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心霊主義(しんれいしゅぎ)、スピリチュアリズム(英:Spiritualism)とは、人は肉体と霊魂からなり、肉体が消滅しても霊魂は存在し、現世の人間が死者の霊(霊魂)と交信できるとする思想、信仰、人生哲学、実践です。

心霊主義(スピリチュアリズム)という言葉は、19世紀にアメリカで始まり、19世紀半ばに全盛期を迎えた潮流を指すことが多いようです。個人としての人間の完成と幸福を目指すと同時に、建設的で明るい社会改革運動でもあり、奴隷制度廃止運動女性参政権獲得の運動とも関わりがあります。

世界中をめぐって1960年代半ば(昭和40年頃)に日本にも到達しており、日本の新宗教への影響も大きいと指摘されています。日本では、イギリスで心霊主義を学んだ江原啓之(1964 - )が、心霊主義に現代のセラピー文化を取り入れて現代風にアレンジし、スピリチュアルという言葉を用いたため、スピリチュアルとも呼ばれます。