井伊岳夫

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井伊 岳夫(いい たけお、1969年6月5日 - )は、彦根市職員、彦根城博物館館長[1]。旧彦根藩井伊家第18代当主。先代当主直豪の長女の夫(婿養子)に当たる。

井伊家の当主としては、本名ではなく井伊 直岳(いい なおたけ)と名乗っている。旧姓は羽中田(はなかた)。

来歴[編集]

三重県桑名市出身[2]

1988年三重県立桑名高等学校理数科卒業。1992年京都大学文学部(史学科国史学専攻)卒業。京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学後、彦根市教育委員会事務局市史編纂室に勤務(主任級職員)[3]

2000年1月、井伊家第17代当主・直豪の長女・井伊裕子(いい ひろこ、1968年 - )と結婚。7ヶ月後に直豪が死去したため、当主を継ぐ[4]

2008年5月23日彦根城博物館の館長に38歳という異例の若さで抜擢された。理由は井伊家の当主であり、井伊家自体が彦根市文化財であるとされた。

人物[編集]

  • 座右の銘は「我以外皆わが師」[3]
  • 趣味は読書、収集。
  • 妻・裕子は彦根城博物館協議会委員[5]。妻の祖母は歌人・随筆家の井伊文子[6]

出典[編集]