ノート:メガトンをメガワットに計画

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記事名につきまして[編集]

現在の記事名は「メガトンをメガワットに計画」ですが、この名称で検索してヒットする資料はほとんどなく、本記事内で参考文献として挙げられている広島大学 友次晋介氏の「ロシア解体核兵器の「平和利用」:「メガトンからメガワット計画」再訪」においては「メガトンからメガワット計画」という表記になっています。

この名称で検索すると、他に 原子力産業新聞 2007年4月26日 第2377号「メガトンからメガワット計画」 米ロ 6割まで完了 という記事がヒットします[1]

また、日本機械工業連合会 平成18年度 国際的制度調和に向けた 安全保障貿易管理制度の比較・分析報告書 (ロシア連邦及びその周辺国における 輸出管理法制度調査研究編) という文書においては、「メガトンからメガワット」計画、という表記が用いられています[2]

これらを踏まえると、「メガトンからメガワット計画」のほうが記事名として自然ではないか、というようにも思います、いかがなものでしょうか?--Brakeet会話2023年6月4日 (日) 15:08 (UTC)[返信]

まず前提として、"Megattons to Megawatts" に定訳がありません。訳例を列挙します:
この中で私が「メガトンをメガワットに計画」を選んだ理由は「訳語としての無理の少なさ」です。"Megattons to Megawatts" が "Swords to Plowshares" と関連性を持つと考えられている語であることは原子力規制委員会のブログ記事を根拠として本文にも記述しておきましたが、"Swords to Plowshares" は「剣を鋤に」という訳が定着していますので、この形に合わせて「メガトンをメガワットに」とするのは翻訳技術論に照らしてもっとも妥当であると判断しました。
他方、先例をふまえれば「メガトンからメガワット計画が自然」というBrakeetさんの指摘は妥当ですし記事名にかかる方針にも沿うものです。主題について友次晋介氏の紀要論文以上にまとまった日本語文献を私は知りませんので、十分な権威性をもつのは疑いのないところであり、実際、当初はこれを記事名を選択するつもりでした。ただ、権威性という視点で記事名を選ぶと、文科省などが使用している「メガトン・メガワット」が最有力候補という主張ができるのが非常に頭の痛いところでした。この訳語は原語から単純に情報量が減っただけのものですので翻訳屋としては採用したくありません。さらにいえば、これはアメリカ=ロシアの関係をトピックとする記事ですので、米政府機関の外苑にあるアメリカン・センターが発する「メガトンからメガワットへ」にもある程度の権威を認めざるをえないでしょう。権威性に基づいて記事名を決めようとするとなんらかの主観が入り込みますので、いっそ翻訳技術としての論点をもって根拠とすべきと割り切らせていただきました。--枯葉会話2023年6月5日 (月) 13:53 (UTC)[返信]
お世話になっております。ご丁寧に説明をいただきありがとうございます、「剣を鋤に」との対比であるという件、承知いたしました、ありがとうございます。--Brakeet会話2023年6月6日 (火) 12:20 (UTC)[返信]
  1. ^ https://www.jaif.or.jp/news_db/data/2007/0426-3-3.html
  2. ^ http://www.jmf.or.jp/japanese/houkokusho/kensaku/pdf/2007/18sentan_02_2.pdf