Template:出典範囲

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2022年のWikipedia:出典を明記するの改訂による、出典の掲載方法のガイドラインの変更に伴い、記事内の本文で使用した出典に関しては、対応する記述の文末ごとに掲載するのが基本的な要求される水準となり、ページ末尾の「参考文献」欄に一括して掲載するだけの方式は、検証可能性の観点から非推奨となりました。

しかしながら「記述の文末ごとに出典を掲載」というこの新たな指針にも課題はあり、出典の掲載位置からどこまで前の範囲の記述までが、その出典による記述なのかが不明瞭となってしまうというものです。この課題を解決する事を目的として、本テンプレートは作成されました。

主な使い方
  • 一つの文章に一つの出典という一番シンプルな例の場合、「{{出典範囲|text1=〇〇|ref1=〇〇}}」という書式で書きます。text1には本文の文章、ref1には利用した出典を提示します。この際<ref></ref>タグを使用する場合は、タグも書き漏らさずに記入します。text1パラメータに指定した内容にカーソルを合わせると、ref1パラメータに指定した箇所の出典部分にピンク色の背景が付きます。
  • 二つ以上の文章に二つ以上の出典が掛かる場合、{{出典範囲|text1=〇〇|ref1=〇〇|text2=〇〇|ref2=〇〇|text3=・・・}}といったように記述します。この記述の仕方の場合、text1にはref1、text2にはref2・・・といったように対応しています。現状は7つまで設定できますが、それ以上用いる必要が出てきた場合はノートなどで変更を提案してください。
  • ただし直上の方法の場合では、例えば「一つ目の文章には一つ目・二つ目の出典両方、二つ目の文章には二つ目の出典のみを付けたい」「一つ目の文章には一つ目の出典のみ、二つ目の文章には一つ目・二つ目の出典両方を付けたい」といった、文章と出典が一対一で対応していないようなケースには使用できません。その場合はs1~s7のパラメータを利用します。
  • 例えば上の例では前者の場合は「{{出典範囲|text1=〇〇|s1="ref1 ref2"|text2=〇〇|ref1=〇〇|ref2=〇〇}}」と掲載すると、text1の文章にカーソルを当てた場合、s1パラメータで指定したref1・ref2の出典両方の背景色を変更させる事ができます。同じく後者の場合なら「{{出典範囲|text1=〇〇|text2=〇〇|s2="ref1 ref2"|ref1=〇〇|ref2=〇〇}}」といった具合です。なおこの際、s1~s7パラメータ内でのダブルクォーテーション("")は付けても付けなくても構いません。
使用例1
以下、出版物名や人名のようなものは例示であり、実在のもの(太宰治など)とは関係ありません。参考:トルコアイス
{{出典範囲|text1=トルコアイスは、とっても美味しい食べ物である|ref1=(楚漢文庫2022年発行 青山未来著『トルコの食文化』 P.34)}}。
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トルコアイスは、とっても美味しい食べ物である(楚漢文庫2022年発行 青山未来著『トルコの食文化』 P.34)
使用例2
{{出典範囲|text1=小説『駒猫』の中で、主人公の銀龍は、人間と同等の知能を持った猫として描写される。|s1="ref1 ref2"|text2=この描写に関して文学評論家のミラ・アクアブルーは、「作者の犬辛治は主人公の銀龍を通して、明治時代以降の日本国内のペットブームに伴う、人間中心主義的な社会志向の加速を批判的に風刺している」と評する|ref1=<ref>楚漢文庫 犬辛治 著「駒猫」 2000年発行</ref>|ref2=<ref>ミラ・アクアブルー「犬辛治とはなんだったのか」 月刊「廃人」2020年12月号</ref>}}。
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小説『駒猫』の中で、主人公の銀龍は、人間と同等の知能を持った猫として描写される。この描写に関して文学評論家のミラ・アクアブルーは、「作者の犬辛治は主人公の銀龍を通して、明治時代以降の日本国内のペットブームに伴う、人間中心主義的な社会志向の加速を批判的に風刺している」と評する[1][2]

脚注

  1. ^ 楚漢文庫 犬辛治 著「駒猫」 2000年発行
  2. ^ ミラ・アクアブルー「犬辛治とはなんだったのか」 月刊「廃人」2020年12月号
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