ノート:PC98-NXシリーズ

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「背景」の部分で、本シリーズの登場は、「インテルのCPU開発や、OSのマイクロソフトWindowsの開発スピードが向上し、新技術への対応スピードが課題となってきた。」ことが原因との表現になっておりますが、寧ろ「日本語障壁」が壊れ、NECの独占が崩れた結果、互換機ビジネスに走らざるを得なくなったことが原因だと思いますが…。本シリーズ登場まで、NECが「PC/AT換機は、本体からは発売しない」と主張し、収益の見込めるPC-98シリーズ市場の確保に努めたことからも、積極的に互換機を発売したとは、言い難いと思われます。「開発スピードが向上した」だけで、独占市場である「PC-98独自路線」を放棄することは、考えられません。PC-98より安価なPC/AT互換機の「日本語市場」への進出により、独占による高収益の確保が難しくなり、その結果、開発コストの負担が重くなったため、「高収益の商売」から「数の商売」による利益確保に走ったと言うのが本シリーズ登場の「背景」かと考えます。

実は、私、この時の関係者です。当時の開発スピードはこの時点を境に、半期に一度から四半期に一度という2倍の開発スピードとなり、ハードディスクに至っては1月だけのモデルも登場するなど極端なスピード開発の変更が迫られた時です。「独占による高収益の確保が難しくなり」と記されていますが、これは誤りです。この時期、爆発的に互換機のシェアは増えますが、98系の収益は悪化しておりません。98の出荷台数を分子とし、全PCを分母とするなら、分子が微増しているにもかかわらず、分母が極端に大きくなり、結果シェアの低下に繋がっただけです。Miketsukunibito 2005年3月11日 (金) 03:38 (UTC)[返信]
追い詰められて自殺したワケではないが、将来を悲観して自殺した…みたいな話ですね。「PC-9800シリーズの資産は将来に亘り継承される」みたいなNECのアナウンスに載せられて、この頃、独自アーキテクチャ機を購入したユーザーには切ない話です。
単純に言えば、インテルの戦略に載せられてしまったと言うところでしょうか・・Miketsukunibito 2005年3月11日 (金) 08:00 (UTC)[返信]