ノート:花押/削除

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goo辞書 花押


削除依頼(9月9日)に出ていましたので見てみました。

1)転載の有無の可能性について。

削除依頼で述べられていたのは、上記のリンク先が[初版]の転載元、という可能性だったのですが、初版と、上記のリンクを貼ったのは同じユーザ([1][2])なので、悪意があっての転載とも考えにくいように思いました。タグなどもきちんと入っており、いわゆる「パイプの裏技」もつかわれていますし。著作権をよくご存じなかった可能性はあるかも知れません。


初版は4文からなる文章ですが、最初の一文を除いてはほぼ同じ文章表現が外部ページにも見つかります。

外部ページは6文からなる文章ですが、その内、第2,3文が投稿された部分と非常によく似ています。

  • 第2文の後半部分(句点以降)が投稿された文中にあります。
  • 第3文は句点3つで区切られた文ですが、その4つの構成部分のうち、2つ目は投稿された文の第3文にあたります。構成部分の3つ目と4つ目は、投稿された文の第4文にあたります。
  • 第4文から6文は、投稿された文章中には対応する部分は見当たりません。

ここで、類似点である初版の第2文、3文、4文は、それぞれ平安、鎌倉、室町時代における主題を扱っており、外部ページと順序が同じことは偶然でも起こりうること、といえそうです。

ただし、それぞれ表現(語の選択)が非常によく似ています。時代名に「時代」とつけるかどうかが外部ページでは一貫していませんが、投稿された文章中でも同様です。


2)著作権侵害の可能性の有無

執筆にあたって外部ページが参照されたことは、投稿された方が自らリンクを張ったことを考えると、十分ありうることだと思えました。

また、表現上の類似は、偶然の一致とは考えにくいように思いましたし、主題について述べる上で必然的に述べることになる事実についての、創作性のない形容である、という風にも考えにくいように思いました。また、これまでに見た判例の中にはこのように短い文章であっても著作物であるとして著作権保護の対象にすべきとしたものがあったので、そこから考えても、著作権侵害がないだろうとは言いにくいように思いました。

参考までに、同じ主題について述べたほかのページも見ましたが、そのような感触を変えるきっかけは得られませんでした。[3][4]

以上から、どちらかと言えば削除に賛成です。Tomos 2004年9月9日 (木) 05:34 (UTC)[返信]