ノート:IUPAC命名法

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1-thia-4-azaではなく、4-thia-1-aza[編集]

IUPAC命名法#Step2 代置命名法の適用

ヘテロ原子で置換された縮合環の命名法が間違っています。

いずれかの橋頭位を1位にしなければなりません。

今回の場合、橋頭位を1位にして、ヘテロ原子は1,4位か2,5位になります。1,4位を優先して

(正)4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptan-7-one

となります。

「優先度の高い原子を1位にする」だけでは、

(誤)"1-thia-4-azabicyclo[3.2.0]heptan-5-one"

  C-C-S    O=C-C-C
| | \ | | \
| | C | | S
| | / | | /
O=C-N-C N-C-C

正 誤

のどちらを指すのか、区別がつきません。

非公式ですが、分かりやすい日本語のページ[1]によると、

ページ上方の「2 二環系の命名」に

二環系の番号付けは、次のように行う。第一の橋頭を1位とし、最長の橋を経て、第二の橋頭へ至り、さらに主環を回る。最後に主橋(二環系では最短の橋)に、第一の橋頭の隣から番号を付ける。

とあります。つまり、橋頭位は基本的に、1位となり、そこから主環を一周、という形になります。

さらに、結合関係のみによって番号付けの可能性が絞られてゆき、ページ下方の「6 環の修飾」まで進んで初めて、

番号付けに選択肢があれば、次の規則を順に適用して決める。

1. ヘテロ原子に対するすべての位置番号を小さい順に並べなおして、位置番号をできるだけ小さくする。

2. ア接頭辞の優先順位のより高いヘテロ原子に対する位置番号をできるだけ小さくする。

とあるので、まずは結合関係によって選択肢を絞り、そこで初めて、ヘテロ原子の番号付けを議論することになります。

なお、公式文書の対応部分は、こちら[2]です。 --Neo chemistry会話2015年9月12日 (土) 23:20 (UTC)[返信]

修正提案[編集]

8ヶ月にわたりご意見がありませんので、画像の修正、本文の修正を提案させていただきます。

以下の画像は、上に述べた通り、橋頭位を1位とし、N原子が1位、S原子が4位となるように書き換えを依頼したいと思います。

記事の整合性のため、(1) 当該の画像をコメントアウトし、(2) 本文を書き換え、(3) 画像が修正され次第コメントアウトを外すという順を踏みたいと思いますが、いかがでしょうか。--Neo chemistry会話) 2016年5月14日 (土) 08:50 (UTC), Neo chemistry会話2016年5月14日 (土) 09:06 (UTC)対象画像を追加[返信]

ビシクロの炭素番号について[編集]

私も橋頭のどちらかが1と思っていたのですが(丸善の書籍:https://pub.maruzen.co.jp/book_magazine/yuki_shohan/web/yuki-kagou/meimei.pdf) IUPAC2002に基づく場合は、橋頭の隣りを一番とし、環同士の接合部の炭素には番号を付与していません。 http://main.spsj.or.jp/c19/nomenclature.pdf --以上の署名のないコメントは、121.94.85.3会話投稿記録)さんが 2016年7月1日 (金) 03:04‎ (UTC) に投稿したものです(Neo chemistry会話)による付記)。[返信]

公式の資料をお探しいただき、ありがとうございます。
確かに、お示しの資料の第4章のように「縮合環の命名法」を用いれば、橋頭位が1位になることはありません[3]。これは芳香環の縮合に基づく命名法です。
しかしながら、本記事で意図している「von Baeyer命名法」では番号付けの規則が異なるために、橋頭位が1位になります[4]。これはシクロアルカンを基本に、架橋の長さを指定する命名法です。--Neo chemistry会話2016年7月11日 (月) 11:01 (UTC)[返信]