鋼のように、ガラスの如く

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

鋼のように、ガラスの如く(Steel And Glass)は、1974年に発表された、ジョン・レノンの個人名義第4弾アルバム「心の壁、愛の橋」の収録曲。

概要[編集]

この曲の冒頭で聞かれる「これは僕の友達の話です。」「誰だい?」という呟きは、バックバンドのプラスティック・オノ・バンドに参加していたハリー・ニルソンのことを示している。

また、歌詞のくだりに「君のお母さんは君が小さいときにいなくなった。」とある。ジョンがかつての相棒ポール・マッカートニーと意気投合したきっかけは、幼い時に母と別れたことからである。


また、レノンはインタビューでこの曲はアラン・クラインのことを歌っているともほのめかしている。

ちなみに、タイトルは直訳すると「鉄とガラス」となるが、邦題は「心のしとねは何処」のケースと同様、日本での発売元東芝EMIの判断によると思われる。