広小路尚祈

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広小路尚祈
誕生 1972年????
日本の旗 日本愛知県岡崎市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士
主な受賞歴 群像新人文学賞(2007年)
デビュー作 「だだだな町、ぐぐぐなおれ」
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広小路 尚祈(ひろこうじ なおき、1972年[1][2] - )は、日本小説家愛知県岡崎市出身。

来歴[編集]

高校卒業後、音楽活動をしながら職を転々とし[2]、ホテルマン、飲料水メーカーのルートセールス、タクシー運転手、不動産会社、消費者金融会社などを10以上の職業を経験[1][2]2007年に「だだだな町、ぐぐぐなおれ」が第50回群像新人文学賞の優秀作に選ばれ[1][2]、作家デビュー[3]2010年、「うちに帰ろう」で第143回芥川賞候補[1][2]2012年、「まちなか」で第146回芥川賞候補[1]

作品リスト[編集]

単行本[編集]

  • 『うちに帰ろう』(文藝春秋、2010年11月)
    • シレーヌと海老 - 『すばる』2009年3月号
    • うちに帰ろう - 『文學界』2010年4月号
  • 『金貸しから物書きまで』(中央公論新社、2012年5月 / 中公文庫、2014年11月)
  • 『清とこの夜』(中央公論新社、2014年11月)
  • 『いつか来る季節 名古屋タクシー物語』(桜山社、2017年10月)
  • 『今日もうまい酒を飲んだ とあるバーマンの泡盛修業』(集英社文庫、2020年1月)
  • 『北斗星に乗って』(桜山社、2021年10月)

アンソロジー収録[編集]

  • 「ドラゴンズ漫談」 - 『ナゴヤドームで待ちあわせ』(太田忠司ほか、ポプラ社、2016年7月)
    • 初出:『asta*』2016年7月号
  • 「おつかれ酒」 - 『夜更けのおつまみ』(東山彰良ほか、ポプラ文庫、2020年3月)
    • 初出:『asta*』2017年9月号

雑誌掲載[編集]

  • 「だだだな町、ぐぐぐなおれ」 - 『群像』2007年6月号
  • 「ろくでもない残像」 - 『群像』2008年4月号
  • 「塗っていこうぜ」 - 『すばる』2010年6月号
  • 「きんぴら」 - 『群像』2010年11月号
  • 「まちなか」 - 『文學界』2011年8月号
  • 「年上の女の子」 - 『文學界』2014年4月号
  • 「芸術のおっさん」 - 『アンデル 小さな文芸誌』2016年1月号 - 3月号
  • 「ピ・ン・チ・ケ」 - 『アンデル 小さな文芸誌』2018年1月号 - 4月号

ウェブ連載[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 広小路 尚祈さん | 人物”. みかわこまち. 2022年8月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e 自著を語る その8 広小路尚祈『三河で文学をする、ということ・・・南吉を少し』”. 安城市図書情報館. 安城市. 2022年8月20日閲覧。
  3. ^ <わたしの糧ことば・特別編>作家 広小路尚祈さん”. sukusuku.tokyo-np.co.jp. 2022年8月20日閲覧。