成耆善

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成 耆善(ソン・ギソン、朝鮮語: 성기선/成耆善1919年9月2日 - 2002年8月24日)は、大韓民国政治家。第5代韓国国会議員[1]

本貫昌寧成氏朝鮮語版、祖父は成均館博士の成楽賢[2]

経歴[編集]

日本統治時代の忠清南道牙山郡新昌面出身。新昌公立普通学校(現・新昌初等学校)卒。光復後は青年政治活動に参加し、大韓青年団牙山郡団長を務めた。1950年の第2代総選挙と1954年の第3代総選挙には無所属で立候補したが落選した。1955年に民主党が結成すると、同党牙山郡党委員長・中央委員を務めた。1958年の第4代総選挙には民主党所属で立候補して落選したが、1960年の第5代総選挙には牙山選挙区から民主党所属で立候補して当選し、国会議員となった。しかし、翌年の5・16軍事クーデターで国会が解散されたため、国会議員を退職した。その後は1963年の第6代総選挙と1978年の第10代総選挙にも立候補したが、いずれも落選した[2][3]

その後は牙山地域で活動し[2]、2002年8月24日に天安市内の病院で死去。享年84[4]

脚注[編集]

  1. ^ 대한민국헌정회”. rokps.or.kr. 2024年1月14日閲覧。
  2. ^ a b c 성기선 - 디지털아산문화대전”. www.grandculture.net. 2024年1月14日閲覧。
  3. ^ 자료일람 | 한국사데이터베이스”. 2023年1月15日閲覧。
  4. ^ 성기선 전의원 별세” (朝鮮語). 한국경제 (2006年4月2日). 2024年1月15日閲覧。