登米懐古館

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登米懐古館
施設情報
正式名称 登米懐古館
専門分野 甲冑、刀剣、絵画ほか
管理運営 株式会社とよま振興公社
建物設計 隈研吾
開館 1961年
所在地 987-0702
宮城県登米市登米町寺池桜小路72-6
最寄バス停 とよま明治村バス停
最寄IC 三陸自動車道登米インターチェンジ
外部リンク 登米懐古館
プロジェクト:GLAM
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登米懐古館(とよまかいこかん)は、宮城県登米市登米町寺池桜小路にある博物館登米伊達家ゆかりの品を収蔵・展示する。

概要[編集]

登米懐古館は、1961年(昭和36年)に登米出身の実業家である渡辺政人が自身の古稀を記念し、それまで収集してきた伊達家関連の文化財と、それらを収蔵展示する施設と合わせて登米町(現・登米市)へ寄贈したことで設立された[1][2][3]。現在の所蔵品は約350点だが、そのうち約200点が渡辺から寄贈されたものである[4]

当初は寺池城三の丸跡に建てられたが[5]、施設が老朽化したため、2019年(令和元年)9月8日、隈研吾の設計による新館へ移転した[3]。新館は登米町の武家屋敷通りに位置し、建物の屋根には、かつて登米特産であったスレートが葺かれている[5]

脚注[編集]

  1. ^ 渡辺政人 (PDF) - 株式会社とよま振興公社、2022年7月27日閲覧。
  2. ^ 登米懐古館 (PDF) - 株式会社とよま振興公社、2022年7月27日閲覧。
  3. ^ a b 移転、新築の懐古館8日オープン 「登米の新しい象徴に」設計の隈さん、周囲の景観の魅力も /宮城毎日新聞 地方版 2019年9月6日 2022年1月29日閲覧
  4. ^ 渡辺政人(わたなべ・まさんど)―実業家、旧登米町名誉町民(登米市)―人脈と私財を古里のために - 『河北新報』2021年1月8日、2022年7月25日閲覧。
  5. ^ a b 登米の新しいランドマーク「登米懐古館」 - 登米市、2022年7月27日閲覧。

外部リンク[編集]