ノート:ロッキートビバッタ

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外部リンク修正[編集]

編集者の皆さんこんにちは、

ロッキートビバッタ」上の2個の外部リンクを修正しました。今回の編集の確認にご協力お願いします。もし何か疑問点がある場合、もしくはリンクや記事をボットの処理対象から外す必要がある場合は、こちらのFAQをご覧ください。以下の通り編集しました。

編集の確認が終わりましたら、下記のテンプレートの指示にしたがってURLの問題を修正してください。

ありがとうございました。—InternetArchiveBot (バグを報告する) 2017年9月22日 (金) 13:01 (UTC)[返信]

履歴不継承による版指定削除[編集]

  • 質問 2019年6月にIPユーザさんによって加筆された1万バイト強 (編集4回分のまとめ差分) ですが、残念ながら、英語版からの履歴不継承の状態です。たとえば<ref name=HistoryNet>...で記述された出典の書き方などは、accessdateが2015年になっていてコピペしてるので、履歴不継承はほぼ確実です (このIPユーザさんが英語版の筆者でない限り)。さらにこのIPユーザさん以降、@YockeyTさん@Tiuさんが修正をかけているため、履歴継承情報の補遺も行えません。そのため、加筆内容を除去のうえ、版指定削除依頼をかけようと思っています。しかし、英語版のどの版を使用したのか確定できないため、履歴継承を要約欄に記入代行した上で、除去内容を復帰させることができません。おそらく英語版の現時点最新版である17:47, 30 December 2018‎(UTC)だと推測されるのですが、これを私が勝手に版指定してしまっていいものなのか、判断がつきません。このIPユーザさんはロッキートビバッタ以降、一切編集しておらず (投稿履歴)、会話ページにご連絡しても、たぶんコンタクトは難しいと思われます。どうしたら良いでしょうか? 版指定削除の手続きにお詳しい方がいらしたら、ご助言お願いします。--ProfessorPine会話2019年8月20日 (火) 12:47 (UTC)[返信]
  • 情報 念のためIPユーザさんの会話ページにも本件をお伝えし、継承した版をご連絡頂けるようお願いしておきました。一定期間お待ちして返信がない場合は、やむを得ず加筆内容を除去の上、版指定削除に回そうと思います。--ProfessorPine会話2019年8月31日 (土) 10:34 (UTC)[返信]

出典補強と学名の検証お願い[編集]

先ほど英語版からの翻訳に加え、Webで公開されている出典文献の中身を読んだ上で加筆しました (編集差分)。しかしながらそもそも英語版に未だ出典不足が残っておりましたので、該当箇所には{{要出典}}を付け加えました。また、Infoboxの学名には{{要検証}}を貼っています。Infobox上では、Walshが1866年に命名したとなっています。しかし本文中では、「Caloptenus spretusと命名したのはMr. Uhlerである」とWalshが1866年の論文で言及しているに留まっています。さらに、このCaloptenus spretusを正式に命名したのはMr. UhlerではなくThomasだと自身が主張しています。そして、標本を大量検証した結果、バッタの分類体系を大幅に見直したのがScudderであり、ScudderがMelanoplus spretusと命名したようです。一応、文献の中身を私も読みまして、英語版の記述が正しいことを私自身もダブルチェックしてあります。

今後ですが、どなたか生物にお詳しい方で検証して頂き、要出典の箇所については出典を補強して頂くか、または記述自体を除去するかご判断頂ければと思います。学名については、一定期間お待ちした上でご異論がなければ、Walsh 1866を修正しようと思います。その他お気づきの点などありましたら、コメントないし直接修正よろしくお願いします。--ProfessorPine会話2019年11月11日 (月) 05:54 (UTC)[返信]

ProfessorPineさん、翻訳お疲れ様でした。削除依頼の時から気にかけていましたが、これでこの記事の見通しが随分明るくなったと思います、ありがとうございます。詳しく読む時間がなかなか取れないので、ひとまず学名についてだけコメントさせていただきます。結論としてはInfoboxの通り、Melanoplus spretus Walsh 1866 のままで大丈夫だと思います。それは、記事の記載自体からもなんとか推測できることですが、この論文の導入部で、ロッキートビバッタの学名をめぐる混乱が説明されているので、それも参考にしました。ちなみに私は分類学者ではないので、(大筋は合っていると思いますが)以下の記述には間違いが含まれているかもしれません... より専門の方による修正を歓迎します。
本題ですが、まず、ここでいう"describe"とは、分類学の用語の「記載」、つまり新種の特徴を論文として公表して名前を正式につける手続きのことです(訳を修正した方が良いと思います)。学名の著者になるには論文を公表することが必要なので、「Mr. Uhlerはdescribeをしていなかった」からにはUhlerは(例え名前を考案していたとしても)それを出版していないので、学名の著者にはなり得ません。ThomasもUhlerより前に名前をつけたと主張していますが、その命名に対応する公表された出版物がないですし、その事を言ったのもWalshの論文より後になってからですので、この主張は認められていないようです。結局、有効な学名として認められるのは最古の出版物で公表されたものなので、1866年に発表されたCaloptenus spretusがそれにあたり、著者はその原稿を書いたWalshになります。
その後ScudderがMelanoplus spretusという学名をつけたとありますが、これはCaloptenus spretusという種の、の分類を見直しただけで(Caloptenus 属からMelanoplus 属に移動)、種としての実体は変わりません。したがって、学名の著者もWalshで変わらないことになると思います。--YockeyT会話2019年11月11日 (月) 09:05 (UTC)[返信]
  • @YockeyTさん、早速フォローアップありがとうございます。英語版を訳していて、あれおかしいなと思う箇所がいくつかあったので、これを機に英語版がおかしい部分があれば修正をかけたいと思っています。そのため、正しい解説を補足して下さる方がいれば、(YockeyTに限らず広く) 是非ご助言頂きたく。
Infoboxについてですが、本文中に出典付きで説明がないならば、Infobox内に出典が必要だと認識しています。で、英語版をそのまま移入してくると、本文中では "Walsh does not provide a description of the species, except for female wing length, as well as some aspects of biology, ecology, and control." と書かれています。つまり、Walshは学名の命名者だと言えるような記載をしていないようにも読めてしまいます。で、本当に殆どDescribeしていないのか気になったので、1866年のWalsh論文を読んでみました。原本のGoogle Booksがかすれ気味なのですが、これを私のサンドボックスに転記してありますので、ご覧いただけますでしょうか。一応、個体の全長、翅の長さなどが書かれています。なので、英語版をそのまま訳してくると独自研究になってしまいそうだったので、"Walsh does not provide a description of the species, except..." の部分はいったん訳さずに除去しています。この私の判断は適切でしょうか?
続いて、YockeyTさんが新たにお示し下さった1996年のSutton他の論文全体を読むと、このように書いているようです。私の以下の読解は正しいでしょうか?
  1. 1865年のThomas論文にて、Thomasは「Caloptenus spretusという名前はUhlerが使っているが、Unpublishedだ」と書いてあります。これが正しければ生物学上の「記載」の要件に合致しないのでUhlerにCreditはできないことになります。
  2. さらに1865年のThomas論文にて、「Acridium spretisとThomasが命名した」とあり、1873年のThomas論文ではこの名前を「A. spretumの名前で発表した (placed)」と書かれています。
  3. 同じ1865年のThomas論文にて、「A. spretumの異名がCaloptenus spretusであり、この異名はUhlerにCreditされる」とThomas自身が述べています。
  4. ところが後の研究者たち (複数形だが誰かは不明) は、「C. spretusは1866年のWalsh論文で使われているので、WalshにCreditされる」と見なしています。
  5. 1875年にRiley (チャールズ・バレンタイン・ライリー) 論文にて、「Caloptenus atlantisとRileyが命名した種がある」と書かれています。これは1875年当初、ロッキートビバッタのC. spretusとは別の種類だと考えられていたが、のちに1877年のPackard論文にて、M. spretusの成虫前なだけであり、実は同じ種だったとPackardは結論付けています。
  6. 20世紀に入ってもだれが命名者なのかの解釈が迷走しており、「M. sanguinipes群生相相変異したのがM. spretusだ」と主張する学者が3名現れました。1933年のFaure論文、1947年のBrett論文、1953年のGurney論文です。
  7. しかしながら、1959年にGurneyとBrooksの共著論文にて、「M. spretusは独立した種である」(つまりM. sanguinipesの相変異ではない) と言及し、Gurneyは前言撤回しています。
  8. 1989年のLockwood論文にて、Lockwoodは1959年のGurney & Brooksの見解を支持しています。
  9. 命名手続 (nomenclature) でも混乱を極めていて、1917年のHebard他論文上では、Saussureが命名したM. mexicanusM. sanguinipesと混同されていました。さらに、(発表年不明ですが) Walker論文でもこの混同が踏襲されてしまい、M. mexicanusの異名として、M. bilituraturをWalkerが命名したようです。
  10. その後、この混同問題は部分的にはGurneyによって軌道修正されたようです。GurneyはコペンハーゲンでM. sanguinipes (F.) (FはFabrician typeの意) を発見しており、1962年のGurney論文にてM. sanguinipesの命名手続上の(混乱) 経緯を要約して発表しています。
  11. グラスホッパー氷河が減少する (recede) = 溶け出すことで、氷河内に堆積していた標本を収集することができるようになりました (recentlyと書いてあるので、溶け出したのはたぶん1980年代)。1990年、1991年a、1992年のLockwood他論文によると、この標本を比較検証した結果、M. sanguinipesM. spretusが実は同種ではないかという可能性を示唆しています。
  12. グラスホッパー氷河以外に溶け出して標本が収集できたのは、The Wind River Glaciers (ワイオミング州のFremont Co.にある) などの複数箇所だと報告されています。また、Knife Point Glacierでも見つかっています。これらをLockwood他が研究して、1991年bおよび1994年の論文で結果発表しています。
  13. 1996年のSutton他の論文では、氷河から収集した標本には、オスの生殖器が含まれていることはほとんどない (rarely preserved) ので、Melanoplus属の調査に使いたいのにーー、と期待を込めながら仮説検証している最中のようです。(以上、1996年のSutton他論文の1ページ目末まで)
もしこれらの読解・要約が正しければ、導入節の{{要出典}}箇所は、1996年Sutton他論文を出典にして部分的に書き直そうと思います。また、迷走する命名問題の本文節も、Sutton他論文で加筆修正できそうな気がします。--ProfessorPine会話2019年11月11日 (月) 11:06 (UTC)[返信]
  • @ProfessorPineさんWalshの論文、読みました。英語版の言うように本当に簡潔な記載ですね。正確には分類学者の仕事の範疇なので私には判断しかねるのですが、少なくとも他種との識別点は一応挙げているようですし、それをもってSutton他など後年の論文がWalshの学名を採用し命名者として認めているのだと思います。英語版の文章は「一応記載しているけど、情報は不十分」(古い年代に記載された種では割とよくあることだと思います)というニュアンスで読めば間違いとは言えないと思いますが、非専門家が読んだときに誤解を招くようであれば除去してしまっても良いと思います。Sutton他論文の要約については、時間が取れ次第確認させていただきます。とりいそぎ。--YockeyT会話2019年11月11日 (月) 11:53 (UTC)[返信]
Sutton論文のまとめについて読ませていただきました、以下、コメントです。
1., 2., 3. はずいぶん複雑ですよね。少しだけ誤訳っぽいところがあったので、この際と思ってSutton論文では引用されていない1878 Thomasの論文も合わせて時系列順にまとめてみました。
1865 Thomas: Acridium spretisという学名を初めて使う。「Uhlerのunpublished manuscriptに基づく」との記述
1866 Walsh: Caloptenus spretusという学名を初めて使う。やはり、「Uhlerの命名に基づく」との記述。
1873 Thomas: 「Acridium spretum Thomas(*(注)1865年の論文のA. spretisを指しているものと思います、後述のGurneyとBrooksの論文にはAcridium spretumにわざわざ「原文ママ」という付記があります)という学名を、Caloptenus spretus Uhlerのシノニム(同じ種を指している)とする(= place in synonymy with...)」との記述。
1878 Thomas: 「Caloptenus spretusは(1865年の)『イリノイ州農業白書』で自分が記載したもので、命名権は自分にある」と主張。
→現在の研究者: Walshの記載が最古の有効な記載(実際調べてみると、ここ数十年に出版された論文はどれもWalshをクレジットしています)
1865年のThomas論文が有効な記載として認められていない理由は、GurneyとBrooksの論文の55ページによくまとまっていました。詳細はご覧いただければと思いますが、1865年の論文の記載は不十分で、かつ、タイプ標本も定かでないこと、そして当初のThomasの認識していたspretisにはMelanoplus bilituratusという別種も含まれていたと考えられることなどが理由です。
5. Dwarf formは成虫前というよりは、矮小型、つまりM. spretusの小型個体に過ぎないという事だと思います。
6. Taxonomic statusというのは、「誰が命名者か」、というよりは、「どの種を独立種として(1つのタクソンとして)認めるか」、という事だと思います。
9.と10.の解釈は正しいと思いますが、M. sanguinipes("アカアシトビバッタ")という別のタクソンについての話なので、本記事には載せなくていいと思います。
他は大丈夫だと思います。専門外のトピックにも関わらず、丁寧にまとめてくださり本当にありがとうございます。以上、ご確認よろしくお願いします。--YockeyT会話2019年11月15日 (金) 05:26 (UTC)[返信]
  • @YockeyTさん: 追加出典にもあたって頂きありがとうございます。命名・分類の経緯については、あまり書きすぎると全体バランスが崩れるので、註釈に一部は格下げした上で加筆しようかなと思っています。YockeyTさんから頂いた情報に加え、私の方では合衆国昆虫学委員会英語版 (アメリカ合衆国内務省の組織の一部) が発行した『白書』をもう少し読んでからまとめて加筆しようと思っています。第2版 (1878 - 1879) は大発生後のレポートなので、詳しく書いてありそうです。被害状況を表す全米の地図なども載っているようなので、キャプチャーしてCommonsにアップロードしようかと思っています (政府著作物なので著作権法的にOK)。別件対応もあって17日 (日) 中には終わらなさそうなので、修正には少し日数を頂く見通しです。ご了承下さい。
  • 残る課題は、導入節の要出典箇所ですね。「北米には主要なトビバッタは現存しない」とか「高地バッタが1930年代に蝗害を引き起こした」云々は、英語版の執筆者に出典を要請しておこうかと思います。で、ノート上で返信が返ってくるまでの間は、日本語版の導入節からはいったん除去する暫定対応をとっておこうと思っています。--ProfessorPine会話2019年11月16日 (土) 03:06 (UTC)[返信]

報告 先ほど加筆修正の作業を終えました (編集差分)。YockeyTさんからご指摘頂いた点 (誤認・誤訳含む) は反映したつもりですが、もし不備あれば直接記事に手を入れて頂ければ幸いです。なお、1点だけ要出典が残っている箇所があります。Infoboxのシノニムなのですが、英語版だとPezotettix spretus Stall, 1878年と書かれていますが、Stallのフルネームが分からず、またPezotettixで検索しても有意な情報が見つけられませんでした。もし出典が分かれば追記をお願いします。

今回加筆修正した内容については、あとで英語版のノートの方に情報を共有しておこうと思います。--ProfessorPine会話2019年11月20日 (水) 07:52 (UTC)[返信]

 追記 遅くなりましたが、en: Talk:Rocky_Mountain_locust#Clarification_needed にて英語版の出典調査依頼を出しておきました。英語版の記事側にも{{Citation needed}}などの警告テンプレを挿入しています (編集差分) ので、対応してくれる人が現れるのを待とうと思います。--ProfessorPine会話2019年11月29日 (金) 12:21 (UTC)[返信]