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Category‐ノート:仏教/過去ログ1

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サブカテゴリ「浄土教」について[編集]

報告

Category:浄土系仏教」の時は、サブカテゴリ「派」に属していましたが、カテゴリの整理とサブカテゴリの作成・整理により「Category:浄土教」を作成し、移動しました。(Category‐ノート:浄土教Category‐ノート:浄土系仏教を参照してください。)
項目を再カテゴライズしたため、「カテゴリ仏教」のサブカテゴリ「派」から「し」に目次名を変更しました。--Resto1578 2009年10月13日 (火) 17:52 (UTC)

XingZingさんからの質問[編集]

以下は、「Wikipedia:削除依頼/Category:浄土系仏教」に寄せられた質問と答えのコピーです。
  • (コメント)現在、「浄土教」は、「仏教」のサブカテゴリで、他の宗派(教派?)とは離れた形で表示されています。もと、「浄土系仏教」があったように、「法華系仏教」などと同じく、「派」と区分けされたところに入れる必要はないのでしょうか。それとも、「原始仏教」のカテゴリのように、いわゆる「宗派」とは違うということなのでしょうか。よくわからなかったので、書かせて頂きました。 --XingZing 2009年10月12日 (月) 23:02 (UTC)
XingZingさん、こんにちは。
「浄土教」とは
阿弥陀仏の極楽浄土に往生し成仏することを説く教え。〈中略〈浄土についての説明部分)〉浄土教は(浄土門〉とも呼ばれ、日本では浄土宗・浄土真宗という宗派が成立した。現在は(浄土思想〉〈浄土信仰〉という語も使われる。」(『岩波仏教辞典』第二版「浄土教」より)
衆生を済度するという阿弥陀の本願を信じ、ひたすら念仏を唱えれば、死後極楽浄土に往生できると説く教え。無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経などに基づいており、中国で発達した。日本には奈良時代に伝わり、平安時代に円仁・源信・空也などが現れ、末法思想の流行とともに広まった。法然の浄土宗、親鸞の浄土真宗、一遍の時宗などはこれに属する。浄土思想。」(『大辞林』第二版「浄土教」より)
と定義されています。
「浄土門」とは
〈門〉は法門、教えをさす。釈尊の教えを総じて2種に分けたもの。自力の行をはげんでこの世で悟りを開くことを目ざす聖者の道を〈聖道門〉と称し、阿弥陀の本願を信じて念仏して浄土に生まれ、来世に悟りを得ようとする凡夫の道を〈浄土門〉と称する。唐の道綽が『安楽集』で説いたもの。聖道門は自力教で難行道、浄土門は、他力教で易行道とされる。道綽は、末法の今の時は、聖道門では悟り難く、浄土門によれば容易であるとした。(中略)」(『岩波仏教辞典』第二版「聖道門・浄土門」より)
自力の修行によって仏となるのではなく、阿弥陀如来の慈悲によって極楽浄土に往生し、成仏することができると信じ念仏する教門。」(『大辞林』第二版「浄土門」より)
「浄土教」とは、修行仏教に対する教義で、釈尊の説いた教えに基づき「阿弥陀如来」を本尊として信仰する仏教の教義・思想・信仰等の総称です。
教義・思想・信仰の形態は、本尊が(一般に)阿弥陀如来である以外は、それぞれの宗旨で異なり、念仏を行とする宗旨、浄土真宗のように「念仏」を行と捉えないなど、一概には言えません。ゆえに「仏教」の「派」と分類するのには問題があると思います。よって「Category:浄土教」を「Category:仏教」サブカテゴリにしました。
下記の図の「下段」に、主だった浄土教の宗旨と流れを書いてみました。
また日本の各宗派は、「Category:伝統宗派」に分類されております。(私見ですが、可読性に難があると思います……。)
(仏教分派)(種別)(中国の宗旨)(奈良仏教)(平安仏教)     (鎌倉仏教)              (現在)
大乗仏教━━┳聖道門━┳zh:法相宗法相宗
      ┃    ┣zh:三论宗三論宗
      ┃    ┣zh:天台宗━━━━━━法華円宗(天台宗)━━┳天台宗━━━━━━━━━━━━━━━━━天台宗諸派
      ┃    ┣zh:密宗━━━━━━━真言宗┓       ┠良忍─────────┐ 
      ┃    ┣zh:禅宗          ┃          ┠法然─────────┼─┐   
      ┃    ┗他……。           ┃          ┣栄西臨済宗)┿┿━━━━━━━━━━━臨済宗諸派 
      ┃                    ┃          ┠親鸞─────────┼─┼─┐ 
      ┃                    ┃          ┣道元曹洞宗)┿┿┿━━━━━━━━━━曹洞宗 
      ┃                    ┃          ┠日蓮日蓮宗)┿┿┿━━━━━━━━━━日蓮宗諸派 
      ┃                    ┃          ┗他……。      │ │ │  
      ┃                    ┗━━━━━━━━━━━━━━━┿┿┿━━━━━━━━━━真言宗諸派

                                        

      ┃                         ┌─────────────────────┘ │ │
      ┗浄土門━zh:净土宗━━━━━┳━━━━━━━良忍(融通念仏宗)━━━━━┿┿━━━━━━━━━━融通念仏宗
      (浄土教)           ┃           ┌────────────────┘ │
                      ┃                  │   ┌────────────┘
                       ┗━━━━━━━━━━法然(吉水教団)┳証空〈西山義〉━━━━━━━浄土宗〈西山派〉         
                                          ┣弁長〈鎮西義〉━━━━━━━浄土宗鎮西派
                                       ┌─╂─────────┘
                                        │ ┣その他浄土宗流派は、〈鎮西義〉に吸収。
                                        │ ┗親鸞(浄土真宗)┳(本願寺)┳浄土真宗本願寺派
                                        │          ┃       ┗真宗大谷派
                                        │               ┗━━━━━浄土真宗諸派
                                       └────────一遍時宗)━━━━━時宗               
上記の図は、取り急ぎ書いたので誤りがあるかもしれません。よろしくお願いします。

--Resto1578 2009年10月13日 (火) 18:32 (UTC)

(質問)有り難うございます。お教えいただいた概念なり分類なりは、浄土教に関する文献、浄土教から見た見方を示した文献では、ごく普通に書かれていることと、私も理解しております。ただ、仏教、仏教史として見た時は、やっぱり違和感を覚えます。例えば、密教なり真言宗、真言系仏教を、他の宗派と同列に並べる、というのは、一般的ではないように思います。同じように、各辞典の説明を挙げて頂いて、分かりやすいのですが、そこで、貴方が示されたような分類が、仏教一般の考え方として示されているわけでもないので、その面でも、すんなりとは入って来ない感じがしています。私自身は、このように感じていますが、他の人たちがどうかも、分かりません。浄土教や浄土門の辞書の説明は、仏教一般の概念というよりも、浄土教や浄土門に属する人たちが、このように理解していました、ということに対する説明のようにも思えます。仏教概説なり、仏教史一般の共通の認識として、聖道門と浄土門とを大きく2分類していて、浄土教の宗派だけでなく、他の宗派でも同じように考えている、ということであって、初めて、御説がすんなりと理解できるのかな、と思っております。いろいろと申し上げて申し訳ないですが、率直な感想を質問とさせていただきました。 --XingZing 2009年10月13日 (火) 22:35 (UTC)
(コメント・提案)
誤解が無い様に予め申しておきます。私は、「Category:浄土教」だけを「Category:仏教」の下位に置きたい訳ではありません。他のカテゴリも整理すべきと思います。
そこで私の疑問・違和感は、「派」の分類の定義は何かということです。
私自身は、「派」とは「宗派」(便宜上、「宗旨」も含む。)を表していると受け取っております。よって「Category:伝統宗派」は、「派」に属するべきと思います。
「派」が「宗派」だとすると、「Category:密教」・「Category:唯識」は、教義・見解であり「宗派」とは異なると思います。
Category:華厳」は、Wikipediaの公式方針「Wikipedia:カテゴリの方針#カテゴリの名称」にある「その名称で記事が存在するかが目安の一つとなります。」の方針に沿う名称である「Category:華厳宗」に改名すべきと思います。そして「Category:伝統宗派」の下位に置けば良いと思います。「Category‐ノート:華厳」に提案しました。
Category:禅宗」は、「Category:禅」の下位カテゴリにし、「Category:禅」は「:Category:仏教」の下位に置く。また「Category:禅宗」に属していたカテゴリは、「Category:禅」の下位に置く。(「Category:禅宗」などを整理したのは、私ですが……。)
Category:法華系仏教」・「Category:真言系仏教」・「Category:天台系仏教」も、「Category:仏教」の下位に置くことが望ましいと思います。それぞれの「宗派」は、「Category:伝統宗派」にカテゴライズされており「派」の中で重複しています。教義・思想としてカテゴリとして、「Category:仏教」の下にあるほうが有用かと思います。
整理すると、下記のようにするのはいかがでしょうか?
「仏教 > 密教・唯識(・法華系仏教・真言系仏教・天台系仏教)」
「仏教 > 禅 > 禅宗 > 黄檗系仏教・禅籍・禅寺・曹洞系仏教・臨済系仏教」
「仏教「派」 > 伝統宗派 > 華厳宗、他」

ご意見をいただけたらと存じます。--Resto1578 2009年10月14日 (水) 11:40 (UTC)

(コメント) 有り難うございます。現在の仏教のカテゴリで、「派」となっているサブカテゴリそのものを解体して再編する、ということですね。現在の浄土教だけが別になってしまっている形を考えると、それが自然かと思われます。また、仰っている通り、「伝統宗派」のサブカテゴリが、他のカテゴリと同列になっているのも、変だなと思っていました。ただ、上記のように再編されるのであれば、「○○系仏教」というカテゴリ自体が、「○○宗」とするのと違いがないようにも思えますし、むしろ、「○○系」という表記自体が、「その名称で記事が存在」していないわけで、使わない方向で統一させる方がスッキリするのかな?と思えました。的外れでしたら、すみません。 --XingZing 2009年10月14日 (水) 12:30 (UTC)