魚沼市立図書館
魚沼市立図書館（うおぬましりつとしょかん）は、新潟県魚沼市にある公共図書館の総称（組織名）。魚沼市立小出郷図書館、魚沼市立広神図書館の2館の図書館と、堀之内公民館図書室、守門公民館図書室、入広瀬公民館図書室の3館の公民館図書室からなる。
中央図書館の構想[編集]
2004年（平成16年）11月1日には北魚沼郡堀之内町、小出町、湯之谷村、広神村、守門村、入広瀬村が合併して魚沼市が誕生し、魚沼市立図書館は2館の公立図書館と、3館の公民館図書館で構成されることとなった。同日、魚沼市民図書館(仮称)建設基本計画策定委員会を設置し、魚沼市民図書館を建設する計画を図書館建設準備室が建設を検討していた[1][2]。
魚沼市民図書館（仮称）建設基本計画策定委員会は、2005年（平成17年）3月18日より、20回にわたり会議を開き、「新市としてふさわしい図書館の『基本計画』について」答申を出した。この答申は、2003年（平成15年）12月に北魚沼郡六か町村図書館整備検討委員会が出した答申を踏まえ、「魚沼市発足と図書館建設の意義」「中央図書館建設の必要性」「建設にあたって目指す理念と期待」「複合館としての中央館について」と「指定管理者制度について」協議を進めた [3]。 2016年度（平成28年度）の魚沼市公共施設再編整備計画第一期においても、中央図書館を整備し情報拠点として生涯学習を推進させることを検討している。学習の場・交流の場としての機能や文化的な生活をする機能が図書館にはあり、文献蔵書管理のコストを抑制しながら維持管理をすることとした[4]。
利用案内[編集]
小出郷図書館[編集]
沿革[編集]
- 1986年（昭和61年）9月1日 - 小出町立図書館が開館
- 2004年（平成16年）11月1日 - 合併により魚沼市立小出郷図書館と改称
- 2010年（平成22年）6月30日 - 移転開館
小出町立図書館時代[編集]
小出町に公共図書館を造りたいという町長の意向があり、小出郷福祉センター[注釈 1]内にあった小出町民公民館図書室から蔵書を引き継ぎ、日本道路公団小出工事事務所棟の払い下げを受けて小出町立図書館として北魚沼郡小出町大字小出島728-2に開館した[8][9]。
「いつでも、だれでも、気軽に利用できる図書館」をモットーにし、原則無休、閉館時間は平日は20時まで、小出町以外の人でも利用を認める事、などを特徴としていたが1995年度（平成7年度）からは社会情勢の変化や管理経費の合理化、夜間の利用者数を鑑み、毎週月曜が休館日、夜間は19時までと変更になった[8]。1995年（平成7年）時点の貸出登録者数は1800人であった[8]。
魚沼市立小出郷図書館時代[編集]
_w.svg){kind=small} 小出郷図書館 | |
|---|---|
 小出郷図書館（商店街側から撮影） | |
| 施設情報 | |
| 前身 | 小出町立図書館 |
| 事業主体 | 魚沼市 |
| 管理運営 | 魚沼市（直営） |
| 建物設計 | 鉄骨造 |
| 所在地 |
〒946-0041 新潟県魚沼市本町2-5 |
| 位置 | 北緯37度13分54秒 東経138度57分33秒 / 北緯37.23167度 東経138.95917度座標: 北緯37度13分54秒 東経138度57分33秒 / 北緯37.23167度 東経138.95917度 |
| 条例 | 魚沼市図書館条例 , 魚沼市図書館条例施行規則 |
| 公式サイト | 魚沼市立図書館 |
| 地図 | |
 | |
| プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 | |
2004年（平成16年）に小出町が合併により魚沼市となると、小出町立図書館は魚沼市立小出図書館に改称した。2010年（平成22年）には移転に向けた準備のために3ヶ月を休館とし、6月30日に魚沼市本町2丁目5の空き店舗を借用し移転した[10][11]。
利用案内[編集]
- 一般書コーナー[12]
- 一般書
- 新刊コーナー
- 郷土資料コーナー
- 雑誌・視聴覚コーナー
- 児童書コーナー
- 絵本コーナー
- 赤ちゃん絵本コーナー
- ヤングアダルトコーナー
- おはなしのへや
- 学習席・閲覧コーナー
- 貸出冊数・期間
- 書籍 1人5冊、2週間
- 雑誌、VHS、DVD、CD 1週間
開館時間[編集]
小出郷図書館の利用は下記の通りである。
- 休館日
- 毎週月曜日
- 年末年始(12/29～1/3)
- 蔵書点検期間
- 開館時間
- 火・水・木・金・土曜の9:30-19:00
- 日・祝日の9:00-17:00
広神図書館[編集]
沿革[編集]
1990年（平成2年）10月に建設されたコミュニティーセンターの2階に図書館を併設して、1991年（平成3年）4月1日に広神村図書館が開館した[13]。開館時は30,000冊でスタートし、1995年（平成7年）時点では約38,000冊となっていた[13]。開館と同時にコンピューター貸出ができた[14]。2004年（平成16年）11月1日、合併により魚沼市立広神図書館と改称した。
施設[編集]
- 鉄筋コンクリート3階建
開館時間[編集]
広神図書館の利用は下記の通りである[15]。
- 火～土曜：9:30～19:00
- 日・祝日：9:00～17:00
- 閉館日
- 毎週月曜日
- 年末年始
- 蔵書点検期間
堀之内公民館図書室[編集]
施設[編集]
堀之内公民館図書室は、新潟県魚沼市堀之内130堀之内公民館2階にあり、下記のコーナーが存在する[16]。
- 一般書コーナー
- 一般書
- 新刊コーナー
- 郷土資料コーナー
- 閲覧コーナー
- 児童書コーナー
- 児童書
- 絵本コーナー
開館時間[編集]
堀之内公民館図書室の利用は下記の通りである[17]。
- 休館日
- 毎週月曜日
- 年末年始(12/29～1/3)
- 館内整理日
- 開館時間
- 火・水・木・金・土曜の10:00-18:00
- 日・祝日の9:00-17:00
- 貸出冊数・期間
- 書籍 1人5冊、2週間
守門公民館図書室[編集]
施設[編集]
守門公民館図書室は、新潟県魚沼市須原520（北部庁舎2階）にあり、下記のコーナーが存在する[18]。
- 一般書コーナー
- 一般書
- 新刊コーナー
- 郷土資料コーナー
- 学習席
- 児童書コーナー
- 児童書
- 閲覧コーナー
開館時間[編集]
守門公民館図書室の利用は下記の通りである[19]。
- 休館日
- 年末年始(12/29～1/3)
- 館内整理日
- 開館時間
- 月・火・水・木・金・土曜の9:00-21:00
- 日・祝日の9:00-17:00
- 貸出冊数・期間
- 書籍 1人5冊、2週間
- 雑誌・ビデオ・CD 1週間
入広瀬公民館図書室[編集]
施設[編集]
入広瀬公民館図書室は、新潟県魚沼市穴沢215-1(入広瀬会館3階)にあり、下記のコーナーが存在する[20]。
- 一般書コーナー
- 一般書
- 新刊コーナー
- 郷土資料コーナー
- 文庫・育児・料理コーナー
- 児童書コーナー
開館時間[編集]
入広瀬公民館図書室の利用は下記の通りである[21]。
- 休館日
- 毎週土・日曜日
- 祝日
- 年末年始(12/29～1/3)
- 8/13〜8/15
- 館内整理日
- 開館時間
- 月・火・水・木・金曜の9:30-17:30
- 貸出冊数・期間
- 書籍 1人5冊、2週間
注釈[編集]
脚注[編集]
- ^ 魚沼市民図書館（仮称）建設基本計画策定委員会設置要綱 魚沼市役所
- ^ 図書館建設計画策定委員会の傍聴『市報うおぬま』2005年7月25日号、p. 7
- ^ 「新市としてふさわしい図書館の「基本計画」について（答申）」魚沼市民図書館（仮称）建設基本計画策定委員会、2005年12月、p. 2
- ^ 魚沼市公共施設再編整備計画【第1期：平成28年度～平成32年度】 魚沼市公共施設再編整備計画【第1期：平成28年度～平成32年度】
- ^ 魚沼市立図書館 魚沼市役所
- ^ 魚沼市立図書館 魚沼市立図書館
- ^ a b “展覧会に結婚式、受験勉強も…地域の人生に寄り添い半世紀、小出郷福祉センター7月2日閉館”. 新潟日報. 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b c 新潟県立図書館『新潟県図書館白書 1995』新潟県立図書館、1995年、p. 41
- ^ 小出町教育委員会『小出町史下巻（近代・現代・人物）』1998年、p. 1039
- ^ 『越南タイムズ』2010年7月8日
- ^ “小出郷図書館がオープン”小出郷新聞 2020年7月3日、p. 1
- ^ 魚沼市立小出郷図書館
- ^ a b 新潟県立図書館『新潟県図書館白書 1995』新潟県立図書館、1995年、p. 42
- ^ 新潟県立図書館『新潟県図書館白書 1995』新潟県立図書館、1995年、p. 71
- ^ “魚沼市立図書館”. 2020年11月21日閲覧。
- ^ 堀之内公民館図書室施設 堀之内公民館図書室施設
- ^ 堀之内公民館図書館 堀之内公民館図書館
- ^ 守門公民館図書室施設 守門公民館図書室施設
- ^ 守門公民館図書館 守門公民館図書館
- ^ 入広瀬公民館図書室施設 入広瀬公民館図書室施設
- ^ 入広瀬公民館図書室 入広瀬公民館図書室
