福岡県道66号桂川下秋月線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
主要地方道
福岡県道66号標識
福岡県道66号 桂川下秋月線
主要地方道 桂川下秋月線
総延長 20.5 km
起点 嘉穂郡桂川町大字寿命(じゅめい)【北緯33度35分25.4秒 東経130度40分22.8秒 / 北緯33.590389度 東経130.673000度 / 33.590389; 130.673000 (県道66号起点)
終点 朝倉市秋月【北緯33度28分9.4秒 東経130度41分27.6秒 / 北緯33.469278度 東経130.691000度 / 33.469278; 130.691000 (県道66号終点)
接続する
主な道路
記法
国道200号
都道府県道90号標識
福岡県道90号穂波嘉穂線
国道322号
都道府県道80号標識
福岡県道80号甘木朝倉田主丸線
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

福岡県道66号桂川下秋月線(ふくおかけんどう66ごう けいせんしもあきづきせん)は、福岡県嘉穂郡桂川町から朝倉市に至る県道主要地方道)である。

概要[編集]

朝倉市嘉麻市の間の峠はかつては白坂峠と呼ばれていた。しかし、現在では峠の朝倉側のすぐ先から冷水峠の方へと分岐する福岡県道438号白川桑曲線が開通し、この道の朝倉市と朝倉郡筑前町との境界にある峠の呼称となっている。この白坂峠の嘉麻市側では、遠賀川支流の泉河内川の谷沿いの道が旧道であり、白坂隧道を通り、川の対岸である飯塚市にも入っていたが、嘉麻市側に新しくバイパスが開通し、今ではこちらが県道として指定されている。旧道のうち、白坂隧道とそれより朝倉方面への1,727 mの区間は土砂崩れの恐れがあるため通行止めとなっており、南京錠の掛けられたフェンスで固く封鎖されている。

なお本道は、江戸時代には秋月から飯塚へ向かう秋月街道の脇道で白坂越と呼ばれていた。嘉麻郡穂波郡(あわせて現在の嘉穂郡)に藩領を持ち、藩外との輸送に遠賀川の水運を活用していた秋月藩の藩政にとっては非常に重要な道であった。秋月藩の参勤交代では八丁峠から秋月街道をまっすぐ小倉まで行くのではなく、この道から長崎街道へと入るルートを通行していた。

路線データ[編集]

全ての座標を示した地図 - OSM
全座標を出力 - KML

歴史[編集]

路線状況[編集]

重複区間[編集]

地理[編集]

福岡県道66号桂川下秋月線(福岡県朝倉市秋月)

通過する自治体[編集]

交差する道路[編集]

交差する道路 市町村名 交差する場所
国道200号 嘉穂郡 桂川町 大字寿命(じゅめい) 寿命交差点 / 起点
福岡県道444号豆田稲築線 重複区間起点 大字土居 土居交差点
福岡県道444号豆田稲築線 重複区間終点 大字土居 桂川町役場前交差点
福岡県道90号穂波嘉穂線 重複区間起点 大字土師
福岡県道90号穂波嘉穂線 重複区間終点 大字土師
福岡県道439号才田筑前内野停車場線 大字内山田
福岡県道438号白川桑曲線 朝倉市 甘水(あもうず)
国道322号 / バイパス 重複区間起点 秋月
国道322号 / バイパス 重複区間終点 秋月
国道322号 / 旧道
福岡県道80号甘木朝倉田主丸線
秋月 終点

沿線[編集]

[編集]

  • 白坂峠(嘉麻市 - 朝倉市)

脚注[編集]

  1. ^ s:道路法第五十六条の規定に基づく主要な都道府県道及び市道 - 平成五年五月十一日建設省告示第千二百七十号、建設省

関連項目[編集]