ノート:性分化疾患

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編集歴[編集]

用語の改定に至った理由および履歴を付け加え。2009年10月27日現在において、米Wikipediaの「論争」部分は、大幅な削除も行われており、事実を提示。引用・参考文献は後日含めます。以降、性分化疾患の分類などを付け加え予定。--DB CATCTCHES IN THE RYE 2009年10月27日 (火) 15:47 (UTC)[返信]

大幅な加筆をありがとうございます。後日引用・参考文献を含めてくださるとのことなのでまずはそれを待ちたいと思いますが、中立的な観点から申しますとISNAの見解のみを強調し出典の確保されているOIIの見解を除去する編集には妥当性を見出し難いので(中立性の観点から両論を併記してありました)、よほどの理由が提示されない限りOIIの見解部分は復帰させて頂きますことをご承知置き下さい。--Igitur 2009年10月27日 (火) 15:57 (UTC)[返信]

最初に了承を得るべきところ、先に加筆させていただきました。以降は、性分化疾患の分類など、医学的な所をじっくり加筆できればと思います。中立的な観点についてですが、現在の所明確にどこの団体とは指示されていませんが(と言っても歴史の闇に消えそうですが)、本文に書いた通りの状況が起こっており(信頼できるペーパーはあります。近いうちに提示します。示唆に留まっていますが。)、米Wikiでも編集が混迷しているようです。このような状況においては、今回の編集のような書き方がぎりぎりだと思います。ただ、明確に患者会である事が確認できる所で、別の文脈からの用語変更を求める動きはありますので、とりあえず近日中にまずはその加筆から始めようと思いますが、いかがでしょうか?その他、ご意見いただければ、励みになり、参考になります。よろしくお願いします。そのまえに完全にスペルミスのIDから変更しようと思いますが。--DB CATCTCHES IN THE RYE 2009年10月27日 (火) 17:51 (UTC)[返信]

加筆が落ち着いているようなので、再加筆・修正を行わせて頂きました。
「米Wikiでも編集が混迷しているようです」:確かにenwiki(英語wikipediaであって合衆国Wikipediaではありません)の翻訳から始まった記事ですが、原則としてWikipedia上の他の記事は「参考」にはなっても「出典」にはできません。私にも書き換えられるのですから! その上でですが、現在の英語版の「Controversy」節がほぼ空白なのは揉めて削除が行われた結果ではなく(そもそもノートでの議論もほとんどありません)、最初から出典のみを付けた加筆待ちのスタブで、日本版の「論争」節の加筆はIgiturが出典を基に行いました。さらに、英語版には反対派であるOIIの側の出典しかなかったのですが、それでは中立性に欠くと考え推進派のISNAの見解も探し出して加筆を行ったのが以前の日本語版記事です(ISNAの見解は推進派医師と全く同じなのであまり書くことがなかったのも事実ですが)。
さて「事実を提示」とのことですが、(特にWikipediaでは)「事実」は「真実」とは異なるものです(「Wikipedia:信頼できる情報源」を参照)。客観的な外部の目から見れば、賛成している団体があるという事実があり、反対している団体もあるという事実があるだけです。どちらか一方だけが事実というものではありません。「このような状況においては」、どちらか一方だけが事実であるとする=「真実」を書こうとするのではなく、出典が確保できる限りにおいて色を付けずに公平に事実を併記して、判断は読者に委ねれば良いのです。私は別に特定の立場を推進したい訳ではなく、逆に記事が特定の立場に立つことを避けています。「Wikipedia:中立的な観点#ひとつの帰結:敵のために書く」や「Wikipedia:検証可能性#歴史家タキトゥスのすすめ」(「歴史の闇」?)が良い参考になるかもしれません。
平たく言えば、「これが事実である」と言ってもう一方の立場の記述(事実)を出典ごと削除するというやり方は許容されないということです。そうする代わりに、新たな事実=反証や傍証を付け加えることで記事全体が成長し、客観的・中立的なものに近付きます。
以後の記事の発展のため、今回の加筆の要点をまとめておきます:
  • DB CATCTCHES IN THE RYEさんの加筆部分のうち、出典が特定できたものについては出典を付け加えました。出典不明のもののうち、そのままでは存置できないもの(「…は少数/多数である」の類)には「要出典」を付けさせて頂きました。
  • Wikify(キーワードのリンク化)やスタイルの事務的な修正を行いました。
  • 「医学界・当事者団体の尽力によって行われた」とありましたが、実際にはアメリカの一部の医師(特にDB CATCTCHES IN THE RYEさんも言及なさっておられたA.Dreger氏)とISNAによるDSDコンソーシアムが主導したもので、OIIのみならずIPDXも異議を唱えておりますので、医学界や当事者全体で決めたような印象を与える表現は改めさせて頂きました。
  • 「論争」節のISNAの翻訳引用部分は長すぎ(著作権の問題も出て来ます)、また演説調となっていたので、要点の抜き書きに改めました。
    • 「many adults born with intersex conditions reject the label "intersex,"」[1]を「インターセックスの状態を持って生れた成人の大多数は、「インターセックス」というラベリングを拒絶しています。」と訳されておられましたが、manyは「大多数」ではありません。「〜する人も多い」です。ISNAが「多い」と書いてもそれは多いことの出典にはなりませんが、それ以前にISNAも主張していないことを主張なさるのはまずいです。
  • 「論争」節は名前からして論争を生んでしまいそうなので「当事者団体の受け止め」節に改名し、中間的な立場を取っているIPDXの見解も付け加えて、ISNA・OII・IPDXの立場を併記するスタイルに再構成しました。団体は他にも無数にあり、何をもって記述すべき主要な団体と見做すかの問題は残りますが、立場はだいたいこの3者のどれかに集約されるものと予想します。
  • 「そのような批判運動の中には、性分化疾患の状態を持たずにインターセックスを自称する人々が多く含まれており、混迷を深めている。」:IPDXが言及していましたので出典を添えた上で、「批判運動は自称インターセックスが多い」という誘導になる形の記述は中立的ではない(これを言うためには相当強い出典が必要です)のでIPDXの主張の中に含める形にしました。より強力な第三者による出典があればこの限りではありません。
  • 「このような医学界・当事者団体への動きに対して、アメリカでは、これらの身体の状態について「障害(disorder)」との用語を用いるべきではないとする批判もある。」:医学界・当事者団体全体が主導したかのような記述に問題があるのは前述の通りですが、それ以外にも「アメリカでは」となっているのが気になりました。語の採用がアメリカ中心で行われたのに対し、OIIはどちらかと言えばアメリカ外の当事者団体です。
「別の文脈からの用語変更を求める動き」の加筆があるとのことで、大変期待致しております。ただ、それによって全体を1つのストーリーにまとめてしまい他を排除しようとするのではなく、併記されている中に付け加え、もしくは補強する形を取って頂けますことを中立性の観点から今一度お願い致します。「本文に書いた通りの状況が起こっており」とありますが、どのようなペーパーが出て来たところで、「この語に反発・困惑を覚える当事者が現にいる」という事実までは消せないのではないかと考えます。
DB CATCTCHES IN THE RYEさんは大変お詳しい方とお見受けし頼もしい限りですが、詳しいと逆に突き放して見ることが難しくなる部分もあるのかもしれません。特にこうした主観の交じる問題の場合、医師もまた当事者であり客観的な存在ではありません(A.Dreger医師の発言を「推進派医師はこう言っている」とは書けても「真実」として採用はできないでしょう)。また「当事者団体」と「当事者」ともイコールではありません。団体には偽当事者が多いという意味ではなく、全員が当事者だとしてもそれが当事者全体を代表するわけではないということです。全てを突き放して、「Aはああ言っている、Bはこう言っている」というスタンスを取ることが大事だと考えます。判定はウィキペディアンではなく、読者や未来の歴史家や時間そのものにお任せすれば良いのです。
当事者間で意見が分かれている事柄に対し一方の意見を出典ごと除去するという編集は看過できませんでしたので、中立的な観点の立場からいくつか異議を唱え修正させて頂きましたが(もちろん再々修正なさって良いのです!)、全体としてはこれまでこの概念が辿って来た経緯がはっきりと読者に伝わる素晴らしい加筆に感服致しておりまして、心から賞賛を送りたいと思っております。「性分化疾患の分類」もそうですが、「性分化疾患」の用語だけ先に決まって肝心の「新生児の性別判定をどうするか」が全く未定でこれからガイドラインを決めるという状態のようなので(性分化疾患:新生児男女判定にガイドライン 初の症例調査、小児内分泌学会が来月から(毎日新聞 ※記事削除済))、加筆発展の余地は大きくむしろこれからが本番だと思っております。無理に答えを出そうとしなくても、そうした方向の加筆が重ねられれば自然と見えてくるものがあるのではないかと期待します。語の受け入れとそれに伴う十二分な加筆が進めば、旧「論争」節はそのままでも過去の遺物のような部分になることでしょう。
「完全にスペルミスのIDから変更」:「Wikipedia:利用者名変更の方針」の「4.アカウント作成時のミスにより希望していた利用者名と違う利用者名になってしまった場合」に該当しますので問題なく変更できるかと思います。これだけの貢献をなさったのですから、将来履歴を確認する人のためにもアカウントは是非使い続けなさることをお勧めします。この記事に関しては本格的な執筆はDB CATCTCHES IN THE RYEさんにお任せして、私は記事が中立性の畑から落っこちないか見守るキャッッチャーでいたいと僭越ながら思っております。よろしくお願い致します。--Igitur 2009年11月5日 (木) 12:49 (UTC)[返信]