森岡京次郎

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森岡 京次郎(もりおか きょうじろう、1879年2月5日[1] - 1920年6月27日[2][注釈 1])は、日本の政治家衆議院議員(1期)。

経歴[編集]

奈良県山辺郡出身[3]東京帝国大学政治科卒[2]。森岡銀行頭取、日本紙業、玉造倉庫運輸信託各(株)社長となる[2]

1920年第14回衆議院議員総選挙において奈良2区から無所属で立候補して当選する[4]。選挙中に森岡銀行が取り付け騒ぎに遭って破綻したため、当選から間もない6月27日、預金者に申し訳ないとして短刀で自殺を図り死去した[3]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 『大正過去帳 : 物故人名辞典』では6月26日。

出典[編集]

  1. ^ 衆議院『第四十三回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1920年、13頁。
  2. ^ a b c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』653頁。
  3. ^ a b 『大正過去帳 : 物故人名辞典』(東京美術、1973年)p.208
  4. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』68頁

参考文献[編集]

  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。