瀬戸隆一
瀬戸 隆一 せと たかかず | |
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内閣広報室より公表された肖像 | |
生年月日 | 1965年8月2日(58歳) |
出生地 | 日本 香川県坂出市 |
出身校 |
東京工業大学大学院理工学研究科修了 大阪府立大学経営工学科卒業 |
前職 | 国家公務員(旧郵政省) |
所属政党 | 自由民主党(麻生派) |
公式サイト | せと隆一公式サイト - 自民党 香川2区 |
選挙区 | 比例四国ブロック(香川2区) |
当選回数 | 3回 |
在任期間 |
2012年12月16日 - 2017年9月28日 2023年1月18日 - 現職 |
瀬戸 隆一(せと たかかず、1965年8月2日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の衆議院議員(3期)、財務大臣政務官。
党広報本部広報戦略局次長、情報通信戦略調査会事務局次長、情報・通信関係団体委員会副委員長、国土・建設関係団体委員会副委員長、国会対策委員、政務調査会IT戦略特命委員会幹事を歴任[1]。党香川県連常任顧問。
経歴[編集]
1965年(昭和40年)香川県坂出市生まれ[2]。坂出市立西部小学校(2010年統合により坂出市立坂出小学校)、坂出市立坂出中学校卒業[2]。1984年(昭和59年)、香川県立丸亀高等学校卒業[2]。1989年(平成元年) 大阪府立大学工学部経営工学科卒業[2]。1991年(平成3年)3月、東京工業大学大学院理工学研究科修了[2]。
官僚として[編集]
国家公務員採用Ⅰ種試験(経済)に合格し、1991年(平成3年)4月、郵政省に入省[2]。
以下、官僚時の経歴。
- 1995年(平成7年) 郵政省大臣官房国際部国際機関課ITU係長[2]。
- 1997年(平成9年) 山鹿郵便局局長[2]。
- 1999年(平成11年) 総務庁規制緩和委員会事務担当(通信・放送担当)[2]。
- 2000年(平成12年) 郵政省貯金局資金運用課課長補佐[2]。
- 2003年(平成15年) 日本郵政公社郵便貯金事業本部統合リスク管理部グループリーダー[2]。
- 2004年(平成16年)1月 総務省郵政行政局貯金企画課課長補佐[2]。
- 9月 総務省大臣官房総務課課長補佐[2]。
- 2006年(平成18年) 岩手県警察本部警務部長[2]。
- 2008年(平成20年) 総務省総合通信基盤局電波部移動通信課推進官[2]。
- 2010年(平成22年)7月 総務省大臣官房秘書課調査官[2]。
- 2011年(平成23年)
政治家として[編集]
2012年(平成24年)8月 次期衆議院選挙立候補のため、総務省に戻り、退職[4]。香川2区に自由民主党から出馬することが内定し、同選挙区支部長就任[5]。12月 第46回衆議院議員総選挙の香川2区に自由民主党から出馬。民主党の玉木雄一郎に7,123票差で敗れたが、比例四国ブロックで復活し初当選[2]。
2013年(平成25年)8月 自民党の派閥である為公会(麻生派)に入会[6]。
2014年(平成26年)12月 第47回衆議院議員総選挙の香川2区に自由民主党から出馬。民主党の玉木に再び敗れるも、比例四国ブロックで復活し2選。
2017年(平成29年)10月 第48回衆議院議員総選挙の香川2区に自由民主党から出馬。希望の党の玉木に3度敗れ、比例四国ブロックで復活ならず、落選。
2021年(令和3年)10月 第49回衆議院議員総選挙の香川2区に自由民主党から出馬するも、国民民主党代表の玉木に敗れ、比例四国ブロックで重複立候補していた議員で唯一復活ならず、連続で落選した。
2023年(令和5年)1月17日、後藤田正純衆議院議員の徳島県知事選挙立候補準備に伴う辞職により、中央選挙管理委員会の繰上補充の選挙会において比例四国ブロックでの繰り上げ当選[7][8]が決定し、6年ぶりの国政復帰となる。9月、第2次岸田第2次改造内閣で財務大臣政務官に就任[9]。
政策・主張[編集]
憲法問題[編集]
- 憲法改正について、2017年、2021年のアンケートで「賛成」と回答[10][11]。
- 改正すべき項目として「自衛隊の保持を明記する」「環境権に関する条項を新設する」「各都道府県から必ず1人は参議院議員を選出するよう明記する」「憲法裁判所を設置する」「緊急事態に関する条項を新設する」と主張[12]。
- 集団的自衛権の行使に賛成[13]。
ジェンダー問題[編集]
- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2014年、2017年のアンケートでは「どちらかといえば反対」と回答[14][10]。2021年のアンケートでは「反対」と回答[11]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[15]。
- 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案を早期に成立させるべきか」との問題提起に対し、「どちらかといえば反対」と回答[11]。
- クオータ制の導入について、2021年のアンケートでは回答しなかった[15]。
その他[編集]
- アベノミクスを評価する[13]。
- 原発は日本に必要だ[13]。
- 特定秘密保護法は日本に必要だ[13]。
- 村山談話を見直すべきでない[13]。
- 河野談話を見直すべきだ[13]。
- ヘイトスピーチを法律で規制することに賛成[13]。
所属団体・議員連盟[編集]
- 自民党たばこ議員連盟[16]
- 日本会議国会議員懇談会[17]
- 神道政治連盟国会議員懇談会[17]
- みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会[17]
- 郵便局の新たな利活用を推進する議員連盟事務局[2]
- 慢性の痛み対策議員連盟事務局[2]
- 教育における情報通信(ICT)の利活用促進をめざす議員連盟[2]
- CIQ体制の抜本的強化を図る議員の会事務局[2]
- 空手道推進議員連盟[2]
- 瀬戸内海再生議員連盟[2]
脚注[編集]
- ^ “衆議院議員 瀬戸 隆一(せと たかかず) | 議員”. 自由民主党. 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z プロフィール | せと隆一 公式サイト
- ^ プロフィール | せと隆一 公式サイト
- ^ プロフィール | せと隆一 公式サイト
- ^ 瀬戸 隆一(せと たかかず)|議員紹介【国会議員/支部長】 | 自由民主党香川県支部連合会 自民党香川県連 team Kagawa
- ^ 松本純の国会奮戦記
- ^ “後藤田正純・衆院議員が辞職、4月の徳島県知事選に出馬へ”. 読売新聞 (2023年1月7日). 2023年1月7日閲覧。
- ^ 『官報』第898号2頁 令和5年1月18日「令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員選挙四国選挙区における衆議院名簿届出政党等に係る欠員による繰上補充による当選人の住所及び氏名に関する件(中央選挙管理会四)」
- ^ “財務大臣政務官 瀬戸 隆一 (せと たかかず) | 第2次岸田第2次改造内閣 大臣政務官名簿 | 内閣”. 首相官邸ホームページ. 2024年1月21日閲覧。
- ^ a b “瀬戸隆一”. 2017衆院選 候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査). 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c “瀬戸隆一”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ “憲法改正 改正すべき項目”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e f g 2014年衆院選 毎日新聞候補者アンケート
- ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
- ^ a b “香川2区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
- ^ “自民党たばこ議員連盟臨時総会(出席者)”. 2018年4月11日閲覧。
- ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
外部リンク[編集]
- せと隆一公式サイト - 自民党 香川2区
- 瀬戸隆一 (@setotakakazu) - X(旧Twitter)
- 瀬戸隆一 (takakazu.seto) - Facebook
- 瀬戸隆一 - YouTubeチャンネル
- 瀬戸隆一オフィシャルブログ『瀬戸隆一と未来を語ろう。』 - Ameba Blog
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