清水廣吉

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清水廣吉

清水廣吉明治4年(1871年[1] - 没年不明)は、日本発明家

岐阜県古川町(現・飛騨市)出身[1]。1890年(明治23年)に上京し、陸軍砲兵工廠に奉職した[1]

エンゲルベルグ精米機が国内の精米に不適当であることに着眼し、改良した精米機を発明した[1]。清水が改良した精米機は、1955年頃まで日本では主流の精米機として使用された[2]

1926年(大正15年)に帝国発明協会全国発明表彰により、有功賞が授与されている[3]

特許[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b c d 大阪発明協会 編『帝国発明家名鑑』日刊工業新聞出版部、1937年、116頁https://dl.ndl.go.jp/pid/1207646/1/280 
  2. ^ 1.精米機の歴史 (PDF) 『TASTY』vol.33、サタケ、2000年、p.5
  3. ^ 全国発明表彰大正15年受賞者一覧”. 公益社団法人発明協会. 2024年5月11日閲覧。