津江市作

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津江 市作(つえ いちさく、1863年10月14日(文久3年9月2日)- 1968年(昭和43年)4月6日)は、日本の長寿であった宮崎県の男性。

来歴[編集]

1863年に生まれる。宮崎県木城村の村長を務め、武者小路実篤が理想郷を目指し1918年に開村した「新しき村」を開墾する際に、木城村の村長として土地の紹介や農業指導に当たった[1][2]。 1964年より県内最高齢であった。

1968年4月6日、104歳で死去[2]。当時中村重兵衛が国内最高齢であったが、中村の記録が認められない場合、1967年2月の北海道の福島仙蔵の没後、津江が国内最高齢男性となっていたこととなる。

葬儀は村葬で行われた。

脚注[編集]

  1. ^ http://www.saneatsu.org/detail.php?rec=41870&from=0&keyword=&category=7&kind=&AD=&AD_option=0
  2. ^ a b 朝日新聞東京朝刊、1968年4月7日付、15頁、「"新しき村"の協力者、百四歳で死去 宮崎県の津江さん」