Wikipedia:井戸端/subj/日本語版以外での肖像権侵害の疑いのある画像

日本語版以外での肖像権侵害の疑いのある画像について[編集]

以下の内容は私がノート:坂井泉水で質問した内容(「」でくくってある部分)です(冒頭の部分や表現は多少変えています)。

坂井泉水さんの他の言語のページにおいて、遺影の画像が流出しています。その流出しているページは、

  • 英語版
  • フィンランド語版
  • フランス語版
  • インドネシア語版
  • ハングル韓国語版
  • ポーランド語版
  • アラビア語版

です。このうちアラビア語版では、止まっていた時計が今動き出したのジャケット画像の流出を確認しました。この画像についてはZARDのアラビア語版での流出も確認しました。これに関しましては何か問題があるのでしょうか。」

この質問を出したところ、ish-kaさんからこちらで時々話題になるということを聞きました。私自身は編集を始めてまだ2ヶ月も経っていないため、どう対処したらいいのかが分かりません。どうすればいいのでしょうか。皆さんの意見をお願いします。--Tomoaki uchida 2007年6月29日 (金) 06:35 (UTC)[返信]

ちょっとだけ補足。俺が言おうとしていたのは「他言語版の問題の処理は他言語版の中でやるべし」という結論になったものが以前にあるよ、ということです。つまり、「他言語版での画像流出などは、当該言語版内で処理されるものである」ということ。確か「HYDEの本名を記載する他言語版のbot(確かフランスだったような)があって、jawpでは本名記載はすべきでないから除去するんだけど、botによってかかれちゃうんでどうしよう?」って話だったと記憶しています。このあたり、補足出来る方がいらっしゃると非常にありがたいのですが。俺からもこの点お願いしたいのですが…。あるいは、もっと直接的に上の質問への回答でももちろん構わないと思います。よろしくお願いいたします。--ish-ka -s.i.b!- 2007年6月29日 (金) 06:58 (UTC)[返信]
ここは日本語版ウィキペディアですから、ish-ka氏が言うように削除依頼などはそれぞれ個別に対応しないと。仮にここで結論が出ても他のウィキペディアにそのまま持ち込むことは不可能だったはず(逆にアラビア語版で「日本語版ではこう編集しろ」と決定するのは不可能)。蛇足ながら流出というのは内側から外側へ流れ出ることを言うので、外から外への流れには使わない言葉です。--After 0 2007年6月29日 (金) 07:02 (UTC)[返信]
アラビア語版というのは、タイ語版の間違いでしょうか? ジャケット画像の使用に関してですが、著作権に対する考え方が違うはずですので、一概にどうとは言えません。日本語版においては日本国著作権法に定める「引用」の要件を満たさない限り画像を使用することは出来ませんが、たとえば英語版ではアメリカ合衆国連邦法で定められた「フェアユース」の要件を満たせば使用できますので、比較的画像使用の制限は緩いといえます。タイ語版ではどのようになっているのか分かりませんが、日本語版で禁止されているから他プロジェクトでも使用が禁止されるということはありません。他言語版は、他言語版の方針のもとで運用されています。なお、これは肖像権の問題に関しても同様にいえるはずです。--Swind 2007年6月29日 (金) 08:20 (UTC)[返信]
私が確認している限りではMr.Childrenエリック・クラプトン宇多田ヒカルにおいて肖像権の侵害が明らかに認められる画像がアップロードされていました。海外ではどうか知りませんが、日本では少なくとも使用を認められないであろう画像ばかりです。現在は使われていませんが、X JAPANにおいても同様のものが貼られていました。これらは全てコモンにおける流出なので、Wikipedia日本語版では削除されると踏んだ悪質な利用者が日本語の届かない地域にわざわざ貼り付けているのでは? と考えていますが・・・ --DRAGON BALL XYZ 2007年6月29日 (金) 10:35 (UTC)[返信]
アラビア語改めタイ語版では今のところ、フェアユースは認められているような雰囲気ですね。かのアルバムのジャケット画像のには一応、著作権の存在する出版物である旨がきちんと記載されています。
ところで、死亡した人物に肖像権って存在するんですかね。--あなん 2007年6月29日 (金) 11:38 (UTC)[返信]
安全側に倒すのであれば、「存在すると考えていた方が良い」と思います。調べてみるとかなりグレーなので(実際、ノート:坂井泉水のときに調べてみました)、場合によって掲載することが出来るのかも知れませんけど。ただまあ、jawpは法的リスクを出来るだけ回避するスタンスでいますから、やっぱり適切でないと判断されると思います(俺もそう判断します)。--ish-ka -s.i.b!- 2007年6月29日 (金) 11:57 (UTC)[返信]
まず、他言語版での掲載自体は、法的にはOKです。日本には日本の、アメリカにはアメリカの著作権法があるのであって、むこうでは法的に正当な利用に対して「流出」という言葉を使う事に対しては違和感を覚えます。また、肖像権については日本法において明確に定めた法律は存在せず、判例で曖昧に認められている権利です。従って判事の数だけ法解釈があり得るでしょうが、一般的に「公の場所で公然たる活動」を行っている場合は認められないと考えられるのではありませんか?[1] これに基づけばミスチルの画像:Misushifu.jpgなどは何ら問題ないと思うのですが。--朝彦 2007年6月29日 (金) 12:34 (UTC)[返信]
それにしてもミスチルの画像名が「ミスシフ」って…(笑)。--Widehawk 2007年6月29日 (金) 12:43 (UTC)[返信]
そういえば。何気なく見過ごしていましたが、こういう(画像:Misushifu.jpg)ライブでは撮影は禁止されていて、コモンズなどに、画像をアップロードしてはまずいのでは……、と思うのですが。--Widehawk 2007年6月29日 (金) 12:55 (UTC)[返信]
あぁ、そういえば確かに。この画像に関してはモラル的な問題も在りますね… ^^; 少なくとも米国法においては肖像権よりも写真撮影者の著作権が優先すると聞きますので、コモンズにあること自体は問題ないのかもしれませんが。--朝彦 2007年6月29日 (金) 13:14 (UTC)[返信]

(インデント戻します)でも、肖像権の問題ではなく、確かライブ自体が著作権で保護されていて、それを撮影したものをこうやってアップロードする行為は著作権侵害になるはずだと思うのですが…。--Widehawk 2007年6月29日 (金) 13:45 (UTC)[返信]

その解釈は疑わしいですね。音楽自体が含まれる録音・録画ならわかりますが、そもそも著作物が著作物たりうる大原則はそこに創作性があるかどうかです。楽曲には創作性があり、その演奏行為も創作物ですが、歌っている桜井さんの「姿」には創作性はありませんよね。これがライブではなく例えば演劇の一幕だったら、人や物の配置など視覚的なことも計算されていることでしょうから創作性が認められるかもしれませんけど。--朝彦 2007年6月29日 (金) 15:27 (UTC)[返信]
Widehawkさんのいう「確かライブ自体が著作権で保護」とは、実演家の著作隣接権のことではないでしょうか。確かに、実演(ライブ)を無断で録音・録画すると実演家の録音権・録画権を侵害するのですが、写真(静止画)撮影は「録音」や「録画」とは解されていないため、権利侵害の問題は生じません。画像:Misushifu.jpgについていえば、自ら撮影した写真であれば著作権侵害もなく、写真なので著作隣接権侵害もなく、また誰が写っているのかはっきりしないため、肖像権の問題も生じないと考えられます。残る問題は、会場で禁止されているにもかかわらず無断で撮影されたものか否かでしょう。--ZCU(全中裏 改め) 2007年6月29日 (金) 15:39 (UTC)[返信]
ZCUさんの「残る問題」について補足です。国内のメジャーアーティストの場合、一般的にチケットや場内アナウンスで「撮影は禁止」との旨が示されます。ということは「撮影しないことを条件に入場できる」という契約を会場の管理者と入場者との間で結んだことになります。この写真は国内ツアーの様子なので、撮影者はこの契約を破ったことになり、会場の管理者からクレームをつけられても仕方がないように思いますが、いかがでしょうか。--ZERO 2007年6月29日 (金) 16:08 (UTC)[返信]

(インデントを戻します)アラビア語版ではなくタイ語版だったことに関しては、大変申し訳ございませんでした。ここで少し質問を変えさせていただきます。

  1. 私が上記で挙げた版のうちで、どの版では問題があり、どの版では問題はないのでしょうか。
  2. 1. で問題のある版がある場合は、その削除依頼は日本語で行っても大丈夫なのでしょうか。
  3. 2. が不可能な場合はどうすればいいのでしょうか。
  4. 1. で問題のない版は、日本語版では問題になっても黙認しないといけないのでしょうか。

できれば質問の番号をつけて返答していただけるとありがたいです。--Tomoaki uchida 2007年6月30日 (土) 00:44 (UTC)[返信]

韓国語版にアップされた写真は削除されました。ただし、コモンズからの写真は記事に残っています。コモンズに削除依頼を出したほうがよいかも。なお、韓国語版でもジャケット写真はフェアユースを認めていないために掲載不可です。--hyolee2/H.L.LEE 2007年6月30日 (土) 00:32 (UTC)[返信]

  1. あまり簡単に白黒付けられる話でもないのですが一応。ポーランドやインドネシアの法律については知りませんので私は何とも言えません。ただ少なくとも英語版では問題ないとされるでしょうし、おそらく他の言語版でも問題となることはあまりないと思います。さらには日本語版でも問題ないと思っているのですが…
  2. いえ、他の言語版でなんらかの活動をする際はその言語を用いるのが原則です。日本語版においてスペイン語で削除依頼しても(おそらく)相手にされないように。
  3. 一般的な話として、翻訳などで仲介を頼みたい時には各言語版のWikimedia Embassyというサービスを頼むことも出来ます。ただしおそらく大使のみなさんは「英語+(何かの言語)」といった感じでしょう。英語でのお願いが基本となります。
  4. 法的に問題ないならば、使用中止を求める理由はありません。(特に遺影という性質を鑑みても)お気に触ることがあるかもしれませんが、問題ない場合ならばそれでご理解ください、と申すしかありません。--朝彦 2007年6月30日 (土) 03:07 (UTC)[返信]

番号順に。

  1. その国ごとの法律、その言語版でのウィキペディアでの方針や慣習を参照するしかないです。写真自体の著作権の問題もあって、CRICの外国著作権法のページで英仏の著作権法は確認できます。国会図書館を見てみると世界知的所有権機関編『各国著作権法の概要』(1981)というのがあるみたいですが、ちょっと古い。肖像権だと、日本では明文規定はないですから、判例とか学説とかを確認することになります。そのへんも、国ごとに事情は違うでしょうし、たとえば、権利者からの訴えがあった場合に削除するという方針で運営されている可能性もあります。
  2. 禁止はされていないと思いますが、実効性はあんまり無いと思います。英語ならなんとか伝わることも多いと思います。朝彦さんも挙げられていますが、Wikipedia:大使館(こっちは日本語版のなかのページ)あたりもご参照下さい。
  3. その言語が用いられている国の法律を確認して、法的に、または倫理的に削除すべきであるとその言語版で主張/説明して、コミュニティに理解をしてもらうしかないと思います。
  4. 日本語版とは、基本的に関係のないこと、と理解するのがよいと思います。

ZEROさんのご指摘は、難しいところですが、フェス関係だと、撮影区域以外からなら大丈夫な場合もありますし、写真の場合は、その後の加筆が失われるようなこともないので、個々の写真について判断していくということでよいかなと思います。Goodproさんのご意見は、日本語版について検討すべき事で、他言語版まで及ぶものではないでしょう。--Ks aka 98 2007年7月1日 (日) 06:19 (UTC)[返信]