ノート:自然の斉一性

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2006年8月11日 (金) 22:49 (UTC)のrevertについて[編集]

2006年8月9日 (水) 02:35 (UTC)の編集にて、「大幅改稿」としてかなり大きな変更が加えられましたが、これを差し戻しました。

この編集は『自然現象の中で、同じ条件でも異なった振る舞いを示すものが最近になって見つかっているから、自然の斉一性は正しくない』としています。しかし、これは基本的な認識が誤っていると思います。差し戻した文章を見ていただくと分かりますが、「自然の斉一性」というのは『同じ条件なら同じ現象が起きる』というよりは『自然の振る舞いというものは過去も未来も永劫に変化しない、つまり自然の法則というものは決して変わらない』という方が近い。

実際のところ、『同じ条件でも異なった振る舞いを示す現象がある』という場合でも、それは不変の法則に従っての振る舞いであると考えられているわけです(『ほんのわずかな条件の違いが大きな差になる』とか、『外から見えない内的な条件の違いによって振る舞いが変わる』など)。つまり、これらも「自然の斉一性」を前提として扱われている。

このように、先の「大幅改稿」は誤っていると思われ、同時に「自然科学批判」を目的としたWikipediaにそぐわないPOVなエッセイであると思われます。以上が、差し戻しの理由です。 -- NiKe 2006年8月11日 (金) 23:07 (UTC)[返信]


大塚君、君の気持ちもわからんではないが、安易にrevertを連発して他のユーザーたちにストレスばかりかけるのでなくて、自分自身でももっと調査する手間や原稿を書く手間をかけてWikipediaの記事の充実に貢献してくれないか? 最近、君が書いたまとまった量の記事はどれだ?君が併用している他のログインネーム(O^tsuka以外の NiKe 等々)のものでもいいからいくつか成果を見せてくれ (SeiSei)

編集要約欄で「大塚君」に呼びかけていて首を傾げましたが、要するにSockpuppet扱いされたわけですか。ひょっとして、私は『おかえりなさいCalebさん』とでも返せばいいんですかね?(馬鹿げた話だ)
まあそれはともかく、私の「気持ち」ではなくて提示した理由の方に答えて下さい。追加された外部リンクも全然違うものを指しているとしか思えないし。 -- NiKe 2006年8月14日 (月) 21:46 (UTC)[返信]


大変失礼いたしました。  (初心者なのでタブ解除で書き始めさせて下さい。)

お二人の方、いろいろご指摘ありがとうございます。素晴らしい説明が加わりましたね。皆様に御礼申し上げます。

今日、(「自然の斉一性」ではなく)これに関連する(地理学関連の)「斉一説」の項目を、ネットの検索および図書館で数冊本も調べてみました。文章を注意深く、練りに練って書きました(よって著作権もばっちりクリアしているはずです)。 読んでいただけますか。

さて、ここで、ひとつ提案がございます。この項目「自然の斉一性」の定義についての提案です。

斉一説」について調べものをしている最中に気付いたのですが、The Principle of Uniformity of Natureという表現の' Principle 'の語は、『地理学原理』Principles of Geologyの 'Principle'の語をそのまま引きずっているように思われます。もし、そうだとすると「自然の斉一性」の説明は以下のようになりはしませんか?

自然の斉一性の原理 とは 元来は(自然それ自体の原理ではなく)、 自然科学の原理、学問の原理、である。
ある現象に関して、その場限りの説(天変地異説のようなアドホックな説)と、斉一的(統一的)な説の、二通りの説が同時に唱えられている場合は、原則として、アドホックな説のほうを棄却し、斉一的(統一的)な説のほうを採択する、という原理のことである。
ただし、現在では、(その表現を字義通りに解釈する形で) 様々な用法で用いられている。
・「他の条件に変化がない限り、自然現象はいままで通りに進んでゆく」(時間)
・「地球上の自然の法則は、宇宙のどこでも働いている」(場所)


皆様、いかがでしょうか? この説明のほうが、いろいろ考慮してみると、整合性がとれるように思いますが。(「斉一説」をもう一度読んでみて下さい。)   

それと非常に重要なことなのですが

自然の斉一性 ×Uniformity of Nature ではなくて、 あくまで斉一性の原理Principle of Uniformity of Nature という名前で項目を立てるべきだったのでは?

英語版をよーく見てください。

  • principle of uniformity
  • The Principle of Uniformity of Nature

とは書いてあるけれど、×Uniformity of Nature とは書いてないでしょう? 日本語版の記事の出発点で、すでに間違っているのではありませんか?

もしも私の想定が正しいとしたら、の場合ですが、、、 日本語の用語も、誰が最初に英語から日本語に翻訳なさったのか知りませんが、解りやすくするのなら、例えば「斉一性(採択)の原理」とでも訳したらよかったのでは?とも思います。

もしも私が何か根本的なレベルで勘違いをしているのでしたらどうかお赦しください。

あと、これは、別にもう誰も責める気もしないので、独り言、あるいは「ぼやき」みたいなものとして、力を抜いて聞いていただきたいのですが、ウィキペディアに「自然の斉一性」の項が出現した時の定義文2006年5月4日の版 は、どなたがいったいどこから引用してきたのでしょうね? 出典はどうなっているのでしょう? その方はもしかして、、、資料無しで自分でアドリブで書いたのでしょうかね? 仮に、日本人の誰か、あるいは大学教員の誰かが、教室の講義か著書で、5月4日の版に類似することを言っていたのを思い出して書かれたのだとしても、その、元になった説明は、本当に信用できるのでしょうかね? ライエルのPrinciple of Geology → The Principle of Uniformity of Nature(Science)の文脈についてじ~っくり考えていなかったとしたら、、、、その方(例えば教員の方)はうっかり理解しそこなった、という可能性も否めませんよね、、、、。

ただ、日本人の手による出典元があるから、ウィキに載せていいんだ、などと、ウィキの編集の原理だけを振りかざして掲載しては、こと、この項目に関しては、非常にマズイという気がします。 なにしろこの斉一性の原理の項目は「科学哲学のトピックス」のポータルに採用されていて、一番左側に表示されているんですよっ。(そのポータルでも「斉一性の原理」でなくて「自然の斉一性」などと間違った表現で書かれていますよっ)

想像してみて下さい、、、。科学を学び始めた高校生などが、科学について調べようとして、ウィキぺディアのこの項目を読んで、なるほど科学とはこういうものか、、、、などと理解する、という状況を、、、、。かなり問題があると思うのですが。へたをすると日本の今後の科学のレベルにも影響してしまいそうです。

本当なら、日本人の説明文ではなくて、イギリスあたりのきちんとした科学者の英文の説明の原文(ウィキではなくて紙のもの)が欲しいところなんですが。

事の真相はどうなのでしょう?

あと、根本的な疑問として、この"The Principle of Uniformity of Nature"という表現は、どこの国の誰が、何年に、どの著書(論文)で、用い始めたものなんでしょう? できれば、それも、はっきりさせるべきだ、という気がしますが。(それなら、そこでは、どういう定義がされているのか判りそうなものですしね。)  どなたかご存知ありませんか?

それでは、長くなりましたが、皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。おやすみなさい。 --SeiSei 2006年8月15日(火)(翌日水曜)深夜1時45分日本時間(←UTC Timeはどうやって簡単に表示させるのでしょう?ウィキペディア初心者なものですみません)


■補足情報1

Longman Dictionary of contemporary English(英英辞書)ではprincipleの説明の第1番目および第2番目に以下のように書かれています。

Principle

1[C] a truth or belief that is accepted as a base for reasoning or action

2[C;U] a moral rule or set of ideas which guides behaviour

英語辞書(研究社)によるとprincipleあるいはprinciplesの訳語として「行動指針、信条、主義」が挙げられています。

LongmanのPrincipleの項で物の法則についての説明はあくまで4番目で、小さな扱いです。 つまりネイティブスピーカーにとってのprincipleの語は「人間の行動指針、信条」と聞こえる、と思ったほうが良さそうです。 --SeiSei 2006年8月15日 (火) 23:35 (UTC)[返信]


■補足情報2 "自然の斉一性"という表現自体どこに存在?

因みに、私が調べた2種類の紙印刷の百科事典では、ハットンとライエルの「斉一説」の項目はありましたが、"自然の斉一性"?? に相当する項目は、いろいろ調べてみましたが、見当たりませんでした。どなたか見かけた方はいますか?

それと、ウィキペディア内でも、この項目"自然の斉一性"??は日本語以外では英語版(しかもかなり貧弱で怪しげなもの)しか、存在していません。私がざっと調べた限り、他の様々な言語版では、このような表現は見あたらないようです。いかがでしょうか? --SeiSei 2006年8月16日 (水) 01:58 (UTC)[返信]

「自然の斉一性」という語の歴史については存じませんが、ふつうに斉一性について述べる場合使うような気がします。ちょっと古い地質学の教科書では「斉一性原理」ですが、いまの教科書では「斉一性の原理」でしょうか。名称についてはどれでも意味が通じるのでどれでもいいような感じですが。"principle of uniformity"も"principle of uniformity of Nature"もどちらも英語論文で使われていますが、後者の方は哲学分野の語かもしれません。地質学では"principle of uniformity"で通じますので、わざわざNatureをつけないですし。ところでこの原理が実証不能だというのはそのとおりなんですが、そのため反証主義が登場したという指摘は必要な気がします。--Afaz 2006年8月16日 (水) 02:59 (UTC)[返信]
SeiSeiさんは、斉一性というのが、人間が理論を選択する際に指針とする原理であり、自然それ自体の性質として論ずるべきではない、と主張してるように思えますが、それでよかったでしょうか。とりあえず手元の本から情報を提供しますと「哲学の謎」野矢茂樹著 講談社 (1996) ISBN 4-06-149286-1 100ページ目(斉一性の原理の項)の13行目に「自然の斉一性の原理」という表記があり、ここでは斉一性の原理を自然そのものの性質としてではなくむしろ「人間が知識を獲得する際に暗黙の内に置いている仮定」として扱っています。しかしながら「科学哲学の冒険」 戸田山和久著 NHKブックス (2005) ISBN 4-14-091022-4 の266pで、著者自身の意見として「帰納を許す程度に斉一的な宇宙」という表記で、自然そのものの性質として斉一性を扱っています。またこの「科学哲学の冒険」の71pは「自然の斉一性」という項目名になっており、「自然の斉一性(uniformity of nature)の原理」という表記がこのページ中に四箇所出てきます(最初の一箇所は太字です)。同時に「斉一性原理」や「斉一性の原理」という表記も同ページ内にあります。今日はここまで Was a bee 2006年10月2日 (月) 15:17 (UTC)[返信]
補足。
この本では priciple of uniformty of nature の訳語として「自然の一様性原理」を当て、以後は「PUNは・・・」という形で議論を進めています。
この本では「斉一性原理」という言葉で記述しています。今日はここまで Was a bee 2007年2月6日 (火) 01:38 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

以上の議論を踏まえてなんですが、SeiSeiさんの言うとおり、項目名を「斉一性の原理」に改名しませんか?--Afaz 2008年1月17日 (木) 12:55 (UTC)[返信]

ちょうど先週、科学哲学の入門書(Okasha, Samir "Philosophy of Science : A Very Short Introduction" Oxford University Press 2002/07 ISBN 9780192802835 )が届いて読んでいたのですが、 Uniformity of nature(自然の斉一性)、で紹介されていました。結局のところ、どの表現も使われているようですが、少なくとも哲学分野では「自然の斉一性」という表現が最も一般的なようです。ですので哲学記事としてはやはり「自然の斉一性」という記事名がいい思います。
以下、長くなって申し訳ないのですが、一応、参考の意味でスタンフォード哲学百科事典というウェブサイトでの検索結果を表示しておきます
同様にインターネット哲学百科事典での検索結果を表示しておきます。
さらにPhilSci Archiveでの検索結果を表示しておきます。
地質学での分野の用法はわからないのですが、上の検索結果の "the" の部分の位置を見るに、哲学分野では『自然の斉一性』という言葉がまずあり、そののちに「あの(自然の斉一性)という原理」という意味で『自然の斉一性原理』という言葉が作られているのかと思われます。ですので、Afazさんのせっかくの提案なのですが、改名する必要はないのでないかと思います。--Was a bee 2008年1月17日 (木) 16:29 (UTC) 追記しました--Was a bee 2008年1月17日 (木) 16:38 (UTC)[返信]
なるほど、哲学での使い方はなんとなく理解できた気がします。地質学での使い方は、私の古い知識では「斉一性原理」で、「自然の斉一性」というタイトルで解説しているものはない(私の所持しているいくつかの本を見る限りですが)ですね。しかし、科学哲学の言葉ですし、このままにしておきましょうか。それと、{{未検証}}タグは「この項目のタイトルが書籍などで一般に使用されているか」ということについてだったと思いますので、Was a beeさんの検証で「使用されている」がはっきりしたことですし、取り除きますね。--Afaz 2008年1月19日 (土) 21:21 (UTC)[返信]

イラストについて[編集]

何だかわかりやすいのだかとんでもないのだか、すごい記事になりましたね。で、そのイラストなんですが、全然太陽に見えません。多分陰をつけているからではないでしょうか。太陽の下側に陰がつくのは変ですよねえ。一体どこから光を当てているのでしょうか。--Ks 2008年2月4日 (月) 10:12 (UTC)[返信]

そうですね。わざとらしく黒点とフレアでもつけたほうがまだ良いかも。yhr 2008年2月4日 (月) 11:04 (UTC)[返信]
ご指摘ありがとうございます。確かに太陽というよりこれではピンポン玉かせいぜい満月ですね。アドバイスを参考に、近いうちより太陽らしいデータに差し替えたいと思います。--Was a bee 2008年2月5日 (火) 03:17 (UTC)[返信]
別画像から太陽の画像を取ってきて入れ替えてみました。ちょっとフレア?が大きすぎる気がしますが、以前よりは太陽らしくなったかと思います。(P.S.もうちょっと適した画像があれば、また入れ替ていきます。)--Was a bee 2008年2月5日 (火) 10:30 (UTC)[返信]
我ながらいちゃもんっぽいと思ったんですが、丁寧なお仕事ありがとうございます。すごくよくなったと思います。絵に関しては(例としては適切なのかどうか、私にはわからないので)。--Ks 2008年2月5日 (火) 11:38 (UTC)[返信]

他言語版リンク[編集]

この記事の他言語版リンクが、日本語で「背景独立性」と呼ばれる物理学用語(この用語についての記事は日本語版Wikipediaには存在しない?)ばかりになっている気がします。 153.129.235.64 2012年10月5日 (金) 20:33 (UTC)[返信]

  • むしろ多言語版のほうに日本語版に対応する記事が存在していない、というべきでしょう。日本語版の「自然の斉一性」論はどちらかといえば論理学に近いトピックです。国々や文化によって微妙にどの視点に関心が高いか、どの視点に焦点があたった文献が多くあるかが違うというのはよくある話しです。ここにリンクさせるのがもっとも適切かもしれませんね[1]。--大和屋敷会話2012年10月6日 (土) 01:09 (UTC)[返信]
    • 「背景独立性」が「自然の斉一性」と似たようなことを物理学の言葉で説明した単語ならそれで良いのですが、「背景独立性」とは「一般相対性理論のように、その理論自身が時空の構造を決定する理論」(ユークリッド空間を仮定しているニュートン力学のように時空の構造を仮定しなくても、理論を展開できる)という概念を指す単語です。私が気付いていないだけで、実は両者に密接な関係が有る概念同士なのかもしれませんが…。153.129.235.64 2012年10月13日 (土) 02:56 (UTC)[返信]

「背景独立(background independence)」という物理学的な概念の英語版、ハンガリー語版、スウェーデン語版がリンクされているのは、不適切であるのではずしました.後日、日本語版を英語版より翻訳して作成します.--enyokoyama 2012年12月9日 (日) 08:09 (UTC)