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タマーラ・プラトーノヴナ・カルサヴィナカルサーヴィナとも、ロシア語: Тама́ра Плато́новна Карса́вина, ラテン文字転写: Tamara Platonovna Karsavina, 1885年3月10日 - 1978年5月26日)は、ロシア出身のバレリーナである。ロシア帝室マリインスキー劇場のプリマ・バレリーナを務める一方、セルゲイ・ディアギレフ主宰のバレエ・リュス(ロシア・バレエ団)における中心ダンサーとして活躍した。古典から実験的な作品に至るまでをこなし、幅広い芸風で多くの観客を魅了した。ロシア革命を機にイギリスに亡命し、同国におけるバレエの発展に大きく貢献した。アンナ・パヴロワと並び、20世紀前半を代表するバレリーナである。

1885年、サンクトペテルブルクに生まれる。帝室バレエのダンサーであった父プラトン・カルサヴィンの影響で幼少時からバレエダンサーを志し、家族ぐるみでつきあいがあった元ダンサーのマダム・ジューコヴァ、次いで帝室バレエを引退した父からバレエのレッスンを受け、1894年に帝室マリインスキー劇場附属舞踊学校の入学試験に合格した。

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