松尾英男

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松尾 英男(まつお ひでお、1918年8月30日[1] - 1998年4月3日[1][2][3])は、日本の実業家

東急不動産社長、東急ハンズ社長、東京急行電鉄専務[1][2][3]

来歴[編集]

北海道札幌市出身[1][2][3]。小学校卒業後、母親の再婚で東京に移る[3]東京府立第六中学校を経て、1942年慶應義塾大学経済学部を卒業し、戦後の1946年に東京急行電鉄に入社[1]。1953年に東急不動産に出向し、田園都市部長・常務・専務などを経て、1978年社長に就任し、のち会長となる[1][3]。同社を総合ディベロッパーに育てあげ、「中興の祖」と呼ばれた[2]。さらに1976年に東急ハンズの設立に関わり、初代社長を務める[1][2][3]。また、この間東京急行電鉄取締役・専務なども歴任し、東急グループの重鎮として活躍した[1][2][3]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 『現代物故者事典 1997-1999』582頁
  2. ^ a b c d e f 「訃報 松尾英男氏 元東急不動産社長」毎日新聞、1998年4月7日朝刊33頁
  3. ^ a b c d e f g 「東急ハンズ会長・松尾英男さん―死別 病 洗礼・・・作る喜び実現(惜別)」朝日新聞、1998年6月3日夕刊3頁

参考文献[編集]

  • 『現代物故者事典 1997-1999』、日外アソシエーツ、2000年