北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター

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北海道立旭川子ども総合療育センター
情報
英語名称 Hokkaido Asahikawa Children's Comprehensive Education Center
前身

北海道立旭川整肢学院

北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター
標榜診療科 小児科、整形外科、歯科、麻酔科
許可病床数 60床
一般病床:45床
職員数 103名(2015年6月1日現在)
開設者 北海道
管理者 北海道
病院事業管理者 田中肇(院長)
開設年月日 1962年12月26日[1]
所在地
071-8142
北海道旭川市春光台2条1丁目1-43
位置 北緯43度48分39秒 東経142度21分07秒 / 北緯43.81083度 東経142.35194度 / 43.81083; 142.35194 (北海道立旭川子ども総合療育センター)座標: 北緯43度48分39秒 東経142度21分07秒 / 北緯43.81083度 東経142.35194度 / 43.81083; 142.35194 (北海道立旭川子ども総合療育センター)
特記事項 外来診療は原則予約制
PJ 医療機関
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北海道立旭川子ども総合療育センター(ほっかいどうりつこどもそうごうりょういくセンター)は、北海道旭川市にある医療型障害児入所施設(児童福祉施設[1]

概要[編集]

児童福祉法に基づく医療型障害児入所施設として、入院ショートステイや通院療育(外来)のほか、市町村や関係団体主催の療育相談へ職員を派遣するなど、道北道東における肢体不自由児療育の拠点になっている[1]。北海道旭川養護学校に併設している。

沿革[編集]

  • 1962年昭和37年): 児童福祉法に基づく肢体不自由児施設「北海道立旭川整肢学院」として創立[1]
  • 1963年(昭和38年): 児童の入院受け入れ開始[1]
  • 1970年(昭和45年): 母子入院(現在の親子入院)部門開設[1]
  • 1980年(昭和55年): 庁舎全面改築工事完了[1]
  • 1982年(昭和57年): 「北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター」と改称[1]。外来診療部門開設[1]
  • 1998年平成10年): 特別通院・通学開始[1]
  • 2003年(平成15年): 児童福祉法による指定居宅支援事業者(児童短期入所事業)指定[1]
  • 2012年(平成24年): 児童福祉法改正により医療型障害児入所施設となる[1]
  • 2021年(令和3年) : 施設の老朽化のため建て替え。「北海道立旭川子ども総合療育センター」に改称[2][3]

療育[編集]

入院

  • 本入院
    • 家庭を離れ、センターを生活の場としながら療育(機能訓練・生活指導)と教育を受ける[4]
  • 親子入院
    • 就学前の乳幼児を対象に、3〜4週間の日程で運動発達の遅れを持つ子どもを対象に行う「一般母子入院」と、1週間の日程でダウン症候群発達障害を持つ子どもを対象に行う「短期母子入院」を行っている[4]
  • 医療入院

外来

特別通院・通学制度

  • 家庭で生活しながらセンターで療育を受け、併設している旭川養護学校で教育を受けることができる[4]。小・中・高の肢体不自由児で、保護者の送迎によって通学できることが条件になっている。

短期入所事業(ショートステイ)

  • 在宅の障害児の保護者が、入院・出産・旅行などの際に短期間(原則2日以上7日以内)児童を預かるサービス[4]

地域支援

  • 道立施設等専門支援事業・発達支援関係職員専門研修事業
  • 各種巡回相談
  • 療育キャンプ

アクセス[編集]

北海道道72号旭川幌加内線沿いに位置している。

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 施設の概況”. 北海道立旭川肢体不自由児総合療育センター. 北海道. 2017年1月23日閲覧。
  2. ^ 旭川子ども総合療育センター - 保健福祉部旭川子ども総合療育センター”. www.pref.hokkaido.lg.jp. 2024年1月1日閲覧。
  3. ^ 肢体不自由児総合療育センターの充実と療育環境の整備を図る”. www.jiti.co.jp. 2024年1月1日閲覧。
  4. ^ a b c d パンフレット.

参考資料[編集]

外部リンク[編集]