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高井 麻巳子は、日本の元アイドルである。女子美術短期大学中退。株式会社秋元康事務所監査役で、秋元康夫人である。

福井県小浜市出身。4人姉妹の次女として生まれる。小学校の時は足が速くてかけっこではいつも一等賞だった。中学ではソフトボール部に入っていたが、レギュラーにはなかなかなれなかったものの、足の速さを買われて度々試合に出場していた。

1985年に福井県立若狭高等学校を卒業。若狭高校時代は、取り立てて目立つ言動はしない生徒であったが、明るく快活な性格で友人も多く、人気者であった。ミス若高(じゃっこう)と呼ばれていた。高等学校卒業後、美術大学進学を目指して予備校へ入学すべく上京。1985年4月、『夕やけニャンニャン』内のコーナー「アイドルを探せ」の出場者をスカウトをする企画で、原宿を歩いているときに伊藤克信にスカウトされる(が、番組側のやらせだったとの説もある)。同コーナーで「青い珊瑚礁」を歌い、おニャン子クラブ会員番号16番としてデビュー。

1985年10月、岩井由紀子(ゆうゆ)と二人でうしろゆびさされ組を結成、アニメハイスクール!奇面組』の主題歌『うしろゆびさされ組』でユニットデビュー。1986年6月、『シンデレラたちへの伝言』でソロデビューし、オリコン初登場1位を獲得。うしろゆびさされ組の活動と並行してシングル、アルバムを定期的に発売。1987年4月でおニャン子を卒業、女優として連続ドラマに出演するなど活動の幅を広げる。忌野清志郎のファンであることを音楽誌のインタビューで語り、それを契機にRCサクセションのアルバム『COVERS』にゲスト参加。

1988年5月23日、おニャン子の仕掛け人である秋元康と結婚し、突然芸能界を引退した。

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