ノート:バンコマイシン耐性腸球菌

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

VREではセフェムが効果がないとの記述がありましたが、もともと通常の腸球菌にセフェムは効果がありません。また、VREではアミノグリコシドが効果がないとの記述がありましたが、アミノグリコシドは確かに腸球菌感染症に使われますが、アンピシリンとのシナジー効果を期待した場合に限られます。したがってアンピシリンに耐性であることを書く必要があります。VREについてはアンピシリンが効果がないということもきわめて重要な特徴です。腸球菌が敗血症を起こしやすいことを考えると、最強の殺菌力をもつペニシリン系が使えないのは痛いのです。クロラムフェニコールが効果があるということも欧米では言われているようですが、日本では厳しいでしょう。そういえば通常の腸球菌には効果があるがVREに効果がないくすりで重要なカルバペネムを忘れていましたので書いておきます。もともと腸球菌に効果がある薬って少ないのです。特にフェシウムは、VREでなくても厳しいです。--BAZIAN 2006年9月1日 (金) 06:15 (UTC)[返信]