評劇

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評劇「桃花庵」(天津中国大劇院で)

評劇(ひょうげき、中国語: 评剧=ピンジュー)は中国の地方劇のひとつで、華北および東北部で盛んに演じられている。現代北京語で語られ、中国5大演劇(他は京劇越劇黄梅劇豫劇)にも数えられる。

清朝末期に河北省の農村で始まったといわれ、これが唐山市に入り「唐山落子」として発展し、1920年代には中国東北部でも流行し、1930年代には新劇京劇の良さも取り入れて、代表的な俳優を輩出した。1950年代になってもさらに発展して、全国で演じられている。評劇の劇場を評劇院と呼び、中国評劇大劇院(北京)、ハルビン評劇院、瀋陽評劇院などがある。

代表的な演目には「秦香蓮」、「小女婿」、「桃花庵」などがある。 [1]

脚注[編集]

  1. ^ 評劇 (Kotobank.jp)

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