ハンティング・ドッグ

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ハンティング・ドッグ
漫画:ハンティング・ドッグ
作者 谷口ジロー
出版社 ワニマガジン社
掲載誌 エロトピアデラックス
発表号 第1巻第1号(1980年6月号) - 第3巻第1号(1982年2月号)
話数 全7話
テンプレート - ノート

ハンティング・ドッグ』は、日本国の漫画家、谷口ジローの漫画作品である[1]

概説[編集]

谷口ジローによる初めてのサイエンス・フィクションで、メビウスが作画した『The Long Tomorrow』を読んだことが、創作のきっかけとなったという[2]

あらすじ[編集]

近未来、都市メタルポリスで私立探偵を営むリカオンに、様々な災いが降りかかる。

初出[編集]

ワニマガジン社の『エロトピアデラックス[注 1]』で連載された[3]

  • 第1話 - 第1巻第1号(1980年6月号)[4]
  • 第2話 - 第1巻第2号(1980年8月号)[5]
  • 第3話 - 第1巻第3号(1980年10月号)[6]
  • 第4話 - 第1巻第4号(1980年12月号)[7]
  • 第5話 - 第2巻第1号(1981年2月号)[8]
  • 第6話 - 第2巻第2号(1981年4月号)[9]
  • 第7話 - 第3巻第1号(1982年2月号)[10]

単行本[編集]

日本語

1985年の新装版では、副題を第2話が「野良犬たちの苦い夜」から「野獣たちの苦い夜」に、第6話が「メタルポリスの蒼い虎」から「メタロポリスの蒼い虎」に、第7話が「犯るか殺られるか!」から「殺るか殺られるか!」に改められた。

  • 『ハンティング・ドッグ』廣済堂出版〈Kosaido comic pack〉、1982年3月10日。全国書誌番号:82034927 [11]
  • 『可愛い死神 ハンティング・ドッグ』廣済堂出版〈Kosaido comic pack〉、1985年6月20日。ISBN 4-331-25051-2 

脚註[編集]

註釈[編集]

  1. ^ 『エロトピアデラックス』は、本作連載中にベストセラーズからワニマガジン社に事業譲渡され、最終話を掲載した第3巻第1号(1982年2月号)はワニマガジン社が発行した。

出典[編集]

  1. ^ 『描くひと 谷口ジロー』, pp. 11–40, 谷口ジローが語る 1.
  2. ^ 「あとがき」『可愛い死神 ハンティング・ドッグ』廣済堂出版〈Kosaido comic pack〉、1985年6月20日。ISBN 4-331-25051-2 
  3. ^ 『谷口ジロー 描くよろこび』, pp. 122–128, 谷口ジロー発表作品初出誌&単行本データ.
  4. ^ エロトピアデラックス 1980年06月号”. 成年コミックデータベース. 2024年1月1日閲覧。
  5. ^ エロトピアデラックス 1980年08月号”. 成年コミックデータベース. 2024年1月1日閲覧。
  6. ^ エロトピアデラックス 1980年10月号”. 成年コミックデータベース. 2024年1月1日閲覧。
  7. ^ エロトピアデラックス 1980年12月号”. 成年コミックデータベース. 2024年1月1日閲覧。
  8. ^ エロトピアデラックス 1981年02月号”. 成年コミックデータベース. 2024年1月1日閲覧。
  9. ^ エロトピアデラックス1981年(昭和56年)04 8104”. まんだらけ通販. まんだらけ. 2024年1月1日閲覧。
  10. ^ エロトピアデラックス 1982年02月号”. 成年コミックデータベース. 2024年1月1日閲覧。
  11. ^ <中古>ハンティング・ドッグ / 谷口ジロー(青年(B6)コミック)”. 駿河屋. エーツー. 2024年1月1日閲覧。

参考文献[編集]