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天竺浪人 (曖昧さ回避)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天竺浪人(てんじくろうにん)

普通名詞
  • 住所不定の者、放浪者、出自が杳として知れない者などを指す隠語江戸時代浪人となって行方をくらませた者のことを「逐電浪人」といったが、この「ちくでん」をひっくり返した「てんぢく」に遥か彼方の「インド」を意味する「天竺」を当て字したのが語源という。
  • 落魄不遇の者を指す高知県の方言。戦国時代、土佐国長岡郡大津の城主だった天竺孫十郎が長宗我部元親に急襲され、戦わずに落城したことに由来する[1]
固有名詞(人名)

参考文献[編集]

  1. ^ 『武市佐市郎集 風俗事物編』、平成7年3月15日発行、武市佐市郎、高知市民図書館、P71~72。