Wikipedia‐ノート:外部リンクの選び方/外部地図サイトへのリンクについて

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外部地図サイトへのリンクについて[編集]

Wikipedia:外部リンクの選び方#掲載すべきでない外部リンクの第4項について、外部地図サイトへのリンクを例外扱いとすることを提案します。先行議論はWikipedia:井戸端/subj/やたら長くなる地理的記述についてにあります。

地図は、著作権の塊であり、市販の地図や外部サイトの地図を、そのまま持ってくることはできません。また、作成する場合にも、市販の地図や外部サイトの地図をへたに下敷きにすると著作権侵害を引き起こす可能性が高いという危険性がつきまといます。そこで、Wikipediaの記事に地理情報を付け加えるための選択肢のひとつとして、ユーザがマークや線を書き込める外部の地図サイト上で説明に必要な地図を作成し、そのリンクを貼るという方法を、検討していただきたいと思います。

この方法論は、しかし、上記Wikipedia:外部リンクの選び方#掲載すべきでない外部リンクの第4項に抵触する可能性があります。この問題提起では、当該文書の改定は目指しませんが、議論を通じて「許容する」という穏やかな合意が確認されることを期待します。

この方法の長所・短所は以下のようなものが考えられます。

<長所>

  1. 比較的容易に、説明のために必要な地理情報をとりまとめ、Wikipediaに追加することが可能になる(もちろん、それぞれの地図サイトの編集には習熟する必要があります)。
  2. 既存地図を使う場合の著作権侵害などの危険を、かなりの部分まで、回避できる。
  3. 拡大・縮小などをユーザが自在に行なえるというディジタル地図の一般的メリットはそのまま享受できる。

<短所>

  1. 外部サイトに依存することになるという一般的欠点がある。たとえば当該サイトの閉鎖によって情報が失われるといった危険性は、常に付きまとう。
  2. 外部地図サイト上に作成された地図が中立性・正確性などの問題を抱えたものであったとしても、必ずしも修正が可能だとは限らない(Wikipedia側でリンクをはずすことはできます)。

私見ですが、確かに「中立性に問題がある地図」などがリンクされる危険性はありますが、それは一般的編集などでも同じことであり、地図サイトへのリンクを許容したとしても大きなマイナスにつながることはなく、前述の通りWikipedia側で「リンクをはずす」という対処をすれば十分であろうと判断します。「自作した画像地図をアップロードして貼り付ける」のと「外部地図サイトに入力して作成した地図のリンクを貼り付ける」のとの間には、大差ないのではないかということです。

自己顕示欲の発露などとして地図の作成とリンクがなされる可能性はありますが、説明に寄与するのならばそれはそれでもいいような気がします。それは一般の編集でも同じことであり、あとはリンクされた地図の品質を見て個別具体的に判断すればいいことだと考えます。

外部サイトに依存することの危険性についてはいかんともしがたいというのが率直なところ。ま、世の中にはたとえばOpenStreetMap(自由に使える地図を作ろう、というプロジェクト)なんていうものもありますし、そういうところと組んでorインポートしてWikipediaが独自のディジタル地図サイトを持つとかいう理想的な方法もありますが、今回は「簡単に実現できること」を主眼に置き、そういう大風呂敷は選択肢外とします。

なお、上記の先行議論の成果として、「その外部地図サイト上の地図がどのように作成され、どの程度の信頼性があるか、などの説明を可能とするテンプレート」が開発され、試行段階にはいっています。このテンプレートは「GoogleMap」「Yahoo!ワイワイマップ」などへのリンクを想定して開発されています。テンプレートの使用状況を見ることで閉鎖などへの一括対処が行いやすくなっているほか、仕様変更への対応などが可能であるとのことです。

また本提案は、「画像地図を作成してWikipediaにアップロードしそれを貼り付ける」といった方法を否定するものではなく、代替するものでもありません。「外部地図サイトへのリンク」という選択肢を増やすことだけを目的とした提案です。

では、ご検討ください。--Nekosuki600 2010年6月4日 (金) 10:37 (UTC)[返信]

  • コメントWikipedia:外部リンクの選び方#掲載すべきでない外部リンクの第4項「記事に加筆しようとしている利用者自身が所有、管理、または執筆を行っているサイト」は「これはWikipedia:中立的な観点を確保するための基準です」とうたってあります(1)。新しく試作されているテンプレートには何の情報を元にして作成したかも表記できるようになっており、独自研究を排除するWikipedia:出典を明記することに適うと思います。Uryah 2010年6月6日 (日) 09:31 (UTC)[返信]
  • コメント基本賛成です。一点、「誤りのある・ありそうな地図や、出典のはっきりしない地図などに関して、どういう基準で、どういうタイミングで、リンク除去を行うか」という点だけ、大まかな基準があった方がいいと思います。実際にやっていかないと分からない所もあると思いますが、何でもリンクしてるわけじゃないんだぞ、という信頼性の提示の意味でも、何かしらの基準は最低限 必要になってくるかと思います。--Was a bee 2010年6月6日 (日) 13:44 (UTC)[返信]
    • さきほど先行議論の方で述べたことですが、「テンプレートの解説に『地図の品質に関する疑義などがあった場合には、テンプレートが貼られている記事のノートで問題提起すべし(大意)』といった文言を付け加える」というのはいかがでしょうか。問題提起をした上でリアクションがない・改善がなされない、といった場合には当然のように「ひっぺがすのが相当」という結論になると思います。--Nekosuki600 2010年6月6日 (日) 15:51 (UTC)[返信]
    • 疑義や疑問があれば、その記事のノートに書くことが出来るようになったのですね。「地図の不具合を報告」、言い方は何かもしれませんが、中立的な観点・独自研究を載せない・出典の明記に対する誠実な振る舞いとして、完璧だと思いますUryah 2010年6月7日 (月) 14:02 (UTC)[返信]
    • コメント遅くなりましたが、私の中の疑問点・不安点は解消されました。「地図の品質に関する疑義などがあった場合には、テンプレートが貼られている記事のノートで問題提起、問題提起をした上でリアクションがない・改善がなされない、といった場合にはひっぺがす」という大筋の方向で、特に問題は起こらないだろうと思います。こうした大きい方向が用意されたなら必ずしもテンプレートに拘らずとも、運用していくことができるのではないかと思います。賛成いたします。追記。テンプレートの方もおおよそ上のNekosuki600さんの主旨を踏まえる形で、冒頭に注意書きを入れてみました。--Was a bee 2010年6月13日 (日) 12:17 (UTC)[返信]