ノート:薩摩バンド

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記事名[編集]

記事名が「薩摩バンド」となっていますが、これでいいのでしょうか。出典としてあげられている2つの新聞記事はすべて片仮名で「サツマバンド」としているので、記事名とあっていません。この「サツマバンド」というのは、ジョン・レディー・ブラックの英字新聞『The Far East』の1870年7月16日の写真入り記事のタイトルに由来するのだそうで(篠田雄一『日本の吹奏楽黎明期に関する資料』(日本吹奏楽指導者協会 吹奏楽紀要18、2020年)82頁)、この名前で書くのなら全部片仮名にしないとおかしいように思います。

そもそも英語でなく日本語の名前を使うべきではないかという気もしますが、日本語の名称は本によってまちまちで、

  • 上記『日本の吹奏楽黎明期に関する資料』では「薩摩藩洋楽伝習生」となっています。
  • 戸ノ下達也編著『日本の粋奏楽史1869-2000』青弓社2013 p.30には「薩摩藩軍楽伝習隊」とあります。
  • 秋山紀夫『吹奏楽の歴史』ミュージックエイト2013 p.76 には単に「薩摩藩の藩士たち」と記されています。
  • 『ブラスバンドの社会史』青弓社2001 pp.89-93 には「薩摩藩伝習生」とあります。
  • 塚本康子『十九世紀の日本における西洋楽器の受容』多賀出版1993 p.160 には「薩摩藩軍楽伝習隊」、p.164には「旧薩摩藩軍楽隊」とあります。
  • 中村理平『洋楽導入者の軌跡』刀水書房1993 p.75 には単に「薩摩楽隊」と記されています。
  • 『新版吹奏楽講座7 吹奏楽の編成と歴史』音楽之友社1983 p.118 以降に「軍楽伝習生」、「薩摩藩軍楽隊」などと記されています。

--Pekanpe会話2022年1月12日 (水) 07:40 (UTC)[返信]