ノート:碧海電気鉄道デ100形電車

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改名提案[編集]

首記、本項の碧海電気鉄道電1形電車への改名を提案いたします。

本項主題の車両群は鉄道ピクトリアルにおける多数の名鉄特集号記事や製造元である日本車輌製造発行の図面集では「デ100形」の形式称号で取り扱われており、提案者である私自身もそれを疑うことはありませんでした。しかし、この度機会を得て碧海電気鉄道側および相互直通運転開始時・車両譲渡時における愛知電気鉄道側の公文書(『監督局 第1058号 愛知電気、碧海電気相互ニ車輌直通運転ノ件 大正15年8月4日』『碧海電気鉄道 愛知電気鉄道ニ客車譲渡及同会社所有客車ヲ譲受使用ノ件 昭和3年9月10日』『監督局 第3228号 碧海電気鉄道、愛知電気鉄道所属客車直通運転ノ件 昭和3年9月29日』など)を精査したところ、その全ての該当記述そして添付された竣功図表において「形式称号電1形、記号番号101 - 103」とされていることが判明しました。現場レベルで当該車両群を「デ100」あるいは「デハ100(『名古屋鉄道車両史 上巻』などで使用例が存在します)」と呼称した可能性は十分考えられるにせよ、公的機関へ届出された正式な形式称号が判明した以上、本項項目名についてもそれに従って変更すべきと考え、Wikipedia:記事名の付け方/鉄道#車両記事の2に則り本案を提起したものです。

本件につきまして、ご意見をお伺いできれば幸いです。--MaximusM4会話2023年7月10日 (月) 00:33 (UTC)[返信]

  • コメント(内容には賛成よりだがWikipedia的には要検討) - 「6800系 vs 6000系11-16次車」の構図に近いようにも思いました。
6000系11-16次車は『社内呼称』--外山勝彦「私鉄車両めぐり〔154〕名古屋鉄道」206頁(鉄道ピクトリアルNo.624、1996年7月)、『設計上は』--外山勝彦「名古屋鉄道6000系グループのプロフィール」83頁(鉄道ピクトリアルNo.993、2021年12月)」という立ち位置であり、広く流布する「デ100形(デハ100形)」という表記そのものが偽とされない限り、公文書上の電1形の存在感も6000系11-16次車のそれと同じの扱いになることもWP:CRITERIA的にはあり得るでしょう。『(柚原氏)正式には6000系11-16次車だが社内では6800系と呼んでいる』--服部朗宏「清水武さん、柚原誠さんに聞く 名鉄6000系とその時代」17頁(鉄道ピクトリアルNo.993、2021年12月)というパターンもあるので、書類と現場の乖離がそのまま引き継がれ、後者が正式名称として後世に伝わった(日車の認識も後者だった)のかもしれませんが、想像の域を出ません。
公文書の表記を疑うわけではありませんが、日車図面集などの存在が現記事名の後押しとなっていること、MaximusM4さんの「発見」をまだ外部情報源では誰も拾っておらず、既存資料との比較検証が行われた二次資料がまだ生成されていないことが、Wikipediaのルール的に判断を悩ませる状況に陥らせているようです。--ButuCC+Mtp 2023年7月10日 (月) 11:33 (UTC)[返信]
  • 取り下げ ご意見を受けて改めて熟考させていただいたのですが、結論から申して提案を取り下げることにいたしました。
元より Wikipedia:記事名の付け方/鉄道#車両記事 自体が WP:CRITERIA に完全準拠した際に起こり得る混乱やトラブルを回避するため(私自身も深く関わって)制定したルールであるという経緯があり、ルールそのものは WP:BUROWP:IAR に照らして何ら問題ないものであると考えています。
しかし一方で本件のように「検証可能性を満たす、一般的に信頼性が高いと見なされる一次資料に記載された内容とはいえ、多くの二次資料によって真っ向から対立する内容が広く流布されており、かつ前者の一般知名度はゼロに等しい」状況で、前者を典拠に改名を実施することは、さすがに「何ら問題ない」の範疇を逸脱しているのではないかと思い至りました。一方で記事本文への記述であれば方針・ガイドラインに照らして一切の問題は生じ得ませんので、現状では名岐鉄道デボ800形電車などで用いた手法と同じく、今後の編集の際に注釈の形で「形式称号は公文書の上では『電1形』である」旨記載するに留めることにいたします。
ご意見いただきましたButuCCさんにはこの場をお借りして御礼を申し上げます。--MaximusM4会話2023年8月12日 (土) 14:13 (UTC)[返信]