ノート:痛風

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「痛みの緩和」の章について 元記事執筆者です。いくつかコメントがあります。まず、章だてについて。もともと「治療」の章の中に痛みの緩和のための対症療法について書いてあります。痛みの緩和という別の章だてをするならそれらもうつしてください。私はそもそも別の章だてをする必要があるとは思いませんが。したがって民間療法についてもおおいに「治療」の中に書いていただきたいと思います。まったく問題ありません。日本の医学教科書だってそうしています。

ふたつめです。「患部を暖めることで疼痛を緩和することが出来る」ことの根拠をしめしてください。これ以外は「民間療法」と銘打っており根拠は必要ありませんが、これについては西洋医学的見解と誤解されてしまいます。根拠がなければ民間療法と明示するか、削除してください。ちなみに、西洋医学では冷やします。一般的に西洋医学では炎症部位は冷やします。打撲があればそこを冷やします。体熱感があれば体全体を冷やそうとしちゃうほどです。もちろん先祖代々やっていたからですけど、理由として温度が低いと好中球の遊走が制限されるということが試験管レベルで観察されています。当然痛風性関節炎では好中球が結晶をバクバク食べて、痛み物質をドコドコ出してしまうから痛いわけです。これに類する説明があれば構いません。・・・ここまで書いて思いついたことがあるのですが、もしかして足の関節は温度が低いから痛風が出来る、だから暖めるってやつのことですか??痛風発作中については尿酸結晶なんかもうどうでもよくって、炎症細胞がバンバンに暴れていてそれで痛いわけなんです。だから尿酸結晶のできやすさできにくさにかかわらず、痛みの原因である炎症をおさえるために冷やすのが西洋医学的視点ですが・・・痛風発作の間欠期、すなわち痛くないときに暖めるのは効果あるかもしれません。それについては否定しませんし、面い考え方だと思います。

みっつめです。その文章にひきつづいて民間療法についての記述があります。お茶などを飲むとよいとのことですが、これは高尿酸血症の治療についての記述であり痛風に関する記述とは言えません。たしかに民間療法と西洋医学で定義の異なる部分、重なる部分があり難しいのはわかりますが、実は高尿酸血症のページのほうに水分摂取の効果に関する記述があります。したがって二重の記述となっており混乱を招く可能性があります。もしかしたら痛風と高尿酸血症の二つのページをつくってしまったことが、あまりに西洋医学的観点で押しすぎなのかもしれません。そうだとしたらご指摘ください。まとめてみます。--BAZIAN 2004年10月17日 (日) 03:10 (UTC)[返信]

ちなみに老婆心ですが、利尿作用の強いお茶、コーヒーなどは場合によって脱水をおこし痛風の原因となることがあるのでやめたほうがいいですよ。また尿酸排泄ばかり考えていると尿管内に尿酸がたまり、尿路結石発作がおきて今度は腰がいたそうです。もちろん痛風はリウマチの痛みにさらに万力を一ひねりした痛みですが、尿路結石だって勝るとも劣らない。ここまでなら命に別状ありませんが、さらに腎臓に尿酸結晶がたまると間質性腎炎をおこし(痛風腎)、透析にいたる可能性だってあります。--BAZIAN 2004年10月17日 (日) 03:18 (UTC)[返信]

お手数掛けてすみません。民間療法関連を書き込んだ夜飛です。
西洋医学では炎症でも発熱でも熱を持っている患部を兎に角冷やすのですが、小生は小さい頃から痛風体質で、よく秋頃や冬場に寝ていて足を冷やしてしまった時などに、非常に痛くて眠れず、その都度泣きながら風呂を沸かして入ったりしていました。で、寝冷えして痛む所を温めると確かに痛みが引くんですが…どうも幼い頃に掛かった医者に教わった対症療法らしいです。後になって、家庭向けの医療書などを拾い読んで「ああ、こういう理屈か」と思った憶えがあります。ただ、どうも調べてみたら「普遍的な方法」と言う訳でも無さそうなので、「温める」に関しては削っておきます。
喫茶に関しては、民俗学的側面から見た近代ヨーロッパの喫茶習慣普及史がネタ元です。腎機能障害への影響までは考慮していませんでした。ご指摘感謝です。但し書きをつけておいた方が良さそうですね。
幾つかの「日常的な内容」の記事をリンクを辿りながら眺めていた際に、尿酸記事で見掛けた通風記事への(誤植)リンクを痛風へと直しついでに色々書き込んでしまいました。高尿酸血症の記事は、あのままでも、大変素晴らしい出来だと思いますし、あの形で(痛風記事と統合してしまわずに)残された方が良いかと思いますが、痛風自体が「比較的、日常的に聞く病名・症状」であるため、高尿酸血症記事の一部が痛風記事とかぶっていても、問題は無い…というか、むしろ痛風に関して詳しく知りたいという欲求があった際に、痛風記事は痛風記事で自己完結していた方が、読む側にとっても利便性が高いように思われます。
医療関係者の(非常に正確な医学的知識に裏付けられた)記事は、確かに素晴らしい物だとは思うのですが、如何せん専門分野っ気が強すぎて、一般的な感覚との乖離が激しい事もあるので、若干の茶目っ気(ヲイ)で、民俗学的な背景を加味してみたくて、(やや私的な経験を含む)内容を書いてみてしまいました。ただ現代医療との治療方針の差が出ると流石にマズいので、喫茶関連の部分は、あくまでも(但し書き付きで)民間療法に言及した歴史的な興味を書く程度に方向修正してみます。マズいと思われたら、ご注意頂けたら幸いです。
少々、門外漢が生意気な記述をしたようで、些か恐縮では在りますが、基本スタンスからして「日常に根ざした記事を書く」という小生故、ご容赦の程を…--夜飛 2004年10月17日 (日) 06:53 (UTC)[返信]
いえ、歴史のところの記述はとても面白かったですよ。お互いの相乗効果でいい記事を書ければいいなと思います。わたしも痛風という古くからある疾患について、とても面白い歴史を知っていますが、転載になってしまいなかなかかけません。膠原病学には転載ではないようなかたちに努力して、ある程度書いて見ています。暖かくすることがよいことであるというのは面白いですね。少し調べてみることにします。--BAZIAN 2004年10月17日 (日) 08:14 (UTC)[返信]

疫学の項目について[編集]

わたしが書いたところを書き換えられてしまいました。

まず、痛風のリスクについて、ビール>蒸留酒>ワインの順であると書いたところを、ただ単にプリン体含有率が違うだけというように書き直されており、発症リスクが異なるという記載が消されています。わたしがリスクが異なると書いたのは以下の文献によるものです。

Choi HK; Atkinson K; Karlson EW; Willett W; Curhan G. Alcohol intake and risk of incident gout in men: a prospective study. Lancet 2004 Apr 17;363(9417):1277-81.

次に、豆類は痛風のリスクを高めないと書いたところを、「さほど高めない」と直されています。わたしが「高めない」と断定的に書いたのは以下の文献によるものです。

Choi HK; Atkinson K; Karlson EW; Willett W; Curhan G. Purine-rich foods, dairy and protein intake, and the risk of gout in men. N Engl J Med 2004 Mar 11;350(11):1093-103.

というわけで、数万人規模の大規模コホートを12年もの長期間にわたって観察したものが、世界でもっとも信頼度の高いとされる臨床雑誌の双璧にそれぞれ掲載されており、その上これに対する反証となるべき臨床研究も今のところ報告されておりませんから、書き直されることは理由不明で納得できません。正直この分野に精通するものならだれもが知っている文献であって、書き直されたことは意外でした。日本人での研究ではないとでも言いたいのでしょうか。そんなことを言い始めたら、日本では医学についてほとんど何も書けません。元に戻させていただきます。

(感覚的には、「ワイン」や「豆」がまったく影響がないという記述に違和感を感じられているようで、おそらく臨床医の方が書き直されたのではと感じます。しかし、患者様もみられるこのような場において、観察結果は正直に伝えるべきで、パターナリスティックになんとなく恐怖感をうえつけるための種をまくべきではないと思います。)--BAZIAN 2006年9月11日 (月) 05:12 (UTC)[返信]

アルカリ食品[編集]

「また、アルカリ食品(カリウム、カルシウムを多く含む食品)をとることで、排出される尿をアルカリへ傾ければ、」という記述がありますが、「アルカリ(性)食品」という言葉と概念は今日では「似非科学」として広く認識されていますので、「カリウム、カルシウムを多く含む食品をとること」がよいことは真実であるとしても、別の表現が望ましいと思います。 --69.3.184.170 2007年4月17日 (火) 23:07 (UTC)[返信]

その真上にカルシウムを多く含む食品はよくないと(西洋医学と合致することが)書いてあるというのも面白いですね。幸いなことに酸性食品とアルカリ性食品というページに詳しくあるようなので、そちらへ誘導するような体裁にしてみますが、いかがでしょうか。--BAZIAN 2007年4月18日 (水) 16:16 (UTC)[返信]
(真上の文章の件)あれっ、カルシウムに肯定的な文章で、しかもこれは尿酸結石ではなくシュウ酸結石に関する記述ですね??--BAZIAN 2007年4月18日 (水) 16:29 (UTC)[返信]

隔世遺伝とか[編集]

「尿酸値の高い・低いは両親からの遺伝及び祖父母以前からの隔世遺伝によると考えられている。」という冒頭の文章をコメントアウトさせていただきました。まず第一に、そういうことは高尿酸血症のほうに書いてください。ここは痛風です。百科事典だからいいじゃないかということはないと私は思います。高尿酸血症と痛風をわけて考えることは患者様にとって最もメリットのあることです。第二に、「尿酸値は遺伝による」を冒頭に書くのは大きな誤解を招きます。一般的認識からいって、これはとりもなおさず生活習慣病であり、日本が50年前から現在にかけて罹病率が爆発的に増大したことは周知の事実です。遺伝だけならこのような事態になるわけはありません。生活習慣との関連は、観察研究からもフォローされている事項です。そのようなことはご存知の上かもしれませんが、だとしたらそう書かないと、遺伝だけ書くのはバランスを大きく欠きます。遺伝といいますが、原因遺伝子はなんですか?まさかレッシュナイハンやAPRT欠損症と勘違いしていませんか(そういうのはごく一部のエンティティをしめるのみで、大半は原因不明です。糖尿病と一緒です)。おそらくある程度の遺伝性はあるでしょう。それはcommon disease common variant仮説によって説明される範囲内のことであろうと存じます。なぜこのようなことを強調するのかというと、ここをしっかり理解している人が「隔世遺伝」なんていう言葉を使う訳がないからです。隔世遺伝という言葉は専門用語ではなく、その正しい定義はないはずです。penetranceの低いアレルが親で表現型として現れず、子で現れるというのはごく一般的な遺伝現象であってわざわざ隔世遺伝などという言葉をつけるものではないはずですよ。その上高尿酸血症については遺伝様式が明らかでありません。おそらく上記仮説によるでしょう。だとすると両親高尿酸血症がなくて子供は高尿酸血症というのは不思議でもなんでもなく、環境因子+複数の遺伝因子として説明されるべきもので、隔世遺伝などという根拠不明の通俗的学説を持ち出す必要はありません。--BAZIAN 2008年1月22日 (火) 16:26 (UTC)[返信]

2021年9月5日14時16分 (JST) の私の編集に関する詳細[編集]

「民間療法と喫茶の歴史」の節の名前を「民間療法」に変えました。以前、私が仏教学その他、人文系の記事を編集していて思いましたが、編集時点で8年以上前、10年以上前の記述が変更されないか、誤ったもしくは偏った内容が追加される一方であるものが多くありました。これも同じような現象で、2005年ころという15年以上前から「記述が変更されないか、誤ったもしくは偏った内容が追加される一方である」傾向があります。「ノート」には2004年の当時の議論なども載っています。「利尿作用も度が過ぎると、脱水症状を起こして症状が悪化したり、尿路結石が出来る可能性もある」など医学的根拠があるかないかは、信頼できる出典に依拠すべきところ、無出典である記述が多くあります。これ、「民間療法」の話ではなく「痛風の悪化」や「尿路結石の原因」の話になっていますよね?適当にググって見られるページで https://www.tokuyaku.or.jp/ippan/33-medicine/okusuri-topics/66-2015-01-29-03-02-10.html 「紅茶は,シュウ酸を含み」などと尿路結石原因のうち水分のことよりはシュウ酸を引き合いに出します。「コーヒーは,尿中尿酸排泄を増加させるので」という記述の場合、何の物質が作用するかの説明が不足しており、根拠が不明瞭です。「歴史」云々も、日本語版Wikipedia内(の記事など)、場合によってオランダ語とか英語とかのバージョンも参照されるべきです。そのオランダ語「nl:Thee (drank)」 でも「1610年ころ、初めて少量のお茶がオランダに持ち込まれたが、当初は好奇心としてのみ見られた」 "Rond 1610 werd een eerste kleine hoeveelheid thee naar Nederland gebracht, dat in eerste instantie slechts als curiosum werd bekeken." などと、日本語「」での「実際にヨーロッパに茶がもたらされたのは、1609年、オランダが日本の平戸島に商館を設け、翌年、日本の茶がジャワ経由でヨーロッパに輸出されてからである。そのため、ヨーロッパで当初飲まれたのは日本の緑茶であった。薬屋で量り売りされる高価なもので、聖職者が眠気覚ましの薬に用いたとも言われる」と同じ事実を指すように見えても、矛盾する、なおかつ無出典の記述があるわけです。なので、何か信頼できる文献の参照が必要でしょう。無参照の参考文献節さえ無く、外部リンク節はずっと後から追加されたものであり、「喫茶の歴史」既存記述を検証するものでありません。対象の節の名前を2005年以前からある「民間療法と喫茶の歴史」に戻したい場合、せめて、確かな文献で検証されたほうがよいと思います。 --3代目窓屋会話2021年9月5日 (日) 05:19 (UTC)[返信]