新斉都媛

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新斉都媛
各種表記
ハングル 신제도원
漢字 新斉都媛
日本語読み: しせつひめ
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新斉都媛(しせつひめ、朝鮮語: 신제도원)は、百済の第18代の王・直支王の妹。

人物[編集]

日本書紀』応神天皇三十九年二月条によると、428年頃に新斉都媛は7人の婦女を連れて倭国に渡ったという。

韓国では、倭国王権の男性と婚姻して移住したものと推定される、という主張がある[1]。一方、「これらの記述がどこまで史実を反映しているのか、もちろん定かではない」という指摘がある[2]

家族[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 金起燮 (2017年). “백제의 주민과 이주 여성”. 한국여성사학회. p. 20 
  2. ^ 岩崎卓也石野博信河上邦彦白石太一郎 編『古墳時代の研究 古墳の造られた時代』雄山閣〈第12巻〉、1992年10月20日、117頁。ISBN 9784639011170