ノート:ヴァルター・シェレンベルク

俗説なのでしょうか？

かつてココ･シャネルと愛人関係であり彼の葬儀費用を彼女が捻出しているという話や、秘密裏にユダヤ人の出国に便宜を図っていたという話は、やはり俗説の域を出ないのでしょうか？Nubolari 2006年10月1日 (日) 09:14 (UTC)

A: シャネルとの愛人関係については疑問が残りますが(シャネルはディアギレフ氏の葬儀費用も支払っています)、シェレンベルクの息子は認めていたそうです(戦争末期当時そういうことがわかる年齢ではなかったので疑問あり)。 ユダヤ人の出国の便宜を図ったかに関しては事実ありですが、戦争末期のことなので、上司に当たるカルテンブルンナーらによって度々阻止され、成功したのは一部です。 F.Suzuyama 2007年7月15日 (日) 07:06　(UTC)

アンナ・マリア・ジークムント著『ナチスの女たち 第三帝国への飛翔』（東洋書林）ISBN 978-4887217621 にココ・シャネルとシェレンベルクの愛人関係についての記述があったのでそれをソースに本文に掲載しました。--Omaemona1982 2010年1月9日 (土) 01:23 (UTC)

A:シャネルとパリで愛人関係にあったのは、スパッツことハンス・フォン・ディンクラージです。彼は情報部とも関係があったので、いわばシェレンベルクは彼の上司という立場でした。シャネルがシェレンベルクと実際に会ったのは、ボンネット作戦絡みでベルリンを訪問した数日間(戦後、釈放されてからスイスにて再会)。この数日間に何があったかは不明ですが、シャネルは彼に好印象を持ったようです。これについては、昨年再版されたエドモンド・シャルル・ルーの『ココ・アヴァン・シャネル 下―愛とファッションの革命児』(ハヤカワ文庫 NF 351)に記述があります。--F.Suzuyama 2010年2月9日 (火) 19:14 (UTC)