]

バカヤローの日(バカヤローと叫んでも良い)についての出典はなんでしょうか。ネットでざっと検索した限り、Wikipediaおよびその引用以外でも伝聞体で記述したものしかみあたりません。どのような人物/団体が、いつ、どのような媒体を通じて呼びかけた(制定した)ものであるのか、記述された方ないしご存じの方、補足していただけないでしょうか。そういった出典がないのであれば、掲載すべきではないでしょう。--222.13.35.36 2007年4月29日 (日) 13:47 (UTC)[返信]