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Wikipedia:井戸端/subj/「いただけます」の使い方

「いただけます」の使い方[編集]

「お申し込みいただけます。」 60歳近い私の感覚では、この種の「いただきます」という使い方に違和感があります。 どうなんでしょうか?--以上の署名のないコメントは、‎210.249.30.138会話/Whois)さんが 2012年11月19日 (月) 03:21 に投稿したものです。

井戸端は基本的に「ウィキペディアへの提案」として用いられますので、日本語一般の事柄については別の掲示板や、ブログ、ツイッターなどでご相談いただけます。--Muzmuz会話2012年11月19日 (月) 03:36 (UTC)[返信]

「いただけます」がおかしいと感じている相手に対して、「いただけます」で返すというのは、皮肉が感じられて、相手を小馬鹿にするような印象を受けます。もう少し言葉を選んで返答するべきではないでしょうか。115.38.143.94 2012年11月19日 (月) 23:40 (UTC)[返信]

「ウィキペディアには日本語の乱れという記事があります。現在、独自研究の恐れもありますが、そちらのノートでご相談されてはいかがでしょう」あたりがより親切でしたでしょうか。少なくとも他の意見に文句をつけるだけではなく、ウィキペディアの井戸端とは何たるか、別の掲示板などの情報を提供したわけです。念のために、投稿者の経歴は、ウィキペディアの管理者か、ユーザーかといったこと以外無関係で、IP利用者で「60歳近い」といっても、言語学者なのか、日本語を外国語として勉強されている方が違和感を感じているのかは、証明できるものではありません。単に投稿先を間違えた可能性が高いように思われます。--Muzmuz会話2012年11月20日 (火) 00:07 (UTC)[返信]

今更すみません。私は新参者(?)ですが、上の話題の「寄付金募集」との関係で、私もWikipediaの何かのヘルプだか説明だかで「...お申込みいただけます」を見たような気がします。寄付金募集のメッセージか、その関連ページで見たような気もしたのですが、検索しても見つかりませんでした...ですので、もしWikipediaのヘルプや利用案内に「...お申込みいただけます」という表現があるのであれば、具体的にご指摘いただければ、それを改善できると思うのでありがたいことだと思いますです。ちなみに私も、「申す」も「いただく」もどちらも謙譲語なので、敬意をあらわすつもりで相手に対して謙譲語を用いるのは、極端に言えば「...いただいた粗品は...」と言っているような違和感と同じで?と感じます。だだし、「お申込みいただけます」は?ですが、正しい表現が何かはよくわからないのが悲しいところです。余計なことでしたら申し訳ありません。--PorcupineWorks会話2012年11月20日 (火) 13:16 (UTC)[返信]

「お申し込みいただけます。」は、「お申し込みになれます」とあるべきところでしょうか。参考サイト - ご利用いただけます、○○いただけます--116.83.7.198 2012年11月20日 (火) 13:40 (UTC)[返信]
取り下げ コメント 問題にしていらっしゃるのがウィキペディア日本語版内で使用されている文章だという前提で。
受身+謙譲で相手への尊敬を表す「いただく」を「いただける」とするのは、国語辞典では(そもそも例文数が多くないので)確認できませんでしたが、研究社の『新和英大辞典』の「いただく」の項には多数の用例がありました。広く用いられている表現ではあるようです。
「お申し込みいただけます」に違和感を感じるかどうかは、年代だけではなく、地域差もあるかもしれません。個人的には「お申し込みになれます」という表現はやや横柄に感じます。「お申し込みが可能です」、あるいは(やや長ったらしいですが)「お申し込みいただくことが可能です」とするのはどうでしょうか。 --KAWASAKI Hiroyuki会話) 2012年11月20日 (火) 16:20 (UTC)、一部除去: 2012年11月20日 (火) 16:24 (UTC) 誤りがあったので、いったん取り下げます。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2012年11月21日 (水) 11:16 (UTC)[返信]
ShikiHでございます。「いただく」については文化庁が平成19年に「敬語の指針」p40で見解を示しています。http://www.bunka.go.jp/bunkashingikai/soukai/pdf/keigo_tousin.pdf このURLで見ていただけます。をご覧下さい。ご参考となれば幸いです。--ShikiH会話2012年11月21日 (水) 09:30 (UTC)[返信]
コメント 具体的にどの文章を問題にしていらっしゃるのか分からないのですが、ウィキペディア日本語版内で使用されている表現だという前提で。
大辞泉の8(1)・(2)や大辞林の[4](ア)・(イ)で示されているように、「いただく」は書き手(正確には動作を受ける側)が主語となる表現です。
116.83.7.198さんが紹介していらっしゃるサイトの説明は正直あまり分かりやすくないと思いますが、「いただける」が誰にとっての可能か、を問題にしているようです。
  1. 書き手にとっても読み手にとっても可能 - サイトが例示している「お分かりいただけただろうか」(○ 私は分かってもらえただろうか)、依頼表現の「通訳していただけますか」(○ 私は通訳してもらえますか)など。
  2. 読み手にとっての可能であって、書き手にとっての可能ではない - 今回の「お申し込みいただけます」(× 我々は申し込んでもらえます)、サイトが例示している「ご利用いただけます」(× 私は利用してもらえます)など。
1.と2.はかならずしも明確に区別できるわけではありませんが、2.の傾向が強い表現では違和感を感じる人がいる、ということかと思います。ShikiHさんが示してくださった文化審議会国語分科会の答申「敬語の指針」pp. 36 - 37ではこの表現も容認しているようですが、違和感を感じる人がいるのであれば、使用には注意したほうがいいかもしれません。
ただ、「お申し込みになれます」のような読み手を主語とした可能表現はやや不躾に感じます(「敬語の指針」pp. 47 - 48の「能力などを直接尋ねることの問題」と似たケースだと思います)。
この場合、いわゆる無生物主語を用いて、「お申し込みが可能です」とするのが無難ではないでしょうか。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2012年11月21日 (水) 13:15 (UTC)[返信]
コメント お申し込みいただけますに限らず、気になる表現・言い回しを見つけたらその場で訂正していただければと(←これは正しい使い方ですよね?)。ウィキペディアにあるたいていの文章は、その場ですぐに修正することができます。私は敬語はよく知らないですが、違和感を感じる人がいる時点で敬語表現としては失敗しているかなと思います。--Bugandhoney会話2012年11月21日 (水) 15:32 (UTC)[返信]
PorcupineWorksです。皆様、ご意見ありがとうございます。ご意見をもとに考えました結果、「(...という手段で)お申込みいただけます」に対しては、「(...という手段を)用意しております。」あたりも候補の一つかと思いました。もっとも、この「お申込みいただけます」が日本語Wikipediaのどこに記載されているか、いまだにわからないので、もう少し調べてみようと思います(途中でギブアップする可能性大ですが...)--PorcupineWorks会話) 2012年11月22日 (木) 14:08 (UTC) 一部修正--PorcupineWorks会話2012年11月22日 (木) 14:16 (UTC)[返信]
コメント おそらく、PorcupineWorksさんが書いていらっしゃった寄付金募集関係のメッセージで使用されていたのでしょうが、#上部に表示される寄付金募集の翻訳についてWikipedia:井戸端/subj/上部に表示される寄付金募集の翻訳について)でAkanijiさんが紹介していらっしゃるm:Fundraising_2012/Translation/Landing_Page_and_Banner_messages/jaではそのような表現は確認できないので、すでに使用されていない文章かもしれません。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2012年11月22日 (木) 14:46 (UTC)[返信]
私もメタやコモンズで検索したけど何も見つかりませんでした。たぶんもう直ってますね。--Bugandhoney会話2012年11月26日 (月) 17:40 (UTC)[返信]
コメント皆様、コメントありがとうございます。私も、昨日、再度「寄付のお願い」が上部に表示されたので、注意深く読んでみましたが、確かに「お申込みいただけます」はなくなっていました。少し安心しました。(と、いうわけで、本件に関しましてはギブアップいたします。ありがとうございました)--PorcupineWorks会話2012年12月1日 (土) 10:37 (UTC)[返信]

コメント皆さん、「お申し込みいただけます」は文法的には正規の表現でなく、省略形ということに言及してらっしゃらない。「いただく」は「もらう」の謙譲語なので、本来は「動詞+て」に付きます。「申し込み」という名詞には「もらう」は付きません(×申し込みもらう)。よって、問題の表現も正規の形にすれば違和感はかなり軽減するはずです。「お申し込みしていただけます」or「申し込んでいただけます」。

次の問題として、相手側の可能(申し込める)を表すのに、自分側の可能(いただける)で表現できるか?と言う問題があります。でも、これは敬語の使い方の問題とは少し違います。なぜなら「申し込みしてもらえる」or「申し込んでもらえる」という普通語でも同様の事が言えるからです。

で、私見ですが、これらの表現はOKですね。自分側の都合により、相手側が可能かどうかが決まるわけで、「貴方が私の都合に合わせてくれる事で、私は貴方にしてもらえる。」という感謝の表現だからです。件のHPで弾劾されている、「各種割引券を、ご利用(して)いただけます。」は、私はちっとも不自然とは思いません。もし、「いただける」が不自然というならば、その基本形である「いただく」、さらには普通語である「もらう」自体の禁止が必要でしょう--124.84.97.167 2012年11月24日 (土) 03:58 (UTC)[返信]

情報 前述の「敬語の指針」 p. 27 【一般形の主な例】、大辞泉の8(2)、大辞林の[4](イ)では「お申し込みいただく」(「お」 + 連用形「申し込み」 + 「いただく」)を認めています。「お申し込みしていただけます」だと、「お申し込みして」が相手側の謙譲語になってしまいます(「敬語の指針」 p. 31 【不適切な敬語連結の例】)。
なお、「申し込む」は謙譲語ではありません(「敬語の指針」 p. 39 【14】)。本例では「ご応募」「御応募」も不適切だと思われます。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2012年11月24日 (土) 12:29 (UTC)[返信]
コメント 慣習的に認められいても、「いただく」は「動詞+て」に付くのが文法上の本来の形である以上、それから外れた用法には違和感が出るでしょう。最初の質問者の方がおっしゃったのは、まず「違和感」です(件のHPでも、省略された「して」を補うことにより、違和感は少なくなる旨を言っておられます)。次に、「お申し込みして」は謙譲語でないので、「不適切な敬語連結」にはなりません(自分が申し込むときに「はい、お申し込みします」と言いますか?)。同様に、「ご応募」も謙譲語ではないので、不適切な敬語連結にはなりません。
繰り返しますが、今回の表現が正しいかどうかは、「いただく」という敬語表現の問題ではありません(「いだだく」自体は『敬語の指針』でOKとされている以上OKでしょう)。相手側の可能を表すのを、「いただける」「もらえる」という自分側の可能動詞で表現できるかが問題なのです。「いただく」が問題なのではなく、「いただける」「もらえる」が問題になっているのです。『敬語の指針』をいくら読んでも、今回の「いただける」が正しいかどうかは書いていません。(許可してもらうための「いただける」は書いてますが)。その上で、私は大丈夫と言う意見です(理由は前述)。--114.148.130.196 2012年11月24日 (土) 13:57 (UTC)[返信]
「追伸」:散々ぶっといて何ですが、公共の文書上では、「違和感」を持つ人がいる以上は、今回の表現は控えた方が良いのかも知れません。他にも言い回しが出来るのなら、こだわる事はないと思いました(個人的には、正しい表現と思うので使用は控えませんが)。--114.148.130.196 2012年11月24日 (土) 14:18 (UTC)[返信]
情報 文化庁のウェブサイトは2012年11月25日までサーバメンテナンスのため運用を停止しているとのことで(Googleのキャッシュ)、「敬語の指針」はオンラインでは現在閲覧できないようです。気がつかず、失礼いたしました。 --KAWASAKI Hiroyuki会話2012年11月24日 (土) 16:21 (UTC)[返信]