ワルツ第7番 (ショパン)
ワルツ第7番(ワルツだいななばん)嬰ハ短調 作品64-2は、フレデリック・ショパンが1847年に作曲したピアノ独奏のためのワルツで、生前に出版された最後の作品の一つである。主題にマズルカが採用されるなど、ショパンの作曲技術の集大成といえる。
概要[編集]
ショパンのワルツは実際の舞踊と離れ、演奏のみが目的であり、シューマンに「もしワルツに合わせて踊るのであればその相手は貴婦人でなければならない」と評されている。本作もこの傾向に沿っており、『華麗なる大円舞曲』や『華麗なる円舞曲』とは対照を成している。
ショパンの作品の中では比較的演奏が平易であることから、愛奏者も多い。
曲の構成[編集]
使われた作品など[編集]
映画[編集]
テレビドラマ[編集]
- 大都会 PARTII - 第37話「銀行ギャング徳吉」(1977年12月13日放映)にて使用。
- 西部警察 PART1
- 少女に何が起ったか-東音楽大学の授業シーンで使用。
テレビゲーム[編集]
- ペーパーマリオRPG - ステージ2「ふしぎの森の大きな木」で中間部分が使用されている。