ノート:善鸞

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

「善鸞義絶事件」について[編集]

◆親鸞晩年に起こった「善鸞義絶事件」について考えてみたい。かつて『義絶状』は偽物で「事件」そのものが無かったとする議論もあった。しかし大正九年(1920)高田・顕智直筆の書写『善鸞義絶状』が世に出て以来、現在では「事件」の存在はほぼ定説となっている。

◆この『義絶状』の〈ヨニアリケルヲ マヽハヽノアマノイ井マトワセリトイフコト アサマシキソラコトナリ〉をめぐって二つの解釈がある。

㋑「世にりけるを 継母の尼の言い惑わせりと云うこと浅ましき虚言なり」と読んで〈(実母恵信尼は)生きているのに「(自分の実母は既に死んでおり、今の母恵信尼は)継母の尼」(善鸞が関東の同行を)云い惑わしている、そのことは嘆かわしい虚言である〉と解釈する。―親鸞の妻一人説―

㋺「世にりけるを 継母の尼の言い惑わせりと云うこと浅ましき虚言なり」と読んで〈(父親鸞は叡山or吉水で)「時めいていたのに、継母の尼(親鸞を)言い惑わした(ため山を降りたor流罪にあった)」と、云うことは嘆かわしい虚言である〉と解釈する。―親鸞の妻二人説―

現在〝通説〟とされているのは㋑の解釈である。なぜなら「親鸞の妻は恵信尼一人」とするので、善鸞は必然的に実子とならざるを得ないからである。けれども㋺の解釈のように「親鸞の妻は二人」を採れば、「後妻恵信尼は善鸞の継母」と素直に読める。    

◆筆者は親鸞が善鸞を義絶したのは、《鎌倉にて(面授・直伝・血筋などにより自分が正統であることを)訴えた》からである、と推測している。なぜなら、それこそ善鸞が常陸、下野の人々やハヽノアマ(=義母たる恵信尼)に言いふらしている「不思議の虚言〈=慈信一人に夜親鸞が教えたるなりと、人に慈信房まふされて候〉&〈第十八の本願をば、しぼめるはなにたとえて、人ごとにみなすてまゐらせたり〉」たる具体的行動かつ賢善精進的内実である、と思うからである。 ◆筆者は「玉日」(=かりに玉日姫でなくても、少なくとも善鸞の実母実在説を支持する。その方が『善鸞義絶状』の内容が矛盾なく説明できるからである。かくして再確認したい。親鸞の妻は二人(恵信尼は後妻)だと。Wikipedia「親鸞」のノート参照 及び『中外日報』平成24年10月18日付筆者投稿記事参照--大塚芳明会話2015年1月11日 (日) 07:12 (UTC)大塚芳明[返信]

コメント
大塚芳明さんが投稿した『中外日報』の記事は出典としては個人による主観的な投稿記事であり、Wikipediaでは検証可能性を満たしているとはいえないため問題があります。(内容については、中立的な観点から否定も肯定もしません。)
持論をWikipediaに掲載したいのであれば、大塚芳明さんの投稿を出典として第三者が執筆した2次資料を明示する。もしくは自身の所属する宗教団体の出版部から発行されるなどして検証可能性を満たし独自の研究ではないことを証明する必要があります。
くどいようですが、大塚芳明さんが所属する宗教団体での講義や『中外日報』に掲載された投稿記事では、Wikipediaでは検証可能性を満たしているとはいえないません。
Wikipediaを編集するにあたってWikipedia:ウィキペディアは何ではないかWikipedia:独自研究は載せないWikipedia:中立的な観点Wikipedia:検証可能性についてご理解頂きたく存じます。--Resto1578会話2015年1月11日 (日) 19:52 (UTC)[返信]
コメント 大塚芳明です。Wikipediaに不慣れで失礼しました。「編集」で削除された内容を「ノート」書き込むのは構わないのでしょうか?。--大塚芳明会話2015年1月12日 (月) 00:15 (UTC)大塚芳明[返信]
コメント
記事から除去された内容を、記事用のノートページに書き込むのは記事用のノートページの目的外利用です。
ノートページの使い方についてはHelp:ノートページ#記事ページをお読みください。
ウィキペディアは百科事典であり、演説をする場所ではありません。一般に、記事のテーマについての自説や個人的感想を述べるため「だけ」にノートページを利用することは歓迎されていません。」。--Resto1578会話2015年1月12日 (月) 02:13 (UTC)[返信]

「マヽハヽノアマノイ井マトワセリ」の訳について[編集]

◆『善鸞義絶状』に「マヽハヽノアマイ井マトワセリ」とあります。この「」は格助詞であるので、「継母の尼言い惑わせり」と訳すべきだと思うのですが、どなたかお教え頂けないでしょうか。

◆ちなみに〝善鸞は恵信尼の実子〟とする研究者は「(善鸞が実母である恵信尼を)継母の尼言い惑わせり」と訳していますが、文法的に可能でしょうか?。できれば国語学者の方のアドバイスを望みます。--大塚芳明会話2015年1月12日 (月) 07:43 (UTC)大塚芳明[返信]